「楽勉力」で子どもは活きる!

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396681111

感想・レビュー・書評

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  • 2009年2月25日
    『「楽勉力」で子どもは活きる!』
    著:親野 智可等
    祥伝社

    どうやったら長女が、勉強が楽しくなるか!?を模索するために、図書館でこの本を借りました。

    いろんな「家庭でできる楽しい学び」の方法が載っています。

    でも、これはぜったいに押し付けちゃダメなんだって。イヤイヤじゃなくて、楽しくやることが一番大切。押し付けてしまったら、嫌になって、むしろ逆効果。

    時には、子どもが乗ってこない「楽勉」もあるでしょう。でもそれはその子にあってなかっただけ。絶対に押し付けない。ほかの方法を探す。

    楽しいことはいいことだ☆
    でも、それでも私は、頭の片隅で思ってしまう。

    ここまでおだてたりすかしたりして、
    なぜ勉強なんてしなければいけないのか?

    「学校での成績があがる」こと以外に、何か役立つのか?

    学校というのは基本的に「社会人養成所」なわけだから、現代の社会に役立つ人間を作るためにあるんだと思う。

    現代の社会に役立つ人間って、

    残業いっぱいでも文句言わずに、、幸せとか不幸せとか考えずに、ノルマを達成し、経済を成長させる兵隊。(受験戦争というのは、このような人間を作るのに、全くよくできた仕組みだと思う)

    学校の勉強って、心が豊かで幸せな大人になるために、本当に必要なことなんだろうか?

    心が豊かになる勉強をしたい。させたい。

  • 生活や遊びの中で楽しみながら。
    少しの発想の転換と心がけ
    とおっしゃっています
    親日々アンテナ張って知識になりそうなことを
    生活の中でさり気なく刺激する
    親は大変かもしれませんが無理ない範囲で


    算数のある体験的な生活
    数える唱える

    百玉そろばん
    母問題
    星座カルタ
    漢字カルタ
    親子日記
    国語辞典
    博物館
    テレビで出てきた地名
    学習まんが
    生活に知識の杭

  • 日常のなかで勉強になることはどんどん取り入れて生活しようという内容でした。
    米粒を数えて100以上の数を学んだり、家族でカステラを分ける時に分数を学ぶなど日常のちょっとしたことをするときに、親が問題定義したり、数字と結びつけたり、虫がいたら調べたりなどなどでした。

    さらっと流してしまう日常の小さなできごとを意識して学習に変えるという思考は、日頃から実践しないと親もつい忘れがちなので、忘れずに日々意識して教えて行こうという心構えを得るためには良い本でした。

    こんなときはこうするといいという実例が、国語、数学、理科、社会と科目別に沢山のっているので自分でも思いつかないアイデアの参考になります。

    本を読んだ直後は意識してやるのですが、親が子どもにしてあげられることは常に親も本を読んだりして学ばないと忘れがちなので、常に意識できるように親としての学習本を読んで行こうと思いました。

    言っている事は簡単な内容だと思いますが、実行するとなると日々のことなので大変です。
    小さな積み重ねが大事だなと改めて感じました。

  • 生活の中に自然なお勉強を取り入れること。
    これを読んで、100均で日本地図パズルやら探しているが、見当たらない。
    けど、たくさん心がけたいと思う。

    本を置いておく、読まなくても、いつか読む日が来るかもしれない。

    自分で選ばせると、読むことが強制されてしまうので、読書が嫌いになってしまう、というのは、本書に記述ではなかったかもしれないが、その通りだと思った。

    小学生新聞を読ませるというのは、2年生には少しハードルが高いかな?
    時間が足りない。

    [more]
    (目次)
    第1章 「楽勉」とは何か?
    第2章 算数のある生活
    第3章 理科のある生活
    第4章 国語のある生活
    第5章 社会のある生活
    第6章 「学習漫画」は楽勉の最高傑作
    第7章 ちょっとした知的刺激で生活の中に「知識の杭」を立てる
    第8章 「楽勉カルタ」で楽々暗記ができる
    第9章 「ヒャッキン(百円均一ショップ)」の楽勉グッズ
    第10章 1日1記事!「小学生新聞」で学力は必ずアップする

  • [墨田区図書館]

    親野智可等さんの本を三冊まとめて借りてきたうちの一冊。

    大雑把にいって、楽勉力のために、親は子供の成長(苦手意識や分野)や、学習進度を意識しつつ、日生活の中で各種の知識に関する杭(話題や経験)を提供して、実際に習うその時までに下地力をつけようというもの。

    また、その助けとなるものとして、各種カルタ、親子日記、国語辞典、地図帳、学習漫画、百均グッズ、朝日小学生新聞などを挙げて紹介した本。

    さして目新しい内容もなかったので、★2つ。

  • 100玉算盤、学習漫画、知識の杭、子供新聞

  • 学習漫画の薦め、親のちょっとした工夫で子供を伸ばす、子供新聞、辞書、地図帳、手作りカルタの有効利用。

  • 国語辞典と地図帳、学習漫画を買いたくなりました(^^)
    あとは・・・子どもたちがのってくれればいいのですが・・・笑

  • S太朗5歳2カ月、Iちゃん2歳1カ月で読んだ本。ものすごく勉強になりました!!図書館で借りたけど、買おうかな?と思っています。

  • もう何冊も親野智可等さんの本は読んでいるので、何度も同じ記述に出会っているのですが、なかなか実行に移せずにいます。

    読んで、気になった個所をメモし、少しずつでも実行に移していきたいと思います。

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著者プロフィール

親力アドバイザー、教育評論家。
本名 杉山 桂一。長年の公立小学校教師経験をもとに2003年からメールマガジン「親力で決まる子供の将来」を発行。具体的ですぐできるアイデアが多いと評判を呼び、新聞、雑誌、テレビ、ラジオなど各メディアで絶賛される。また、子育て中の親たちの圧倒的な支持を得てメルマガ大賞の教育・研究部門で5年連続第1位に輝いたこともある。読者数も4万5千人を越え、教育系メルマガとして最大規模を誇る。
おもな書籍に『「親力」で決まる! 子どもを伸ばすために親にできること』『親野智可等の学力が伸びる「作文力」教室』(ともに宝島社)、『小学生の学力は「ノート」で伸びる!』(すばる舎)、などがある。
人気マンガ「ドラゴン桜」の指南役としても著名(マンガ7巻に登場)。全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会、先生や保育士の研修会でも大人気。 http:www.oyaryoku.jp
メルマガ 45000人、Twitter 44000人、Instagram 1万人、YouTube 7900人

「2022年 『子育て365日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

親野智可等の作品

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