夏雪ランデブー(3) (フィールコミックス) (Feelコミックス)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 763
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396765286

感想・レビュー・書評

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  • うわーー!切なすぎて一度ページを閉じ本を置いてしまいました…

    六花さんがとうとう葉月(島尾in)に自分も好きだと伝えます。海辺にて六花さんから葉月にキスするんですが、その体に入った島尾の表情は暗く…。これは自分に対してではなく葉月に対しての気持ち。涙をながして受け入れる。
    二人の関係にも変化が。病弱で運動したことのなかった島尾独特の変な走り方、書き残した手紙の筆跡、そして忘れるコトのない、今まで彼にもらってきたものと全く同じ花束…六花さんは葉月の中に、島尾の面影をみて動揺します。これ、島尾も半分気づいてほしくてわざとやっているのかなあ。
    自分の遺品を持って姿を消した島尾。六花さんも、相手が葉月なのか島尾なのかわからず、ただ追いかける。二人で登った山。島尾と六花さんしか知りえない場所で彼を見つけるのでした…。

    お互い話せないこともたくさんあるんですが、花がツールとなってそれぞれの気持ちが表れる。六花さんの記憶の中の島尾は優しくて儚く綺麗で王子様みたいで…

    この間葉月の精神は、島尾が生前にスケッチブックに描き残した絵本の様な世界にあります。親指姫や人形姫に姿を変えて葉月に話しかけてくる六花さん。アニメ化しやすそうな映像でもある。

  • 葉月くんの、ヌルっとした引き受ける覚悟が垣間見えた3巻。

  •  読了。
     葉月もまぁまぁやべー奴だった。鉢植え家に並べてるの恐怖。

    島尾はまだ葉月の体借りたまま。
    (210617)

  • 切なさが積み重なってさらに切ないことに。前巻から葉月の体に憑依した島尾は、相変わらず体借りっぱなし。まぁ確かに1.2日で返すなんて約束してたわけじゃないしね。でも体を借りていれば借りているだけ、六花と葉月の距離を島尾自らが縮めていってしまう悪循環。愛する六花と話したいし触れたいけど、そうする事は六花と葉月を近付ける事になるのよね。夜の海で六花からキスされてそれに応えるところ、葉月の絵と涙を流す島尾が交互に描かれてて切なくて苦しかった。少しずつわかってくる、六花と島尾の思い出。島尾はこれからどうするつもりなのか。葉月の精神はどうなっちゃうのか。島尾の変わった走り方でついに葉月の中の島尾に気付いた六花。次巻の展開すごく気になる。

  • もし生まれかわれたとしたら
    僕はやっぱり君と結婚したいな

  • 島尾くん、もう色んなものを解放してあげてくださいという気持ちです。

  • とても説明しにくい作品なんだけど、いい感じ。「低温一途青年×さっぱり未亡人×草食系執着霊による純情三角関係」という帯のアオリが秀逸。

  • 哀しいです。島尾くんの想いが、もう絶対に叶わない、どうやっても届かない、六花の気持ちが変化していくのをどうにかしたいのにどうにもできない、それが伝わってきてもう泣けてきて。。
    店長と島尾君の思い出が少しづつ明らかになっていくのもよけいに切ない。
    海辺で泣きながら六花とキスするシーン、店内にこっそりアレンジした花を贈る場面はとくに泣けました。

  • 一巻参照

  • こやつはいつまでヒトの体を乗っ取る気なのでしょう。
    お金まで引き出して…怖い怖い。

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著者プロフィール

東京都出身。2001年、「アックス」にて『ひねもすワルツ』でデビュー。2009年、一挙4冊を刊行したデビューコミックスフェアで注目を集める。2012年、『夏雪ランデブー』がテレビアニメ化された。主な著書に『関根くんの恋』『ケーキを買いに』『文房具ワルツ』『リクエストをよろしく』など。現在、「Kiss」にて『涙雨とセレナーデ』を連載中。

「2022年 『涙雨とセレナーデ(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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