定年オヤジ改造計画

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 126
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396635398

感想・レビュー・書評

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  • いや面白い。
    身につまされないわけでもないけれど、あり得なさそうで普通にありそうなところが怖い。

    まぁ、ボクは大丈夫やけど。
    ・・・と、自信タップリなところが「アウト」なんやろな!

  • 家庭を顧みず、仕事に明け暮れ、家事や子育ては女の仕事と信じていた常雄。
    定年退職を迎え家庭を見直すと、妻も娘も自分を邪魔にする。
    危機を感じた定年オヤジの奮闘記。

    常雄世代の考え方に、私も割と近いところがあるかもしれません。さらに我が夫はかなり子育てにも協力的でしたから、何も不満を感じず今に至ります。
    それでも世の常、このような事は多数聞くので、人事ではないですね。
    常雄が自分で気づき考え方を変えていく姿に好感が持てました。
    きっと幸せな老後を迎えられるだろうと思います。

    最後の孫とのシーン、以前と比較しても、常雄やるな、と思わされ、ニヤニヤしてしまいました。

  • サラリーマン定年予備軍には、結構考えさせられる小説。奥さん、子供から相手にされず、家事・子育てにかかわって来なかったツケが一気に噴出する。定年後、急にバラ色の未来が待っているわけはない。日頃から奥さんや家族と楽しく生活できているか?きちんと家庭で義務と責任を果たしているか?会社以外の世界があるか?旅行や趣味に費やす資金が確保できているか?会社生活の正義は、間違いなく家庭の正義ではない。

  • 定年になると、妻から避けられるようになった男性が、孫の面倒をみることから、世間への見方を変え、精神的なリハビリを試みる。男性に対して見方が厳しいなーと思いつつ、リアルだなーとも思いながら、楽しんだ。

  • これを読んでドキッとしたりヒヤッとした男性もいるんじゃないかと思う。男は仕事、女は家庭って政府の策略だったんだ!と驚き。今は料理や掃除など家事が出来て逆に結婚せずに自分のことは自分で、という男性も増えたらしいけど、庄司は典型的な昔気質の親父。でも逆に言うと、子供との時間、趣味なども犠牲にして仕事に明け暮れるのも切ないなぁと思う。子供と24時間365日離れられなくて閉じ込められ取り残されたような気持ちになるのはすごく分かる。庄司が理解して変わるだろうと予想はついたもののスッキリする読後感で面白かった〜

  • 2018 4 /27

  • 図書館で借りたもの。
    黙る妻、呆れる娘、耐える嫁
    vs
    鈍感な男たち
    崖っぷち定年オヤジ、人生初の子守を通じて離婚回避&家族再生に挑む!

    定年退職して暇を持て余している常雄は、娘から「神話の世界に生きている」と言われるほど。
    ・子どもを産んでない女は半人前
    ・女性には生まれながらに母性が備わっている
    ・子どもが問題を起こしたら母親に責任がある
    などなど。。
    読めば読むほど「なんだこいつはー!!」ってイライラしたよ(笑)

    そんなオヤジも、仕方なくだけど孫の世話をするようになって少しずつ変わっていく。
    やっぱり実際にやらないと分からないんだよね。
    『育児と家事をこなすのは想像していたほど簡単なことではなかった。女なら誰だってできて当然と思っていたのが、今では信じられない。』
    こう思えるようになっただけでもすごい。
    息子も予備軍だと気づき、嫁と結託して叩き直そうと試みるまでに成長しました。
    60過ぎた人が意識を変えるのは、実際は難しいだろうな~。
    でもみんながこんな考えになってほしいよ。

  • 2018/4/17

    さすがの垣谷さん!

    三歳児神話に母性本能...?
    母親には子どもの泣いてる理由は全て分かって、ウンチは臭くなくて当たり前??

    政府の魂胆とは上手いこと言ったなぁ。それなら頭の固いひとたちも受け入れやすそう。

  • いつもどおりの垣谷さんって感じ。
    読みやすいし面白いし、いつも通りのハッピーエンド。

    ただ、子育て世代のワタシとしては、気になる点がいくつか。
    いきなりのジイジお迎えで、チャイルドシートはどうなっているの?(後部座席に2個設置、真ん中にバアバが乗れるのか?)とか。
    そもそも、すべてのママが子育てでヘトヘトってことが強調され過ぎているような。
    孫のママが保育園初日の子供を心配している感じもなくて、ドライすぎ。

  • 久々の垣谷さんの新刊でうれしかった!
    あいかわらずの垣谷さん節で今回も幸せな読後感ーー♪
    常雄さんの母親礼賛っぷりに、疑いの目を向けて読み進んでたけどやっぱりね(笑)
    表紙に葵ちゃんだけいないのが残念だったー。

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