とりどりみどり

著者 :
  • 祥伝社
4.17
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本棚登録 : 146
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396636418

作品紹介・あらすじ

万両店の末弟、鷺之介が齢十一にして悩みがつきない原因とは――。
時代小説の名手が描く、ホロリと泣かせる大江戸謎解き物語。

万両店の廻船問屋『飛鷹屋』の末弟・鷺之介は、齢十一にして悩みが尽きない。かしましい三人の姉――お瀬己・お日和・お喜路のお喋りや買い物、芝居、物見遊山に常日頃付き合わされるからだ。遠慮なし、気遣いなし、毒舌大いにあり。三拍子そろった三姉妹の傍にいるだけで、身がふたまわりはすり減った心地がするうえに、姉たちに付き合うと、なぜかいつもその先々で事件が発生し……。そんな三人の姉に、鷺之介は振り回されてばかりいた。
ある日、母親の月命日に墓参りに出かけた鷺之介は、墓に置き忘れられていた櫛を発見する。その櫛は亡き母が三姉妹のためにそれぞれ一つずつ誂えたものと瓜二つだった――。

感想・レビュー・書評

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  • まぁ良かったです。

  • 面白かった!
    鷺之介はクセは強いけど良い人達に囲まれて成長していくんだろうなー。
    テンポも良くてあっという間に読み終わってしまった…

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著者プロフィール

1964年北海道生まれ。2005年『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。12年『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞、15年『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞、21年『心淋し川』で第164回直木賞を受賞。他の著書に『御師 弥五郎』『六花落々』『銀杏手ならい』(以上、祥伝社文庫)、『六つの村を越えて髭をなびかせる者』『婿どの相逢席』『首取物語』など多数。

「2023年 『とりどりみどり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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