致死量ドーリス (Feelコミックス)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 1456
感想 : 180
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396761776

感想・レビュー・書評

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  • 歪んだ感情が詰まってる。

    独占欲、支配欲、屈折した愛情。
    ある意味まっすぐな感情。

    密な個室で
    永遠に二人の世界を保っていることは
    こんなにも難しいことなのかと
    感心させられてしまいました。

  • 素敵。綺麗。

  • 楠本まきさんのマンガ。

    2色刷りが楽しい1冊。

    パンクです。

  • 当時、多感な高校生のあたしは完璧にヤられた。
    コマの使い方と配色、細い線、儚いキャラクター

    読後感は良くないけど、何度も何度も繰り返し読む

    儚さと刺激を求めて

  • 結構前に買って読んだのですが最近また読みました。
    絵が綺麗です。
    でもタイトルからも連想できるように内容はハードです。
    普通の人は何でもないのかな?
    私のような精神的に壊れかかっている人間が鬱の時に読むと、深い闇に引きずり込まれそうになります。
    でもそれが分かっていながら、闇の底を見たことのある人間は何故か懐かしさのようなものを感じて何度も読んでしまう、そんな本です

  • 14歳のあたしにとって、蜜は理想の女の子でした。

  • おちこむなあ。

    むしろ落ち込んだ時に読む。

  • これは一種のナルシスの愛に思えました。

    自分の歪な愛への幻想が現実に体現すれば、それは紛れもなく自分自身を愛することと似て。しかし自身だけを永遠に愛する事が、通常、ならば難しいように崩壊してく世界。

    愛を哀してる話

  • 読んだ後の感じが、好き。
    何度も読み返してます

    私も最期は蜜のように死にたい

  • ドーリス。その体の細さも肋骨の明確さも精神の不安定たる強固さも狂気に近い健常さも、すべてが美しい。とても美しい。美しいと思う。わたしはドーリスではない。ドーリスになりたいなどと思わない。わたしが、ドーリスになれるはずなどそもそもない。なぜならドーリスは別格なのだ。別格。「ドーリス」。なぜならそれはドーリスなのだから。ドーリスでしか、あり得ないから。
    楠本さんはなんという壮絶な作品を描かれたのか。

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著者プロフィール

16歳の時に『週刊マーガレット』でデビュー。その後、「KISSxxxx」(集英社)、「Kの葬列」(集英社)、「致死量ドーリス」(祥伝社)などの作品で熱狂的な人気を博した。2020年には最新作『赤白つるばみ・裏/火星は錆でできていて赤いのだ』(集英社)を刊行。フランス、イタリア、アメリカ、韓国など、海外でも翻訳本が出版されている。イギリス在住。

「2021年 『線と言葉 楠本まきの仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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