- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396767006
作品紹介・あらすじ
ここが私たちの家。
デトックス漫画No.1!!
他人同士の女3人同居物語、最終巻!
一軒家をシェアして暮らす女3人の
食卓では、今夜も議論が花盛り!
元カレ気持ち悪い問題、恋愛に代わる”暇潰し”、
男女の不毛な価値観戦争……。
なんで女ってこんなに面倒なんだろう。
それをわかり合えるから、この家はこんなに心地いい。
しかし、バツ1シングルマザー加南さんが
彼氏から同居を申し込まれ、3人暮らし解散の危機――!?
あらゆる妙齢女性のモヤりを解く
デトックス同居物語、ここに完結!
感想・レビュー・書評
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いろいろな気付きが随所随所にある。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テーマとか年齢とかちょっと東京タラレバ娘感もあるけど、
深刻さとかキャラクターとか全然違うなーと思って楽しんで読んでたが、
とあるワンシーンだけはコレは〜となった。
そんなに沢山漫画読んで無いからベタな描写なのかわからないのだが。 -
鳥飼茜さんの作品『地獄のガールフレンド』の全3巻を読了。
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名言や共感が多く、デザインも良いのだが
絵柄が好みじゃなく手放しました結婚おめでとうございますっ -
生まれもった性からは決して逃げ出せない、そして日常は(永遠に)続くということで、この最終回、全肯定です。工夫を重ねに重ねて、少しでも前向きに。
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三人の性格や生き方の違いを
通して女性の性を教えてもらえたかな?
もう、あちこちギャグっぽさが満載で
楽しく読めました。(*^^*)v -
主人公たちに共感する部分がありつつも、デトックスよりももやもや感が強い。結局、恋愛脳のこじらせガール日誌って感じ。
先生の白い嘘のほうが自分には合いました。 -
僕にとって女性コミックのセンターにあるのは
①『地獄のガールフレンド』
②『いつかティファニーで朝食を』(マキヒロチ)
③いくえみ綾の一連の作品
『地獄の…』が最終回、って何かで聞いて
覚悟して読んだが
最終巻ではないみたいね
鳥飼茜の『先生の白い嘘』は
エロい描写は好きだが
ちょっと女性性みたいなのが
強調されてて少し引いたが
今回の『地獄の…』にも
ちょっと男と女の二項対立みたいな
感じがあった。
僕はもはや男と女は生理的肉体的な違い
(出産とか筋肉とか)
しかないように思っているから
その点
奈央ちゃんの
「どんな男が好み?」と訊かれて
「『男はああだ』じゃなくて
『俺はこうだよ』って言える人」
「男のことじゃなくて
アナタのことが知りたいな」
って良いよね
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今回奈央ちゃん語録がいい
P35
「ヒマじゃない?
恋でもしてないと
この人生」
(↑「恋愛はめんどくさい」意見に対して)
P42
「ねえ…
加南さんがつきあってるのは
携帯じゃなくて石原くんだよね?
会いに行けばいいじゃん」
(↑石原君から連絡来ないって
泣いてる加南に対して)
「加南さん、
話したいのは携帯の中の石原君なの?」
P125
「ん~…ああ!
こないだ!!
男とセックスする時に
コッチも舐めたんだから
フツーソッチも舐めるでしょ!?
って思った」
(↑「奈央さんは無いの?
『フツー○○でしょ!』っていう
不満をパッと言えない時」と訊かれて)
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P152
「わたしなら
超キライになんない別れらんないなー」
(悠里)「いや奈央さんそこはさ
お互い好きでも上手くいかないこともあるよ
お互いのために別れよってこともあるでしょ…」
「なにそれわかんない
ためになるためにつき合うの?」
(悠里)「そりゃ多少なりとも
お互い成長しないようじゃ
ムダじゃない?」
「え~じゃ7年もヨソの夫と
不倫したのは成長のためなの??」
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P120
「わかるけどそれなんで
本人に言わないわけ??
ウチらの前で言っても全然解決しなくない?
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P77
「だってそんな奴のために
『カワイイ私』やめんのなんて
嫌じゃん!」
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P56
(悠里)「ただの友達なら
認められるのに普通以上に
近づいてた結果
普通以上に苦手になるなんて
この先誰かをまたこんな風に思うんなら
つきあうイミってあるのかなあ
最初から近づかなければ
嫌いにならずにすんだのかな」
「『つきあわなければ』とか
後とか先とか
考えることの方が
今誰かを好きになって近づくより
ずっと意味ないんじゃないの」
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…えっ、最終巻? -
普通ってなに?お互いにとっての普通は、言わなければうめられない、けど言えない、という関係性がさらに事態を複雑にするけど。もつれた気持ちを解きほぐすために一緒にいるのだから、このままで行く、という宣言は力強く。それぞれのパートナーが、屋台で一杯かわして仲良くなってるシーンに微笑みつつも、きっと理解し受け入れるんだろうな、という予感を残しつつのフィナーレ。しかし、ほんと、刺さる言葉が多くて。