雪月花/大門パラダイス (Feelコミックス)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 35
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・マンガ (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396763947

感想・レビュー・書評

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  • やっぱ松田さんは、こういうの書くの得意だし、上手い。

  • やっぱり松田奈緒子さんの描く話は好きです。特に明治・大正を舞台にした話は、凛とした雰囲気が色濃くて大好き。はっと気づかされることが多いです。

  • 「Beth」で初めて知った作家さんなのだが、この雑誌での連載が結構面白いので、他の作品も読んでみたくて買ってみた。
    明治・大正を描いた中篇2篇。この時代が個人的に好きなので嬉しいのだが、Bethでの連載は現代が舞台なので、ちょっと想像ができないなと思いつつ読んでみた。
    や〜なかなかよかった!!「雪月花」は話をふくらませたら昼メロでやりそうな、血のつながらないお嬢様姉妹の波乱の生涯。「大門パラダイス」は吉原遊郭に売られた少女を描いたストーリー。どちらも面白かったけど、あえて選ぶなら「大門パラダイス」かな。勝気な主人公キャラが、同じく吉原を舞台にしている安野モヨコ「さくらん」のきよ葉と少し似ているけど、絢爛豪華な「さくらん」と比べてこちらの方が、吉原の裏や物悲しさを描いてるかなと思った。主人公りんを何かと世話してくれる同士で売れっ子花魁の妙ちゃんの行く末が、ただただ悲しい。
    「仕事を蔑んでも自分を蔑んじゃいけないよ」
    花魁になりたてのりんに男爵がかける言葉である。これは現代にも十分通じると思う。時代ものだけどどこか現代っぽく、いい意味で違和感なくキャラに感情移入できるのだ。荒っぽさは感じるものの、それが何よりも魅力となっている。これからがとても楽しみである。
    師匠である木原敏江さんによる「粋で壮絶、抒情豊か。」という帯の言葉、そのまんまの作品世界。もっと多くの人に注目して欲しい漫画家だ。

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著者プロフィール

漫画家。1996年デビュー。『えへん、龍之介。』『花吐き乙女』など独特の感性が光る作品を多数発表。2016年春にドラマ化された『重版出来!』で一躍人気作家に。2016年、デビュー20周年を迎えた。

「2017年 『【特典付き】レタスバーガープリーズ.OK,OK! 完全版 【全3巻】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松田奈緒子の作品

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