女の園の星 1 (フィールコミックス)

著者 :
  • 祥伝社
4.53
  • (621)
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  • (10)
  • (4)
本棚登録 : 5341
感想 : 298
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396767976

作品紹介・あらすじ

「声を出して笑った」の声、続出!!!
漫画賞総ナメ『夢中さ、きみに。』の和山やま初連載!

ある女子校、2年4組担任・星先生。
生徒たちが学級日誌で繰り広げる絵しりとりに翻弄され、
教室で犬のお世話をし、漫画家志望の生徒にアドバイス。
時には同僚と飲みに行く…。

な~んてことない日常が、
なぜこんなにも笑えて愛おしいんでしょう!?
どんな時もあなたを笑わせる未体験マンガ、お確かめあれ!

感想・レビュー・書評

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  • 娘に進められて読みました
    凄い面白かった(笑)

    もの凄くシュールだし、絵もさっぱりしててサクサク読めるし…笑いの間も 凄く良い!
    これは電車の中で読んだりしたら
    ヤバそうです(゜ロ゜;ノ)ノ

    ※んで関係ないけど 俺が何か言いたいかって言うと…
    「めざましTVで毎日 紙兎ロペを観てて…背景の看板とか面白くて良く観察してしまうんだけど…
    ◯内科→ええじゃ内科 ◯ATM→あっというマニー◯公園の防火水槽の看板→防火ロボ などあって楽しいけど…俺が1番気に入ってるのはアキラ先輩が好きなプラモデルが機動戦士ガンダムじゃなくて【二番煎じ ガンサク】なんだよね!」って事!!

    • workmaさん
      ベルゴさん

      『二番煎じガンサク』…!そうきたか!センスいいなぁ。紙兎ロペ見てないけど俄然見たくなりました!
      日常のオモロネタ、期待して...
      ベルゴさん

      『二番煎じガンサク』…!そうきたか!センスいいなぁ。紙兎ロペ見てないけど俄然見たくなりました!
      日常のオモロネタ、期待して待ってます!
      2023/02/09
    • ベルゴさん
      二番煎じガンサク
      のゴロ、響きが凄い良いですよね(笑)
      二番煎じガンサク
      のゴロ、響きが凄い良いですよね(笑)
      2023/02/09
    • workmaさん
      はい。なかなかやるな~!よく、思い付いたな~、と、感服しました( ´∀`)
      はい。なかなかやるな~!よく、思い付いたな~、と、感服しました( ´∀`)
      2023/02/09
  • 表紙を見て本読みの勘が働き「この雰囲気は絶対の絶対、私好みだ!」と当時出ていた本書、『夢中さ、きみに』『カラオケ行こ!』三冊を大人買い。

    結果、私は私を裏切らなかった、、、!

    、、、つまり、面白かったです。
    個人的には『動物のお医者さん』の佐々木倫子さんの作品に感じが似てるなー、と思いました。いつも寝ている香川さんなんて、菱沼さん?なんてびっくりしてしまった。(『動物〜』の人気キャラ)
    アンニュイな表情のキャラクターたち、訥々としたシュールなギャグ、綺麗な書き文字も佐々木先生っぽいです。

    3時限目の漫画家志望の松岡さんのはなしが一番好きです。
    プククククと思わず笑い声が出てしまいました。
    こんな漫画書いたなあ。描きたいところしか描かないのですよ。(苦笑)

    続編も楽しみです。

    • 5552さん
      夜型さん

      私が青春ものが好きだと覚えてくださっているなんて、感謝感激です。
      『ルナティックサーカス』面白そうですね。
      夜型さん

      私が青春ものが好きだと覚えてくださっているなんて、感謝感激です。
      『ルナティックサーカス』面白そうですね。
      2021/05/14
    • 夜型さん
      5552さん、

      はい、大好きですから。
      5552さん、

      はい、大好きですから。
      2021/05/14
    • 5552さん
      夜型さん

      nejidonさんとのやり取りを思い出します。
      ご無事を信じることしか出来ないのはもどかしいですね。

      夜型さん、お元...
      夜型さん

      nejidonさんとのやり取りを思い出します。
      ご無事を信じることしか出来ないのはもどかしいですね。

      夜型さん、お元気でいてくださいね。
      2021/05/15
  • タイトルだけだと女子高とか宝塚みたいな場所で憧れや羨望の眼差しで見られる「エースをねらえ!」のお蝶夫人の様な(表現が古いなあ)女性が主人公の物語と思いがちだが、実際は女の園(女子高)の星(先生)の物語。

    日誌の備考欄に描かれた しりとり絵の答えに頭を悩ませたり(1時間目)、教室のベランダで3週間だけ犬を飼う事になったり(2時間目)、生徒の描いた色々詰め込み過ぎな漫画(しかも絵が下手)を読まされて批評を求められたり(3時間目)、同僚の小林先生と飲みに行った帰りを生徒に見られ意味不明の渾名(秘伝のペット)を付けられたり(4時間目)、生徒に観察日記をつけられたりと(5時間目)、生徒達の大人には理解不能な感性に翻弄されるも変に慌てふためく事もなく常にポーカーフェイスな星先生だが酔うとよく笑い、よく喋り、よく食べ、よく飲み(おしぼりを持った左手をグラスの底に当て飲む姿が個人的にツボ)、最後は謝り魔(それも泣きながら)となるという平素とのギャップが可笑しい。というかたまらない(同僚の小林先生とのやり取りも)。

    ストーリーで好きなのは3、4、5時間目。
    キャラクターでは星先生は当然ながら、その他のキャラクターでは同僚の小林先生と5時間目に登場する 自称星先生観察ニッキャー(星先生観察日記をつける人の意味)の鳥井さんがベストキャラクター。

    でもこの作品、ギャグ漫画でありながら絵が何処かホラー漫画的な雰囲気を感じる。
    調べてみたら作者は伊藤潤二(他に古屋兎丸、小林まこと)に影響を受けたという。
    それならば あの画風にも納得がいくし、あの画風だからこその面白さであり成立している作品とも言えるかもしれない。

    作者の最初の単行本「夢中さ、君に」は正直なところ自分には合わなかったのだが本書は文句なしにハマった。
    続刊にも期待(今回は台詞のみで語られた星先生の奥さんと娘が登場するといいなあ)。
    って最近レビューの締めが「続刊が云々」というパターンが多すぎるなあ(反省)。
    こんなだと星先生から「もうすこしがんばりましょう」と言われかねないな(言われないよ!)。

    • 深川夏眠さん
      お邪魔しま~す。
      このマンガって一言で言うならズバリ、

      「ミステリーすぎます 色々な要素を詰め込みすぎてカオスです」

      ……よね...
      お邪魔しま~す。
      このマンガって一言で言うならズバリ、

      「ミステリーすぎます 色々な要素を詰め込みすぎてカオスです」

      ……よね(笑)!

      ともあれ、本当に、ページを捲ると
      ギャーッてなるんじゃないかと身構えて
      ドキドキしたのに何も起きない、
      不思議な世界だなぁ、と感心しました。
      2020/10/24
    • darkavengersさん
      深川夏眠さん
      いいね・コメントありがとうございます。

      作中の台詞を使うとは流石です。
      まさにあの台詞の通りの漫画ですよね。

      ...
      深川夏眠さん
      いいね・コメントありがとうございます。

      作中の台詞を使うとは流石です。
      まさにあの台詞の通りの漫画ですよね。

      作者は何故あの漫画を描く気になったのか.......
      「こればかりは根源が謎です」(笑)
      2020/10/24
    • りまのさん
      darkavengersさん
      フォローに答えて頂き、ありがとうございます!「女の園の星 1」面白かったですね♪ どうぞよろしくお願いいたし...
      darkavengersさん
      フォローに答えて頂き、ありがとうございます!「女の園の星 1」面白かったですね♪ どうぞよろしくお願いいたします。
      2021/01/07
  • 長女から借りたマンガ。
    いや〜笑った笑った。
    評判通りの面白さ。

    女子校に通った経験はないけれど、みんな楽しそうで羨ましい。授業の雰囲気も緩いし先生たちも面白くて物分りが良さそうで、さぞや学校も楽しかろう。

    眉毛犬いたよね〜。懐かしい。犬ってどうしてこんなにも眉毛が似合うんだろう。
    あと酔っ払って謝り魔になる人初めて見た。星先生が飲んでる姿を観察してみたい。鳥井さんのように観察日記書けるかな?
    でも一番驚いたのは…お子さんいたのね。勝手に独身だと思い込んでいた。星先生の奥さんと娘ちゃんがいつか見てみたい。

  • 絵があまり好きでなかったけど、グイグイ引き込まれていきました。
    そして、ジワジワと笑いが…
    おもしろい!!

    続きが読みたい。

  • 色々な方がレビューを書かれているので、気になり、久しぶりのまんが購入。

    いやー、こんな緩い女子校あったらいいな〜。
    モデルになった学校あるのかな…。

    自分も女子校育ちだが、キャンディキャンディに出てくる寄宿学校のような厳し〜女子校だったので、こんな学校は夢だわ。

    2021.12.31

  • 本の紹介文に『声出して笑ったとの声続出!』とあったけど、私もまんまと声出して笑ってしまった。
    アンバサダーの件とか。

    主人公の星先生は「動物のお医者さん」のハムテルを思わせる静的な人物像で、隣の席の小林先生や個性豊かで賑やかな女子高生達との対比が面白いです。


  • ほんわかして面白い。

    女子高にはこんな中性的なふわっとした先生が望ましいと思う。
    暑苦しく介入してくるのではなく、なんとなくふわりふわりと受け止め、受け流してくれる先生。

    筆者のインタビューを読んだことがあるが、柔道物語やWhat’sマイケルの小林まことのファンだという。
    思わぬ源泉に、なるほど、そうなのかーと。
    独特のリズム感から出る面白さにそのテイストを感じました。

  • かなりツボだった。評判なだけあり、全話キラーワードが頻発する。
    星先生がまさかの妻子ありで、お酒を飲むと笑い上戸→謝り上戸になるの胸キュン。久しぶりに萌えたぜ。

    心に残った小ネタ多すぎるけど、上階の「クラス犬」の名前が安易に「タピオカ」に変えられるのとか、
    「じゃあ星先生が教室に入ってきたらバズーカ撃つのはどうかな?」というメモが落ちてて、星先生が「気をつけるもなにも…バズーカ撃たれるのはもう気をつけようがない…」と思うのとか、特に好き。

  • ふと目の前に現れたので読んでみた。

    主に女子高の国語教諭・星先生(30代男性)目線で描かれる、
    緩い、というか、ぬるい日々の淡々とした情景。
    星先生は仕事熱心でナイーヴ。
    自問自答が止まらないタイプで、
    常に外的世界と内的世界を行き来しながら暮らしている
    ――というのは、誰にでも当て嵌まることなのだが、
    彼の場合は飛躍と着地の加減が極端で、そこが笑いを誘う。
    そんな心理描写がわかりやすく画像化されるのは
    マンガならではの表現だな、と感心。
    これが映像になると付加情報が多くなるので、
    独特の旨味が減殺されてしまう気がする。

    端正にして陰影に富んだ独特の画風は、
    ページを捲ると恐ろしい、おぞましい、
    あるいはインモラルな出来事が待ち受けているのでは……と、
    期待と嫌悪感を同時にそそるのだが、
    人の心を無惨に抉るような展開にはならないので、
    肩透かしを食った(←何を期待していたのか)。
    が、同時に、
    そもそも一々「空気を読む」だなんてことを
    考えもしない無邪気なお嬢さんたちが
    着かず離れず、絶妙な距離感で息をしていて、
    そこには悪意という名の毒も存在せず、
    自分自身も他者をも傷つけるのをよしとしない
    「のっぺり」「ツルッとした」優しい、
    平板でひんやりした世界が広がっていて、
    漠然と「ああ、これが令和か」などと感じつつ、
    ところどころキラーフレーズでお茶を噴かされたのだった。

    いかんな、流行りものに踊らされたくない主義なのに、
    最小公倍数に取り込まれているぞ(笑)。

    以前他のレビューにも書いたが、
    萌え系や、やおいではないジャンルの人に
    頑張ってほしいので、嵩上げして★4。

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著者プロフィール

1995年生まれ。大学2年時に、「和山友彦(わやまともよし)」名義で応募した『優等生の問題』で、第67回ちばてつや賞一般部門入選。これを受け、読み切り『渚へいこう』が『週刊Dモーニング 読み切り増刊2016冬号』で巻頭で掲載された。2019年、コミティア127に頒布した同人誌『夢中さ、きみに。』がKADOKAWAより書籍化されたことで人気を博し、商業誌初連載となる『女の園の星』を連載する。2020年3月『夢中さ、きみに。』で、第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。翌月には、第24回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。

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