楠本まき選集 1 (Feelコミックス)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 327
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784396763848

感想・レビュー・書評

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  • 云わずもがなの『Kの葬列』、後書きを読むと元々は巻頭の『螺旋』の意味づけとして書いたそうで、今回著者に薦められたように先に『Kの葬列』を読んで、最後に『螺旋』読んでみました。読後感が全然違くって、チョット驚きました。是非試して欲しいです。
    『螺旋』ラストのコマ、ドアがシュタンと閉まるのが『Kの葬列』全体のストーリーをシュタンと閉める感があって。

  • 絵が美しく、ストーリー性の無さが却って魅力を感じさせる。
    言葉が尖鋭で、脳裏に鮮やかに焼き付いた。
    コミックと云うよりは、印象派作品・芸術だと感じる。

    悲劇でも無く喜劇でも無く、空気を写真で捉えた様な作品で、
    無意味に意味を無限に連ねるかの如く、幻惑的なものを多く感じる。

    ダークであって、内容が特にえげつない訳で無く
    ミステリーであって、事件性も無く、謎めく譚でも無い。

    美的観念や蠱惑的な対象が極めて歪曲・倒錯している様で、
    ソレをあからさまに感じさせない所が好ましい。

  • Kの葬列

  • 線の綺麗さとモノトーンの迫力が好きで大判サイズで買ってたけど、整理したくて全集を購入。「Kの葬列」が不思議な世界観と話が抜き出て好き。「致死量ドーリス」の絵柄が好き。「乾からびた胎児」はストーリーが平凡すぎて。。二巻には一番好きな「T.V.eye」が丸ごと入っていて大満足。

  • 楠本まきさんだいすきです
    いろんなブックオフのク行の通路でよくウロウロ探します
    「Kの葬列」がいちばんすき

  • 独自の世界観でここまでやりきってしまえばみている人は納得せざるを得ないです。

  • 独特の絵柄とストーリー性に惚れ込みました

  • 総集編。
    待ってましたとばかりに全巻購入。
    Kの葬列が一番好き。

  • この頃から絵が安定してきたのかな。美麗。コマ割見ているだけでいい。

  • Kの葬列を一気に読みたい方に。

著者プロフィール

16歳の時に『週刊マーガレット』でデビュー。その後、「KISSxxxx」(集英社)、「Kの葬列」(集英社)、「致死量ドーリス」(祥伝社)などの作品で熱狂的な人気を博した。2020年には最新作『赤白つるばみ・裏/火星は錆でできていて赤いのだ』(集英社)を刊行。フランス、イタリア、アメリカ、韓国など、海外でも翻訳本が出版されている。イギリス在住。

「2021年 『線と言葉 楠本まきの仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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