川果町よろづ奇縁譚 (Feelコミックス オンブルー)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 442
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396783334

感想・レビュー・書評

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  • ふわふわひらひら。
    蝶のように浮遊しながら、
    柔らかく不思議で美しい世界。

    この世ならざる不思議なモノを扱う
    "鑑定・調査事務所"。

    面倒しか拾ってこない社長に、
    人魚の血をひく魚住。
    魂を奪われないために本名を隠し、
    名前に縛られないゆえに、その存在は淡く
    自分自身に確かなものを見出せない青年と
    真っ直ぐでかわいい少年・天花寺くん。

    季節は花降る春。
    目に見えない"まひるの星"のように
    透明な世界を感じる素敵な奇譚たち。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      全然知らない作家さんなのですが、表紙イラスト見ただけで読みたくなりました。
      他に何があるかな?と思ってチェックしたら・・・「魔女と猫の話」...
      全然知らない作家さんなのですが、表紙イラスト見ただけで読みたくなりました。
      他に何があるかな?と思ってチェックしたら・・・「魔女と猫の話」!!これから読もうかな、、、
      2014/04/17
    • 山本 あやさん
      nyancomaruさん∠♡

      このお話も素敵なんですが、ちょっと
      好き嫌いのあるお話だと思います。

      「魔女と猫の話」は去年読ん...
      nyancomaruさん∠♡

      このお話も素敵なんですが、ちょっと
      好き嫌いのあるお話だと思います。

      「魔女と猫の話」は去年読んだ本で
      私にとってはベスト5入り確実なほど
      すごく素敵なお話だったのでぜひぜひお勧めです♡

      発想の楽しさと優しさと猫ちゃんのかわいさ満載です♡
      2014/04/17
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「私にとってはベスト5入り確実なほど」
      Oh!
      先ず「魔女と猫の話」を探してみます。
      「私にとってはベスト5入り確実なほど」
      Oh!
      先ず「魔女と猫の話」を探してみます。
      2014/04/18
  • ほのぼの怪奇モノみたいな気持ちで読み始めたのでBLだと思い出した時はちょっとびっくりしたけど二つのカプどちらも好みで得した気分。

  • [시노미야 시노] 카와타 마을의 여러 기연담 | 오컬트? 라고 해야하나, 백귀야행같은 느낌의. 딱히 귀신이 나오는 건 아니지만 이름에 대한 의미나, 사람을 다시 살리려고 하는 주술이나 패럴렐처럼 현재의 내가 미래로 잠깐 이동한다거나. 인어도 나오곸ㅋㅋㅋ (헐 한 권 안에 잔뜩 끼워넣었넿ㅎㅎ) 재미있었다. 정발본으로 봤는데 내용이나 분위기가 되게 묘해서 흐름을 잘 읽어야 하는데 많이 어색해서...(현대지능) 이 작가님은 원서로 봐야겠다싶었는데, 이북으로 나온 2권이 인디고라 더더욱 원서로 봐야겠다고 결심했다. =_ =

  • はじめは少し読みづらいなと感じましたが、徐々に引き込まれて読んでいくと初めから終わりまで一本の線で繋がるように解決していました。読み返してみると伏線というか、その世界観や設定のうまさにハッとします。
    読み進んでからやっと「こうだったのか」と前のことがわかる話の仕組みや、萌えは控えめのあやしい雰囲気が今市子先生を思い出します。

  • ショタ×おにいさん

    ショタ攻め~~
    あと事務所のお兄さんたちのカップルがいます
    話は不思議な感じ あんまりセックスはしない

  • 2015/01/16
    【好き+】「かわばたまち よろづ きえんたん」と読むのか、難しいな。 高校生?中学生?:天花寺オトヒコ×大学生:平子千佐。 平子が町で声をかけられてアルバイトをすることになった:鑑定・調査事務所には社長:鈴島と社員:魚住がいた。 仕事をしては奇妙な人たちに巻き込まれる平子は特殊な生い立ちのせいでよく他人のそら似をされ、本当の自分があやふやだった。 鈴島、魚住コンビの過去と縁、オトヒコの過去と縁、本当の自分を知りたいと願う平子、蝶々のようにヒラヒラと散らばった点が最後一つにまとまり、幸せな気分と奇譚らしく不思議な気持ちが残る物語で面白かった。

  • 日常に入り込む妖の話とBLとをミックスさせた淡いタッチは今市子先生を彷彿とさせて、好きな系統です。萌えはそんなにないんだけど、ほっこりする感じ。

  • やさしい気持ちになれます。お墓にまでもっていきたいBL本ノミネート。

  • 素晴らしい

  • 私は勝手にBL界の『百鬼夜行抄』と呼んでいる。男二人がやっている鑑定屋にバイトの面接に来た大学生の平子くん。導入は一見普通で、平子くんは巻き込まれ型主人公の匂いをぷんぷんさせているが、実は物語の中核を担う出自である、と言う所をご都合主義と取るか不思議のなせる業と取るかで見方は変わるかもしれないが、とにかく「これはこういう事である」と論理的に弁じてはいないが、まるっきりのファンタジーかと言うとそうでもない。なんとも言えない不思議さは作者の作風のなせる業。頼りなげな線で描かれながらも怖さを醸し出す手法は作者が意図したと言うよりやっぱり自然に紙面に滲み出てしまう作者の作風に他ならないだろう。線の細さで柔らかそうに見えるがぞっとするくらい怖い表情が挟み込まれている。時に「ぎざぎざの歯」は無性に怖く感じ、物語の質に凄く合っている。
    夏に読むとより楽しめる作品じゃないかな、と思った。面白さも千差万別のように、怖さも人によって違う。私にとっては心霊番組見るよりよほど楽しめる。

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