13月のゆうれい 2 (Feelコミックス FC SWING)

著者 :
  • 祥伝社
3.65
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本棚登録 : 117
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396767013

作品紹介・あらすじ

「周防君は私の見た目を好きになったのかな」
——恋人は、双子の弟(の女装姿)に恋した男。


「可愛い」嫌いな女子・ネリと、「可愛い」服を着こなす女装男子・キリは双子の姉弟。
ネリはキリの同居人・周防と付き合うことになるが、彼は高校の頃からずっと、女装したキリへの恋心に囚われていた。
自分はキリの代わりに選ばれたのではないかと、ネリの心中は複雑で…。

「得体の知れない『理想の女の子』と戦わなくちゃ」

一方、しばらく女装を封印することにしたキリにも新しい恋が到来し——?

女と男と女装男子の恋と自意識、決着の時!
巻末に描き下ろしエピソード、作者あとがきも収録。

感想・レビュー・書評

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  • なんとなく完結って感じです。

    面白い!とは言えないんだけど。その気持ちわからなくはない、でも自分は特にそこにこだわらないからなぁ、みたいなもやもや。

    でもかわいいが限定的というのはよくわかります。あと、年齢的に着たい服と似合う服が違ってきている私は、ネリのその辺ぐちゃぐちゃになった感じには共感した。

  • うーん、おのおの勝手に自己完結してて結局なんだったの?…って。
    Hを求められたって受け入れないし、拒否られた側もまぁ仕方ないとあっさり退くし。別れる時も同じく。
    ぐるぐるし思考しているわりには、全然行動が伴ってないよね…。

  • 服から派生するジェンダー・自意識と恋の話。

    ネリは嫌いじゃないんだけど、ネリと周防のカップルが何一つ面白くなくてびっくり・・・
    (復縁しないほうがいいよ!笑)

    オチの象徴となるライダース×プリーツスカートの融和策が、
    とってつけたようであまり腹落ちしなかったなあ。
    服にまつわるモヤモヤを読みたいなら、同著者の「あたらしいひふ」のほうがわかりやすくて読後感も良いかと。

    表紙と扉絵はおしゃれで素敵です。

  • 選んだものだけが未来になる、という覚悟の伝わってくる選択。わたしはあなたの元カノ敗者復活戦じゃない、俺はお前の元カレ敗者復活戦じゃない、という応酬。細胞は三ヶ月、骨は五年でいれかわる、五年経てば自分もまったく別な人になると思えば、気が楽、ってセリフが印象に。葛藤と選択を重ねて出した答えは、きっとお互い納得ずくのことになりそうな予感を残して。

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著者プロフィール

デビュー作「さよならガールフレンド」(祥伝社)が、3月の「このマンガがすごい!」ランキング(オンナ編)の第1位に選出されるなど、2015年最注目の新鋭作家。

「2015年 『低反発リビドー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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