- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396783860
作品紹介・あらすじ
ごめんなさい
先輩を薄汚い想像に使ってる
両親の旅行中に、10歳も下の義弟・光(ひかる)に強姦された春樹(はるき)。
「気が済むようにさせてやった」と自分に言い聞かせるも、
全身を這う光の手を思い出すと、普通の日々は戻ってこない。
そんな春樹の変化に気付いたのは、職場の先輩・英(はなぶさ)。
春樹は、気持ちを和らげてくれる英が好きだと自覚する。
しかし、光は「親にバラす」と春樹を脅し、
恋人気取りで常習的に関係を強要するように。
抵抗する気力も奪われた春樹は、英を思い浮かべながら光に抱かれるようになる――。
愛憎極まる義兄弟インモラルドラマ、
目が離せない第2巻!
感想・レビュー・書評
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ドロドロな展開。私には無理でした。
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じ、地獄だ....
読めば読むほど忍び寄る地獄..
結局春樹が駄目なのは分かってるのですが、彼はもう冷静な判断を出来ない状況に追い込まれてるのだと思います。兄弟でいたい。上手な、良い関係でいたい。いろいろな積み重ねが、彼の光への「情」が(それが同情か愛情かはさておき)彼を更に沼地へ、戻れない地獄へと光によって連れていかれる訳です。1巻を見る限り、彼らに幸せな結末は来るとは思えませんが。
「許されたい」と願う先輩が可哀想で。先輩はこのままフェードアウトするのでしょうか。見物です。 -
ぱっと見愛を押し付けながら苦しんでいる攻め(義理弟)と苦しみながら心の底では愛を受け入れている受け(義理兄)という対照的な歪んだ愛の形。光の身勝手さと春樹の優柔不断さにイライラするけれど、きっとそういうキャラクターなんだと思わせる心理描写が秀逸なのですらすら読めてしまう。闇落ちしかないような未来だけど二人にしたら幸せなんだろうな…たとえ無自覚であっても。それより英先輩が不憫でならない。幸せにしてあげて欲しいです!お願い(笑)
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だんだんやつれてく春樹が痛々しいです。そんな彼を救ってくれる人は・・・。というところですね。光の春樹に対する執着は相変わらずだし、そんな光に翻弄されて感覚が麻痺していく春樹・・・。この作品決して明るいテーマではないと思うのだけど、苦しさの中にも「リアル」を感じさせる心理描写があり、深いです。今後の展開がますます楽しみでたまりません!