監督不行届 (FEEL コミックス)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396763534

感想・レビュー・書評

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  • もっと後に生まれていたら、もしかしたらオタクとか腐女子になっていたかも、と思うことがあったけれど、やっぱり違うな。お二人のオタクぶりを見て、そう思いました。

  • 安野モヨコさんが夫の庵野秀明さんとの日々について描いた漫画。うん、確かにこの漫画には、モヨコさんの庵野秀明さんに対する愛情が猛烈に込もっている!!

    愛情って、「イケメンだから」とか「お金持ってるから」好きになる、ことじゃないんだよねきっと。相手のダメな部分を見て可愛いなぁと思えたり、気づいたらそんな相手の特徴が自分の特徴になっていたり…、一緒にいて波長が合って、心地よいっていうのが、理想の愛の形だよね。そんな愛の形をお二人は持っているのだなあと思いました。庵野秀明というと、エヴァを生み出した天才!!シンゴジラもすごい!!ってイメージなんだけど、この漫画を見て「あっ、この人も普通の人間なんだな」と親近感湧いたり。夫のイメージアップ大作戦ですねこれは。

    あとがきで庵野秀明さんがコメント書いてるんだけど、嫁さん愛がすごすぎる。愛し愛され、素敵な関係です。嫁さんアゲまくり。割と日本の夫婦って「謙遜する」カルチャーだと思うけど、やっぱりこうやって褒めてもらえるのって嬉しいと思うなー。謙遜でも人前でサゲられると凹むしさー。

    庵野秀明さんが言ってた、「嫁さんのマンガは、マンガを読んで現実に還る時に、読者の中にエネルギーが残るようなマンガなんですね」、と書いてて、確かに!!と思った。そういうマンガって貴重だよね。庵野さんが書いてるように、「二次元の中で生きていたい…」と感じるようなマンガが多い中、読むことで現実を前向きに生きようと思えるマンガって少ない。本当そうだわ。

    あと、ラストの一言が本当にキュンとくる。
    自分の持てる仕事以外の時間は全て嫁さんに費やしたい。そのために結婚もしたし、全力で守りたいですね。この先もずっとです。

    キャーーーかっこいいーーーーー

    あ、でもオタク用語解説は長くて読む気にならなかった。。笑

  • 日本オタク四天王(らしい)・庵野秀明監督と、その妻で漫画家の安野モヨコのオタクな日々。
    オタクネタはほぼわからなかったけど、読んでいて微笑ましい内容。
    映画、及び漫画「うちの子」ぜひ制作していただきたい(笑)

    巻末の庵野監督本人によるインタビューが素敵だった。
    「自分の持てる仕事以外の時間は全て嫁さんに費やしたい。そのために結婚もしたし、全力で守りたい」
    いろんな意味で庵野監督と安野モヨコさんのイメージが変わった。

  • 借りたもの。
    庵野/安野夫婦によるオタク的漫才……と言うと語弊がありそう……
    オタクな旦那様を持つ日常とはかくあるものなのか……
    庵野氏が特撮ヒーローオタクなのは知っているが、ウルトラマンに限らず仮面ライダーも好きだったのか……

    コレクションに目を輝かせる少年のような庵野氏をコミカルに描く安野氏。
    微笑ましき?夫婦のろけ?コミックエッセイ。

    映画『シン・ゴジラ』公開直前にちなみ読了。『特撮博物館』を見に行きそびれたので、庵野氏にとって、ゴジラと特撮はどんなものか知りたくて読んでみたが、関係ない話ばかり(笑)
    ウルトラマンオタクの庵野監督は、一体どんなゴジラを描くのだろうか――?
    人間ドラマに主軸を置きそう。

  • 相方もお気に入り。島本和彦『アオイホノオ』(小学館)とあわせて読むと、庵野秀明ファンにはよいか。

  • 庵野&安野夫妻のオタクっぷりが楽しい。

  • 濃いすぎる夫婦漫画
    アニメも面白い

  • 部屋の片付けしてたらたまたま出てきたので再読。通勤電車の片道で一気読みでした。

    もともと安野モヨコは絵が好きで何作か持ってるんですが。監督クンに影響されてアニメおたく道を突き進んでいく作者の自分突っ込みが超面白い。

    作中に出てくるアニソンが全部わかるくらいのおたくなら読んでてもっと楽しめるんだろうな…。

    オススメ。

  • 漫画家の安野モヨコさんによる自分自身の「オタク夫婦の日常」を描いたマンガ。と言っても旦那様はあの「エヴァンゲリオンシリーズ」の監督、庵野秀明さん(通称カントクくん)。そのためオタク度も普通のオタクとは桁違い!でもなんだかいいなぁ。この夫婦。カントクくんのオタクっぷりはなんとなく想像つくけど、モヨコさんも無理やり押し込めていた「オタク魂」が開放されて楽しそう!モヨコさんって「オシャレ女子」でもあるのに、ガッツリオタク。そんなギャップのある嫁への愛があふれた、カントクくんのあとがきが秀逸です。

  • 夫婦のおもしろ日記。
    旦那さんがあとがきで「嫁さんのマンガは、読んでくれた人が内側にこもるんじゃなくて、外側に出て行動したくなる、そういった力が巻いてくるマンガなんです」と言っていたのが印象的。

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著者プロフィール

3月26日生まれ。おひつじ座のO型。東京都出身。
1989年、別冊少女フレンド増刊「Juliet」より『まったくイカしたやつらだぜ』でデビュー。
代表作は『シュガシュガルーン』『ハッピー・マニア』『さくらん』『働きマン』『オチビサン』など多数。
『シュガシュガルーン』で第29回講談社漫画賞受賞。

「2020年 『シュガシュガルーン 新装版(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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