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- / ISBN・EAN: 9784396635824
感想・レビュー・書評
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話の展開が面白くて自分が想像していたさらに先を行ってました。もしやこの人が犯人なんじゃ!?と思っていたのですが(当たってましたー!)こういうことだったのか!とあとからいろいろ繋がってきて納得。後半は、特に一気読みでした。
美華ちゃんと娘が同い年、しかもバレエをやっているなど共通点がありドキドキしながら読んでいました。
宇佐美まことさん...はじめての作家さんでしたが、他の作品も是非読んでみたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
インパクトには欠けるものの、広げられた個々の題材がどう繋がりどう収束するのか…予想できた箇所も含めて興味が尽きない、読ませてくれる作品だった。
相反するものは常に背中合わせ。ふいに反転する瞬間、善意だと信じる悪意、歪んだ判断力で選り分けられるその怖さが心に残る。
そして黒い過去に囚われた人生、白い未来を必死に求め足掻く姿…再生の物語はやるせなさ、哀しみもしっかり残す。
章タイトルがこれまた印象的だった。声に出してつぶやきたくなる雰囲気を漂わせる後半の章タイトルに特に心が疼く。-
こんばんは(^-^)/
宇佐美さん、どこかで聞いたような…
くるたんが紹介してくれたかな?
インパクトに欠けるんだね。
でもく...こんばんは(^-^)/
宇佐美さん、どこかで聞いたような…
くるたんが紹介してくれたかな?
インパクトに欠けるんだね。
でもくるたんのレビュー読むとすごく面白そうに感じるわ(⁎˃ᴗ˂⁎)
今年もたくさん紹介お願いします♪2020/01/12 -
けいたん♪おはよう♪
そう、宇佐美作品はおススメしたい作品が多いよ♪
私は短編が好きかなー。
こちらこそまたいろいろ教えてね٩(ˊᗜˋ*...けいたん♪おはよう♪
そう、宇佐美作品はおススメしたい作品が多いよ♪
私は短編が好きかなー。
こちらこそまたいろいろ教えてね٩(ˊᗜˋ*)و✧*。2020/01/13
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宇佐美さんの本3冊目。
そして、3冊ともはずれなし。
たくさんの伏線や細い糸が最後きれいに繋がって、いろんな謎がスルスルと解けていくようで爽快。
登場人物全てに表の顔と裏の顔があり、意図して秘密の顔を持った人、意図せず持った人もいて嫌悪と同情が入り乱れ。
7月からWOWWOWでのドラマ化。タイムリー。見ないけど。
読み終わって、ドラマのキャストを見てニマニマ。
若院がV6の三宅くん。ほほーなるほど。大黒様の財前直見は綺麗すぎて微妙だな。 -
圧巻、言葉がない。何というか、もの凄い作品を読んだというより「読まされた」ことに圧倒されている。
行間はぎちぎちのミステリで充たされているのに、すべてを見渡し終えると、入念かつ綿密に構成=計画され、あらゆるジャンルを跨いで描かれた作品であることに度肝を抜かれた。
読み進めながら、ずいぶん大風呂敷を広げているなと感じていたが、全ての伏線が一本の糸を撚り合げるように回収され、作者の胆力と力量に驚愕する。
必読の書!
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因果応報、しかも自分がやったことの報いが、自分に直接ではなく愛するものに災いが降りかかるという形でやって来たらーー。てんでばらばらだと思ったものが見事に繋がっていって、最後まで一気に読んだ。面白かった。
今度WOWOWでドラマ化するというので楽しみ。 -
<奇>
先日 Twitterで女流作家の近藤史恵さん( 代表作『サクリファイズ』)と福田和代さん(代表作『TOKYO BLACK OUT』)が,読者から「作者は男性作家だと思っていた」と云われた経験が二人ともある,という話題で盛り上がっているのをたまたま見かけた。
へえ,宇佐美まことの様に女性が男性的筆名を使っている例は枚挙にいとまが無いが,女性的筆名を持った(もしくは本名?)女性作家さんをつかまえて「男性作家だと思ってた」とは一体にどういう料簡だ!? おそらくその時の作品の内容/中身から判断しての発言だろうなぁと云う事はなんとなく想像できるのだが,それにしてもお二人の筆名はどう読んでも女性だし。僕は女性的な筆名を持った男性作家の例を知らない。Twitterでの話しホントかなぁw
・・・と,僕は感想で本のネタバレに繋がるあらすじ的な内容には一切触れない事にしているので,ついついこういう話題になってしまう。今作はそうでもしないとつい物語の根幹にかかわる部分を書いて仕舞いそうだったのでこうなった。
さて、事実は小説より奇なり という諺?があります。でもこの作品は小説なのに奇なところを投げやって放ったらかしたままにしている!と思いました。(宇佐美まことの作品にはどうやらそういう癖が少しずつあるような気がしてまいりました)
まことにスマヌ。 -
この世で人間が一番恐ろしい。
正しさ、善し悪し、とは何なのか。
そういうものを考えさせられた。