監督不行届 (FEEL コミックス)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 2740
感想 : 404
  • Amazon.co.jp ・マンガ (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396763534

感想・レビュー・書評

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  • 噂には聞いていたけど、庵野秀明は安野モヨコ無しでは生きてはいなかった、という説は信憑性があるような気がしてきた。

    もちろん、自殺を思いとどまらせたとかのエピソードがあるわけではない。し、鬱病のことも一切出ていない。それどころか、延々、カントクくんのオタク具合に振り回されて、次第と夫婦とも似た者同志になって行く様を21話かけて描いているマンガである。奥さんは鬱病を治したのではなくて、夫を人間に戻したのである。圧巻は巻末14pもかけて三段組の細かい文字で「用語解説」がついていること。コレもしかして監督自身が書いた?

    しかも、巻末に庵野秀明自身がインタビューに出ていて、自身の暴露マンガなのに妻のマンガ応援に一役も二役も買っている。そして、そこで言っていることが10数年経って見事に今年の「シン・エヴァンゲリオン」に、そのまま繋がっている。ように思える。だとしたら、やはり、真希波・マリ・イラストリアスのモデルは安野モヨコということになろうかと思える(外見ではない)。
    ウソだと思うなら確認して欲しい。インタビューで庵野秀明は、妻を評してこう言っている。
    「嫁さんのマンガは、マンガを読んで現実に還る時に、読者にエネルギーが残るようなマンガなんですね。読んだ人が内側にこもるんじゃなくて、外側に出て行動したくなる。そういった力が湧いてくるマンガなんですよ。現実に対処して他人の中で生きていくためのマンガなんです。嫁さん本人がそういう生き方をしているから描けるんでしょうかね。「エヴァ」で自分が最後まで出来なかったことが、嫁さんのマンガでは実現されていたんです。ホント、衝撃でした。」
    「シン・エヴァ」のラストは、まさにこの本の刊行の2005年から決まっていたのである。

  • 昔、テレビみてたら庵野監督がイベントで舞台に登場。
    その姿に「すごい好みの人がすごい好みの作品を作ってた!」と驚きファンに。
    漫画家の安野モヨコさんと結婚したときはショックだったけど、「まあ、モヨコさんならいいか...」になった(笑)
    このエッセイ漫画はそのWアンノ夫妻の日常を面白おかしく綴ったもの。庵野監督、手がかかるのね...。
    他のかたも書いてらっしゃるように、巻末の監督インタビューは必読。
    モヨコさんへの愛に感動した。

  • 安野モヨコ・庵野秀明夫婦の日常を切り取ったような作品です。

    NHKのプロフェッショナルで庵野秀明さんが特集されていたのを見て、改めて「おぉ!Wアンノだ!」と思って購入しました。

    とにかくオタク全開なご夫婦の様子が終始書かれているので、オタ要素がある方は共感できると思います。(私にはまったくオタ要素がないので、分かるーとかはありませんでしたw)

    なんだか素敵なご夫婦だな~と思いました。

  • ダンボールから出てきたので再読。モヨコ先生のコメディはやっぱり楽しい。日本のオタク四天王・庵野秀明と結婚したモヨコ先生の「オタよめ」道。巻末にはオタク用語の解説もあるので、非オタにも優しい親切設計です。

  • めちゃくちゃオタクな庵野秀明と結婚した安野モヨコのオタク生活が描かれたマンガ。

    うーん、庵野秀明すごいな…
    そして、安野モヨコも…

    これくらいオタクじゃないとダメなんだなぁ。他の人よりちょっとセンスがいいとか、そんなんじゃないんだ!

    この本を読むまであまり知らなかったけど、二人の好き合っている感じが滲み出ていて二人に興味が湧きました。

    オタクの定義が面白い。僕の周りにもいるな…効果音を口に出す人や、驚いた時にわざとどもる人。そうかあいつ…オタクか。

    巻末にある庵野秀明インタビューがいい。

  • 今日は仕事で疲れたからコミックにしようと読んでみた。

    これはラブラブな本だ。
    安野さんの旦那様愛が溢れている。
    そして、庵野さんのインタビューもこれまた奥様への愛に溢れていて、
    なんだこれは(笑)って感じです。いい意味で。

    素敵なご夫妻でいいな~~~

  • 面白い。つい読み返してしまう。オタクってすごい…!ちょっと尊敬。そして羨望。

  • 久しぶりに再読しました。この漫画を読んだきっかけは「アオイホノオ」で庵野さんの学生時代の話を読んで「この人は一体どういう人なんだ?」という興味が湧いたからです。

    結局こちらの「監督不行届」を読んでも「この人は本当にこういう人なのか?」という新たな興味に変化しただけでした。

    それから数年経った今でも、庵野さんに関するインタビューや記事を見つけると必ず目を通すようになりました。

    数年経っても未だに興味をそそられ続ける、不思議な魅力を持った人物だと思います(私だけかもしれないけど)

  • 2021.5.8市立図書館
    ぼーずがハマったエヴァンゲリオン、NHK「プロフェッショナル」などで庵野秀明と安野モヨコに興味をもち、借りてみた。
    2002年3月に結婚してからの日常をネタにしており、初出は「フィールヤング」(祥伝社)2002年4,6,8月号、2003年1〜6月号、2004年2〜12月号+描き下ろし番外編。巻末に庵野秀明による解説、(主にオタク)用語解説、フィルモグラフィー、と十数年前の庵野秀明さんのことがまとまった記録になっている。
    結婚によって、庵野秀明が衣食住全般で劇的に変わった部分も少なくはないが、安野モヨコ自身もじわじわとだいぶ変わってきているというところがポイントかな。
    最後の方の鎌倉の一軒家や飼うことになったねこのジャックがその後の「オチビサン」につながるのだと了解。

    アニメのほうの初回を見ているぼーずもざっと読んだっぽい。

  • 今や時代の人となった庵野秀明、そして急に売れ出したと言う本作をブックオフで手に入れ読んでみる。作品はかなり以前に描かれたものだが、まさか安野モヨコと結婚していたなんて事も知らなかった。こんなのを読むとNHKのプロフェッショナルなんてとんだ見当違いのドキュメンタリーだと分かってしまう。大阪芸大時代の岡田斗司夫等との出会いは漫画界の「トキワ荘」時代の話のようでアニメ等のサブカルを日本の文化にまで押し上げた有志たちの話として歴史に残りそうだ。

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著者プロフィール

3月26日生まれ。おひつじ座のO型。東京都出身。
1989年、別冊少女フレンド増刊「Juliet」より『まったくイカしたやつらだぜ』でデビュー。
代表作は『シュガシュガルーン』『ハッピー・マニア』『さくらん』『働きマン』『オチビサン』など多数。
『シュガシュガルーン』で第29回講談社漫画賞受賞。

「2020年 『シュガシュガルーン 新装版(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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