Love,Hate,Love. (Feelコミックス)

  • 祥伝社
4.18
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本棚登録 : 3100
レビュー : 277
  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396764708

感想・レビュー・書評

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  • もう!読みながら「うわぁああ〜」って言った!
    うまく伝えられないが、とにかくうわぁああ〜!だよ!

    『恋の話がしたい』もとっても素敵だったが、このひとは「誰かを好きになって、そのひとに好きになってもらうこと」の素晴らしさ、奇跡みたいなものをすごく繊細に描くなあ…何気ない一言や表情がいちいちツボを突いてきてたまらない。
    「…江宮さん 今日 傘が要るよ」ね!たまらん!

    縫原さんが貴和子に「あなたがバレエをとても好きで〜」て言うとこでもらい泣き。
    年の功かしら、これをさらっと言われたらそりゃあ落ちるよな。
    なのに「……いま こいつ暇なのかなって思ったでしょう」とか、「どっちの『あ』?」とか、あとやっぱり「ぼく」「あなた」は重要!

    悩んでる時の方が「いい感じ」に踊れるって素敵だよなあ。

    28歳まで処女で、52歳の男の欲情した表情を知れるって、本能的だしやらしくてイイ。

    つぅかもうね。どこ取っても大好き!
    すごく誠実で純粋で、美しい恋物語。

    「わたしのスキなものはね バレエと秋と 紺色とコハダと あなた」

  • 初老男性の、余裕と優雅。焦燥と可愛さ。
    絶妙だろ。

  • 帯の三浦しをんの言葉で高く期待してしまった。
    キレーでコンプレックスの多いおねーさんと枯れた大学教授の話。

    あなたと私のスキとキライの間を埋めていく、なんて楽しい作業、とか、
    恋の始まりってこんなのだったかな? わたしは知りません、初めてなので。でも踊ってるときのような気分がします だとか、

    尻がもぞもぞするこの感じ。
    何かを長く続けた人の持つ無自覚な哲学って憧れる。

  • バレエひとすじに生きてきた28歳処女/貴和子。隣りの部屋のベランダでタバコを吸っていた初老の大学教授/縫原と恋に落ちる。…んだけども、年も年のせいか、いろんなしがらみがあってお互い先に進めず。この辺のところがもどかしくて見てられません(笑)。
    特に52歳の縫原のほう!自分が年だからって、今まで彼女が付き合ってきた男たちと比べられる(主に裸!?)のが恥ずかしいとか、それでもって気後れするとか。ナニ言ってんだか。フツーの男は二回りも年下の女に好きとか言われたら舞い上がって過剰解釈して攻め込むんじゃないの?それに52歳はまだまだ大丈夫だYO!YOUやっちゃいなよっ!
    …す、すいません。あんまり52歳が虐げられた描き方をされてるもんで、つい。
    今まで打ち込んできたものを諦めるという心の葛藤は共感できます。貴和子が幸せになりますように!

  • 少女漫画です。ヤマシタ先生らしくない。それなのにこんなに繊細で綺麗でどきどきしてしまう。あんまり澄み切っているから恥ずかしくなる。でも好きだ。

  • 「あれはスキ、これはキライ。心はいつも忙しい。」
    冒頭部から心掴まれました。何この、リアルな女子の気持ち。
    後半の告白シーン?はまさにヒットです。自分がこんなキュンキュンする漫画、あんまりないのでビビりました。笑 
    「自分よりはスキでバレエよりはキライです」…って、私的に殺し文句 笑
    これ女の人のセリフなんですけどねw

  • フォロワーさんにお勧めいただいた一冊。歳の差恋愛モノですが、よかったです。じわじわとよくて、じれったさもジレンマも伝わってきて...現実的で、読んでいる私もどきどきしてしまいました。

  • きっとこれから何度も読む。
    二十代後半、全員頷く。

  • 縫原さんが素敵すぎる。
    喋り方も雰囲気も好み。あんなおじ様に会ってみたい。
    ベランダで話したり、手を繋いでるシーンが好き。
    年をとっても傷つくことが怖いと云うセリフにはドキッとさせられた。

  • 年上ダンディオジサマ好きにはたまらない恋のお話。
    余裕のある(?)大人だった、大学教授が、主人公に告白されてからはだんだん振り回され始める感じがいいです。
    最後に、お互いの好きな物を言い合うシーンがあるんですが、二人の話す好きな物が、ほんとに些細だけど「あ、わかる」って頷けるようなもので、凄くほっこりします☺

  • もっとガッツリ恋愛の話だと思ってちょっと敬遠していたんですが、実際に読んでみるとそうでもなくて、
    キャッチコピーの、処女とおじさんっていう括りよりもずっと深く、
    「好きなもの」「夢」みたいなところに自分の心臓をグワシ!とつかまれた感じ。

    誰だって嫌いになるのは怖いから好きでいたいんだよな、という当たり前かもしれないけど、そういうところを過不足なくかき上げてくれるヤマシタさんの漫画は本当に好きだ。

  • スゴい好きな一冊になった。
    何かに一生懸命な人は大好きだ。
    真剣に向き合っていたからこその挫折とか喪失感…淡々としてるけど自分の中で一つの終わりを消化しようとしてる貴和子が、少しずつ世界を広げていく姿が愛おしいと思った。
    バレエのシーンは美しいなぁ。

    縫原はヤマシタさんが好きそうな枯れた男性だ(笑)
    乾いた感じで現実味が少なくて良かった。

  • 全体的にさっぱりしたストーリーだった。
    タイトルにあるように好きと嫌いの間を行ったり来たりするんだろうとは思っていたけど、恋愛漫画にありがちな詰まりそうな葛藤というのはなく、ゆるやかに流れるようにことが運んだ感じがした。

    28歳処女と52歳大学教授の恋愛という設定はとても好みだった。
    江宮というキャラクターは例えるならピンク色。美人で凛としていてどこか冷めている部分もあるけど、バレエに対する気持ちや縫原への恋心など基本的に優しくて少女みたいだ。そこに惹かれる部分はある。

    そして何より縫原の破壊力がヤバかった。歳のせいなのか、落ちついていて気だるげな雰囲気を纏いながらも、江宮の前で見せる困ったような表情がたまらなく可愛い。どこか後ろめたそうにいつも視線を逸らしているのもまた可愛い。紳士なくせに意外と大胆なのもときめいた。なんで縫原はこんなに萌えるんだろう。この作品の一番の魅力は縫原だ。絶対。

    ヤマシタトモコの作品を完読したのはこれが初めてだったけど、空気感が軽やかで読みやすいなと思った。絵も作品の雰囲気に合っている。特に好きなのは江宮が時々する真剣な、何か決心したような表情。とても綺麗。

    褒め殺しみたいな感じになったけど、一つだけいうなら何で縫原が江宮を好きになったのかよくわからなかった。(よく目で追っていたみたいなことを言ってたけど)短い話だから仕方ないのかもしれないけど。

  • 最高です
    恋というかときめきがなんたるものか思い出させてくれました
    うちのとなりにもこんなに文学的でダンディーな教授引っ越して来ないかなーと願うばかりです
    あああもう素敵過ぎです、めろめろです

  • 女性の心情をここまで繊細かつ大胆に語る漫画家さんっていないと思う。
    恋ってすてきです。
    大好き。

  • 女と男の恋愛の話。男性は初老だけど、だからどうって感じが全然しない。

  • 大好きなヤマシタトモコ先生の作品。28歳処女の貴和子と52歳大学教授の縫原の恋を描いた大人のようで全然大人じゃない2人の恋物語。さりげなく貴和子を守ってくれるのに恋愛面では告白してくれた貴和子に対してワタワタする縫原がとてもかわいかった!また、大好きなバレエを諦めることになった貴和子の心情表現も注目。嫌いと好きの感情ってぐらぐら曖昧で、大人のような人も迷わせるものだから恋の行動に正解、不正解ってないんかもなぁ、って思ったよ。実家本。

  • おとなってたいへん。

    「あなたが好き」

    なんて
    さらっと
    純粋に
    言ってみたい!

  • ヤマシタさん初の女性誌というわけで、ホモが好きだけど、まあふつうに読めるかな?という感じで楽観的に購入。買ってから、この方のホモがとても好きだったわたしは落胆するのかな…とも思ったのですが、とても楽しめました。

    恋をするっていいな~と思いました。しをんさんの推薦の言葉に納得。恋に落ちるのは彗星並にハイスピードで、だけどそれを続けていくことは穏やかでゆっくりした時間ややりとりの積み重ねなんだな、と。
    きっと恋をするきっかけなんて本当に些細なことなんでしょうね。好きで嫌いで、だけど好きで。そうやって重ねられるものが、好きなものでも嫌いなものでも、人生においてたぶんすべて等しく愛しいものなのかな、と。
    そして枯れ専というわけではないのですが、オジサン好きといわれるわたしにとっては縫原さんは、やはりとても魅力的なキャラだと思いました。でも実際はいくら大学の先生でもここまで(二次元的な意味で)素敵な方はいらっしゃらないと思うのは失礼だろうか…。
    しかし。夢とか希望とか、30歳前後って、女性にとって大きな岐路に立つ年齢だと思うのですが、そこで当然、一番大切だったものを手放さなければならないこともあって。
    もちろん夢を叶える人もいるとは思うのですが、大半の人間がどこかで折り合いをつけないとどこにもいけない。そういう、自分も誰も信じきれない不安定な状態のときに、入り込むでも突き放すでもなく自然に横に並ばれて、そのうえで真正面から「皆 あなたのことが好きなんだ」とか言われたら、好きになってしまう気持ちもわかる。だって、思っていてもそんなことを口に出して言ってくれる人ってなかなかいない。

    余談ですが、あとがきのしをんさんの話で「現実で若い女の人と付き合う男性は精神的に未熟」というようなコメントに「ほんとうに」と。まさしくそこが現実であり真実でもありました(笑)

  • 「…皆あなたのことが好きなんだ」「…あれをもう一度言われたい」このあたりいいですね。
    「ゴダールのばか~」が個人的にツボ。

  • 大好きで大好きで仕方がなかったからバレェを大嫌いにならざるを得なかった女性と52歳の大学教授のおじさんのお話。

    「君と出会った時の感覚は、本のしおりの紐が朱色だった時と同じ」

    って言うセリフが印象的で、自分が出会ったものが人モノかかわらず大好きで嬉しくどうしようもない瞬間てあるんだと思う。

    止まっていたいほど楽しい瞬間
    好きになった時の始まりの瞬間
    とか。

    大好きで大好きで仕方がないものが何かある人には、しみ込むセリフが沢山あるんじゃないかと思います。

  • 実はデビューコミックス以降、ちょっと食傷気味だったヤマシタさん作品。今回は設定が好きそうだったのと、描かれる雰囲気がいつもより綺麗…というか優しそうで、試しに購入。実際丁寧でゆったりした、それでいてセンシティブっていうか、おどおどしててかわいい? みたいな雰囲気で、素直に楽しめました。ちょっと展開が物足りないかも…とは思いますが、1冊できれいにまとまっていて、キャラクターに好感がもてますv 最近ヤマシタさん読んでないなーという方は是非。

  • バレエ一筋に生きて来た元バレエ・ダンサーとかなり中年の大学教授との不器用な恋物語。じんわり良いです。

  • プリマを夢見ていたが一線から退き、バレエ教室の先生をすることにした28歳の貴和子が主人公。
    ある日貴和子は、隣りの部屋のベランダでタバコを吸っていた初老の大学教授・縫原と知り合い、彼に恋をする。
    今までバレエ一筋で、処女の貴和子にとって、初めての恋といえる。
    52歳の縫原も貴和子に惹かれていく。しかし年の差による遠慮もあり、なかなか進まない。

    歳の差恋愛が好きな私にとって、垂涎物のストーリー。
    自分の生き方にくぎりをつけ……というと綺麗な言い方だけれども、要するに一つの大きな挫折を経験して別の方に踏み出しはじめた貴和子も素直に応援したくなる。
    52歳の大学教授・縫原もどこかアンニュイで、最高だった。

  • 人を好きになるってリクツじゃないし、歳や境遇も関係ないし、来るときにはどんってやってきてやたらワクワクする。そんな気分を思い出させてくれる作品。ヒロインもおじさんもかわいいったらない(笑)。

  • ぎゃー!52歳大学教授。女の浪漫ですね。
    大きな起伏はないけれど、夢があって、努力して、でも挫折して、それから前を向いて生きていく。人生ってそんなありふれたもんだけど、大事なものなんだよね。 あと個人的に52歳が若い子と恋愛するときに、比べられたら見劣りする、傷付きたくないから関係をはじめない、って感じてたのが好感持てました。男の下らないプライドでも愛しいわ。 52歳大学教授のオジサマと恋愛したい(黙れ)けど現実で若者に手を出す52歳って、確かに、精神が未熟だよなあ。

  • 誰かを好きになってそれを伝えることができる幸せっていうのを、昔は分からなかったけど今は分かります。

    巻末、しをん先生のコメントには素晴らしく同意。2次元なら萌えるからいいんだ!!

  • 全1巻 歳の離れた恋、男ながらもこのオジサマは素敵だと思う。

  • オサレ

  • 人が夢を1つ諦めた上で、その中でまた生きていくという話でもあります。
    恋愛でもあるけど成長物語でもある。読み終わって自分が目指していたものとかをふと思い出してじんわりきました。良作です。

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著者プロフィール

東京都出身。5月9日生まれ。B型。
2005年アフタヌーン四季賞夏のコンテストにて、四季賞を受賞。
代表作に『BUTTER!!!』『サタニック・スイート』『運命の女の子』(講談社アフタヌーンKC)、
『Love, Hate, Love.』『HER』『ひばりの朝』(祥伝社)、
『裸で外には出られない』(集英社)、『MOSOME STING』『ドントクライ、ガール』(リブレ出版)など。

「2016年 『花井沢町公民館便り(3)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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