ピースオブケイク 4 (4) (Feelコミックス)

  • 祥伝社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396764036

感想・レビュー・書評

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  • いっそ捨てる理由がある母親だったら良かったのに。
    ネガティブな母親で嫌で、と言ったところで、
    大抵の人はそれくらい我慢しろとしか言ってくれない。
    そういう人と一緒にいることでどれほど削られていくかは
    経験したことがある人にしかわからないのかもしれない。
    そんな人と一生一緒にいなければいけないのだろう
    子供の責任として、とぼんやり思うことで、人生が閉じていく。

    田中と話していて「おかしい」と言ってもらえて、
    よかった、私の方がおかしいのかと思いそうだった
    という台詞が切ない。
    勝手に娘のノートを見ても悪びれず
    不幸自慢で子供を縛る母親がキツイ。

    でも、小説にあんな追記をすることも
    母親が死んだから助けを求める人が誰もいないと
    店長にすがるのも、母親と同じような縛りを
    店長にしていることになりはしないか。

    あの追記はやっぱり最悪だし、演出としてもダサいと思う。
    親への挨拶を「今度は行くから」と店長が言った時
    「大丈夫私偽名とかじゃないし」と
    志乃ちゃんが笑顔で返したのはとても偉かったし
    自分から捨てて裏切っておいてあんな形で世間に流した上
    今更戻ってくるあかりさんよりも
    志乃ちゃんを店長には選んで欲しいのだが
    謝ったり好きだと言いながら「事故った友達」を
    見舞い続けるのがまるで浮気男の所業でがっかりしてしまう。
    せめて志乃ちゃんに正直に話してほしかった。

  • 一瞬なんの話が始まったんだろうとポカンとした。あかり(本名ナオミ)がどうしてこんな人物になったのか。叔父のとこに嫁入りさせられそうになったとか、体の弱い母親との二人暮らしとか。うーん。それでもあんまり共感できる部分はなかったような。とりあえず同級生の田中くんカッコ良かったです。そしてついにナオミが帰ってきた。京志郎このまま浮気しちゃってるとかないよね。なんか不穏な展開。

  • 何度も読んだ大好きなあかりさん/ナオミの自叙伝。この頃のジョージの絵柄が いちばん好き!高3の時、友人に貸すために持ってきた この巻の第20話のカバイラ(お乳が透けているあかりさん)を偶然 目にして「なにこれ」とバカにして引いた表情でコメントした別の友人の事が当時から とても嫌い。本の感想には関係ないが(笑)

  • 一瞬なんのはなしかと思った最初。なんか物語が進んだら切なくなってきた。

  • 5巻まで一気読み。

  • あかりさん(ナオミ)の過去のお話。
    素直になれない彼女がいとおしいです。
    母親との関係に縛られて動けない彼女のお話は、生々しくてひりひりします。

  • ここから一気にくる

  • ようやく産休もあけられたみたいで、ついに出た最終巻(5巻)!

    この際やから全巻集めて読み返したんやけど、ほんまジョージ朝倉さんの描く人物はいいな~。
    全員タイプかもしれない。

    切なくておかしな行動とっちゃったり、イタいんやけど分かる

    恋したくなるマンガです。

  • 2012.6.20読了

  • ジョージ朝倉すきだぁぁー!高校生以来に読みましたが、あの頃わからなかったことも、志乃ちゃんと同い年になった今ならわかったり。身につまされる。

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著者プロフィール

漫画家。1995年、別冊フレンド(講談社)掲載の「パンキー・ケーキ・ジャンキー」でデビュー。主な著作に『恋文日和』(第29回講談社漫画賞少女部門受賞)、『少年少女ロマンス』『ハッピーエンド』(以上、講談社)『ピース オブ ケイク』『夫婦サファリ』(以上、祥伝社)など。現在、ビックコミックスピリッツ(小学館)で『ダンス・ダンス・ダンスール』を連載中。

「2017年 『小説 映画 溺れるナイフ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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