本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396650391
感想・レビュー・書評
-
ナチス兵とフランス人を両親に持つ著者の自伝です。
ドイツ人との混血児は忌み嫌われ、生まれた瞬間から迫害される運命を背負います。
戦争は終わりますが、残る憎しみは罪無き新たな世代にも波及してしまうのです。
平和な時代に戦争を意識しながら成長した著者は、想像を絶する葛藤を抱え苦しんでいます。
同じく枢軸国として敗戦した日本と比べ、戦後の風当たりを強烈に感じさせます。
戦後処理を終え、戦争を教訓に共存共栄を目指す頃合いであると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示