DOLL 1 (Feelコミックス)

著者 : 三原ミツカズ

• 祥伝社 (2000年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[hetarebooksさんの感想 · 2014年3月20日]

近未来、人々は精緻なアンドロイド【ドール】を作り上げた。
美しい姿と様々な能力を備えた彼女らに感情はなく、人間のあらゆる欲望を叶えてくれるのだが・・・。

造り上げられたモノに、命はないのか。
命をもたないモノに、心はないのか。
せつない余韻が残ります。

[もーゆうさんの感想 · 2011年7月7日]

イラストに惹かれて全巻購入。
こういうお話だとは思わなかったけど、好き。
登場するキャラクターのファッションがとても綺麗。
ビジュアル的にも見ていて飽きないです☆*ﾟ

[猫丸(nyancomaru)さん · 2013/06/21]

｢イラストに惹かれて全巻購入。｣
何冊ですか？
実は、三原ミツカズって気になるけど、読んだコトがない。人形好きなので読みたくなってきました。

[もーゆうさん · 2013/06/22]

こんにちは☆
全６巻セットです。
ゴスロリテイストのファッションのキャラが沢山登場します。試しにﾚﾝﾀﾙをしてみてはいかがですか。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2013/06/24]

｢全６巻セットです｣
有難うございます。
長さ的には申し分ないから、レンタル店探してみます。。。

[sayaさんの感想 · 2024年1月14日]

失った人の代わりにドールを持ちたいと思えばその人の記憶を植え付けたいと思うだろう。
法でそれを禁じるのは確かに必要なのかもしれないが、理想通りの振る舞いをしてくれる理想通りの見た目をした人の形をしたものが、本当の人間ではないことはそんなに問題なのだろうかとも思う。
それがプログラムされたものだとしても自分が欲しい言葉をくれるならそれで良い気もしてしまうのだ。

[才谷さんの感想 · 2017年3月17日]

良作。人物もあまりくどくないし読みやすい。

[knkt09222さんの感想 · 2016年7月14日]

ＳＦと呼ぶには抵抗がある。
サイエンスの部分が丸ごと端折られているからだ。
しかし設定、世界観、短編が連なって長編にという手法、それぞれ良質なＳＦに近い。
感性的ＳＦ。
感性に寄りかかったＳＦ。

非情な筆致というあざとさ。

ゴシックファッションはやはりよいなぁ。

[かえるぴょんさんの感想 · 2014年5月7日]

全06巻　完結

[ぶんぶんさんの感想 · 2010年9月17日]

うっかり100円で２～６巻を買ってしまった。後悔はしていない。
１巻もそのうち買う。多分。集積回路のヒマワリを読んだことある人は続きが描いてあるのでオススメ。

[sinku.さんの感想 · 2010年5月16日]

全六巻。
人型アンドロイド「ドール」の話。

よく使われるテーマですが、あくまで人形は人形に過ぎず、人間について描かれているのがこの作品の特徴でしょうか。
悲しいとか嬉しいという感情も所詮インプットされたもので、その範囲内でしか反応を返せないという。
虚しい事なんですが、それ自体を悲劇とするのではなく、むしろそんなドールに関わる人の感情を描いている気がする。

ちょっとずつ繋がって一つの話になっていきます。
『集積回路のヒマワリ』にバニラの話があるので、それを先に読むのがオススメ。
相変わらずゴシック衣装は美しいです。
ドールだからこそ気兼ねなく着せている感じがする(笑)

[ミートさんの感想 · 2010年3月8日]

短編のように一話一話完結なんですが、
後半、その一話一話の伏線を回収し涙無しには読めませんでした。
人の心に住まう闇と心を持たないドール、そしてドールの人との触れ合いのお話。
そしてさらに人と人との触れ合いの話。

[mikatsuさんの感想 · 2009年10月6日]

全巻有り。