ばらの森にいた頃 (onBLUEコミックス)

著者 :
  • 祥伝社
3.90
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本棚登録 : 203
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396784041

作品紹介・あらすじ

雲田はるこ、最新BL短篇集
吸血鬼と少年。数百年ごしの恋。

[ばらの森にいた頃]
食用ばら農家を営む
吸血鬼の正宗(まさむね)は、
人間の恋人・陽(ヨウ)と暮らしている。

数百年前に恋人を亡くした
不死の吸血鬼・正宗は
長い時をずっと孤独に生きてきた。
猫や虫や、植物に生まれ変わる
恋人を見つけ出しても
言葉は交わせぬまま、時は過ぎた。

そして、はじめて人間の姿で
転生したのが陽だった。
年をとらない吸血鬼と、ただの人間。
2人は数百年ぶりの蜜月を楽しむが、
正宗には秘密があって――。

[モンテカルロの雨]
海外スター×おじさん俳優

[ヨシキとタクミ]
ライバル同士のヤンキー×ヤンキー

[Be here to love me]
ノンケ先輩×魔性の美脚後輩

表題作を含む計4本を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 疲れたときに読みたい短編集。
    柔らかなタッチで描かれるそれぞれの想いがとてもいい。
    どの作品も面白くて外れがないです。

    個人的にはヤンキーカップルが可愛くて大好き。

    四の五の言わずに読んでくれ。

  • ▼あらすじ

    雲田はるこ最新BL短篇集
    吸血鬼と少年。数百年ごしの恋。
    年をとらない吸血鬼×転生を繰り返す恋人

    [ばらの森にいた頃]
    食用ばら農家を営む吸血鬼の正宗(まさむね)は、人間の恋人・陽(ヨウ)と暮らしている。
    数百年前に恋人を亡くした不死の吸血鬼・正宗は長い時をずっと孤独に生きてきた。
    猫や虫や、植物に生まれ変わる恋人を見つけ出しても言葉は交わせぬまま、時は過ぎた。
    そして、はじめて人間の姿で転生したのが陽だった。
    年をとらない吸血鬼と、ただの人間。
    2人は数百年ぶりの蜜月を楽しむが、正宗には秘密があって――。

    [モンテカルロの雨]
    海外スター×おじさん俳優

    [ヨシキとタクミ]
    ライバル同士のヤンキー×ヤンキー

    [Be here to love me]
    ノンケ先輩×魔性の美脚後輩

    表題作を含む計4本を収録。

    ***

    作家さん買い。
    雲田はるこ先生、BL短編集を出すのは「野ばら」以来、何と7年ぶりなんだそうな。
    「野ばら」が出てからもうそんなに経ったのか…と
    感慨に耽ってしまったのは言うまでもなく(笑)

    表題作は吸血鬼のお話で、あまあまなお話かと思いきや切ない系のお話でちょっと吃驚。
    吸血鬼って人間を仲間にする事は出来ないのね…。
    後味は悪くないですが、何度生まれ変わったとしても片方が人間であり続ける限り
    いつまでも永遠に…って訳にはいかない事を考えると少し切ない。
    吸血鬼同士の恋なら何の問題もないのにね…。

    個人的には脚フェチのお話が一番良かったです。
    会社の先輩×後輩という組み合わせも良かったですし、
    受けが意外としたたかで攻めに対する執着心が強いのもツボでした。
    まさかあれが罠だったとはな〜(笑)
    最後はまんまと攻めを手に入れちゃって、二人ともめでたくラブラブに(笑)
    この二人のお話、もっと読みたかったですね。
    寧ろ丸々一冊このお話でもいいくらい…。
    ただ、元は「ダメBL」に掲載されていたお話らしいですが、
    正直、ダメ要素どこ?って思いました。
    (雲田先生自身、そう感じてるみたいですが笑)
    でも萌えられればOKなんでね。終わりよければ全て良し的な…(笑)

    待ってれば数年後にまた雲田はるこ先生の短編集が出るのかな?
    今はオンブルーさんの方で「新宿ラッキーホール」の続編が決まったみたいで、
    単行本になるのが既にもう待ち遠しいです。
    雲田先生の作品は総じてストーリー構成が上手く、どんなに短いお話でも
    薄っぺらさを感じる事がまず無いので、今回も安心して読む事が出来ました。
    雲田先生の作品や絵柄が好きならまず買って損はない作品だと思います。


  • 先日野ばらを読んでぎゅっと捕まれたので雲田さんのほかBLも読みたい!とワクワクしていたら見つけた。
    むちゃくちゃ久々のBL短編集だったそうで、良きタイミング。

    吸血鬼×青年
    海外俳優×おじさん俳優
    金髪ヤンキー×黒髪ヤンキー
    足フェチノンケ×したたか女体系後輩

    表題作の設定がとても好みだしストーリーは切ないけど哀しいまま終わらなくて、野ばら同様きゅーーっとした。
    生まれ変わっても生まれ変わっても見つけ出してくれる恋人、なんて甘いんだ…。

    雲田さんのBLはお話も楽しめて尚且つグロス感が少ないのにムラっとしてしまうエロさも楽しめる。
    出てくるキャラもカッコイイけど愛らしさもある。
    可愛いのではないのです。愛らしさが凄いのです。
    この本はとてもいい。

  • 表題作が、美しくて切なくて素晴らしかった。
    タイトルが過去形になってることに気づいて余計に切なくなった。このふたりが末永く幸せでいられますように。
    あと、バラがすっごく美味しそうで食べてみたい。レタスみたいにシャキシャキ食べてて、生食でもいいしサラダにしたり、春巻きにしたり、炒めたり、つぼみを浅漬けにしたり……とにかく美味しそう。

    他作品も色んな作品がバラエティーに富んでてどれもとても素晴らしかった。

  • 雲田さんは「表情の作家」だと思う。それは短編であろうが、落語であろうが、BLであろうが変わらず、絵柄が安定せずに表情が沢山ある様に見える作家とは一線を引いている。凄さがここにある。こんなに多彩な表情を、それぞれの人物に応じて描き分けられる漫画家はそうはいない。漫画は、記号として読み解ける場合もある、日本は圧倒的に漫画読者が多く、読者側が「漫画を読み解く能力が高い」からであるが、もう、ただただ表情を描き分けられる作家さんと言うのは、本当に凄い事なのだ、と改めて思った短編集。
    『バンパネラ』と言う、萩尾先生が造った造語に(造語だと言う事さえ知らなかった、もうそこにあるものだと思っていたので)敬意を表してる雲田さんの人柄も素晴らしい。

  • 足フェチのお話が楽しい

  • 「落語心中」の雲田先生のBL短編集。

    色々なパターンの作品があったが、個人的には表題作が美しくて切なくて良い。

  • 短編集。
    「ばらの森にいた頃」と「Be here to love me」は雑誌で読んでいたのに買ってしまった。ヤンキーまでが雲田さんが描くと可愛い色っぽいことに。

    いつもの丁寧なあとがきに、小さく苦味ちゃんがいて狂喜。続きを描かれる予定だそうで本当に楽しみ。はぁー楽しみ。(2回書く)

  • 「ばらの森にいた頃」吸血鬼と転生を繰り返す恋人。切なかった。
    表紙の色っぽい眼鏡の方が吸血鬼。恋人は彼の側で転生を繰り返しています。
    そして人の姿として転生した恋人は子供でした。。。
    泣いたよね。
    吸血鬼って死ねないから苦しいし辛い。
    バンパネラという言葉は萩尾望都先生の造語なのだとか。美しい言い回しですよね。

    「モンテカルロの雨」美形若手映画スターと彼に見初められた冴えないおっさん俳優(日本人)おっさん受けです。若手俳優さんが美しいです。女装あり。

    「ヨシキとタクミ」銭湯仲間のヤンキー同士の話。タクミは小柄で可愛いです。

    「Be here to love me」彼女に振られたばかりの脚フェチ先輩と真面目眼鏡後輩くんのリーマンオフィスラブ。美脚サイトを見付けてズリネタにしていたらその美脚は後輩くんだった!ってことですが、ひくくらいの脚フェチです。でも先輩さんは実は後輩さんに嵌められていたんですよねー?!
    楽しい話でした。



    雲田先生のBL久々です。
    やはり美しい。
    画もですが、ストーリーがいいですね。

  • 四作品のどれも印象が異なり、それぞれ良かったのですが、モンテカルロの雨が可愛らしく美しく好きでした。
    Be here to love meは気づいてしまっても恐ろしい話だな、と思いました。これは狩り、ですよね……。

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プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

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