サプリ9 (Feelコミックス)

  • 祥伝社
4.04
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本棚登録 : 406
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784396764647

感想・レビュー・書評

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  • 水原の行動が、それぞれの人生や考えを大きく突き動かす…。唐突に重めのポジションで登場したキャラクターだなとは思ったけれど、こんな役割を担っていたとは。「結婚」はひとつの節目に過ぎないけれど、その節目の持つ重量感は男性女性問わず大きいのだなと改めて実感。仕事に邁進していた人々ならばなおさらでしょうね。さて次は最終巻、物語はどんな着地を見せるのか。

  • 水原さんがとても気の毒だ。
    なんとか立ち直れるような道筋はなかったのだろうか。
    ミナミは駆けつけていただけに、
    仕事に復帰してこのまま少しずつでも元気になってくれるのではと
    思っていたのではないだろうか。

    佐原さん、事前の色々なフリがなんだったのか
    というくらい、良い男だ。
    仕事の取材の結婚式場も、自分から行ってみる?と同行を提案する。
    全くミナミとの未来を考えていなかったら、
    一緒に住もうともそもそも言えないと思うし、
    いくら取材でも周りから”そう”見られる
    ”そういった場所”に男の人が自分から行こうとはしないと思う。
    それともまだ、どんでん返しが待っているのだろうか。
    仕事ばかりのミナミに、「謝るな」とまた言ってくれる。
    「結婚する?」と言ってくれたのには正直驚いた。
    同棲を断られても気持ちを持ち続けてくれていたことが良いなと思う。

    石田が結婚についてはまだ考えられない気持ちも
    わからなくはない。彼の生き方ではそうだろう。
    「じゃあ別れてください」と言える渡辺さんは賢いし強い。
    田中さんがお見合いと言って、「それも有りなんだ」
    と楽になる気持ちもよくわかる。

    確かに惚れた女を亡くしている男というのは面倒ではある。
    引きずって人間を撮影できなくなったカメラマン。
    人の死に敏感だから、水原の死に同様しているミナミに
    敏感に同調しているのだろうか。

    とある恐怖をきっかけに道が曲がり
    ずっと走っていけると思っていた道がどこにもないことに気が付き
    できるだけ近いゴールを目指してハンドルを切り直す。
    生きるというのは、切なく苦しいなと思う。

  • 2014/03/23

  • 女って何処迄もぐるぐるしてる。

  • 第9巻は精神的にきつかった。水原……

  • 刺さる。

  • この巻はほんとしんどい。


    「あの子仕事が空洞化してたからね。
     思い入れとか愛着とかごっそりない感じ」

    ううむ、空洞化か・・・。
    気をつけよう。

  • 買い揃えて気付いた。読んでなかったw

    死にたくないから結婚する...、渡辺さんは斬新すぎる。でも納得。

    今回初めて佐原さんが格好良いと思った。しがみつける男は良いかもね。

  • 面白かった

  • たなかさん、すきー

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著者プロフィール

1967年長野生まれ。関西育ち。多摩美術大学卒業、博報堂制作局入社。デザイナー、CMプランナーの仕事に携わりながら漫画家デビュー。2000年、結婚を機に退社。現在3児の母。代表作に『渋谷区円山町』(集英社)、『サプリ』『&—アンド—』(ともに祥伝社)など。

「2012年 『だって、女子だもん!! 雨宮まみ対談集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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