インディゴの気分 (Feelコミックス オンブルー)

著者 :
  • 祥伝社
4.18
  • (46)
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  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 486
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396784225

作品紹介・あらすじ

[ポルノグラファー]の過去編にして完結編!
担当編集・城戸×若き日の官能小説家・木島のスピンオフ

ポルノ作家と俺の
“言えない”お仕事

「さっきの…気持ちよかった?」

=======

(あらすじ)
【登場人物】
木島・・・純文学崩れのポルノ作家。蒲生田の弟子になる。
城戸・・・官能小説の編集者。困窮する木島に執筆を依頼。
蒲生田・・・死期の迫る官能小説の大家。鬼畜なくせ者。


「じゃあ、こいつのブツをしゃぶれるか?」
――イカせられたら俺の遺作はくれてやる。

蒲生田の問いかけに、木島は訝しく眉をひそめた。
あまりの提案に悪趣味だと狼狽する城戸だったが、
木島の脳裏には、この仕事が絶対に欲しいと懇願してきた城戸が、
あのとき握られた手の熱さが、よぎった。

「やるよ。何てことないだろ、これくらい」

そう言うと、城戸のまだ柔らかなそれを口に含み、
いやらしく音を立てながら舌を這わせはじめる…。

かつて憧れた男が跪き、
淫らにその屹立を咥える光景は城戸の嗜虐心をひどく煽った。
そして―――…。

[ポルノグラファー]から遡ること数年。
凡人の憧れ×天才の孤独を描いた、
城戸と木島の“言えない”過去の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 本編?の「ポルノグラファー」よりこっちが好きだわ。

    う~~~んと前に「ポルノグラファー」のドラマをみて当時そのマンガ買って読んで、
    ふっとFODのなかにこちらの「インディゴの気分」があるのをみて、
    てっきりこちらも原作読んだと思ったら、全然知らない話だった。
    ドラマもこっちが面白いって思って、早々に原作も読んだ。
    でもやっぱ「ポルノグラファー」の木島さんを知ってるからこそ、過去のこの木島さんが艶っぽく見えちゃうのか?
    まぁ、これを最後に読んだのだけど(プレイバックは履修済み)、なんとなく全部の木島さんの色気とかなんだかんだ合点がいった。

  • 今、レオパード白書2,3と混ざりすぎて正常な判断ができない。

  • 素晴らしい!

  • ポルノグラファーより断然おもしろかった‼︎‼︎‼︎

  • ポルノグラファーのスピンオフ。
    官能小説の編集者である城戸と、純文学崩れのポルノ作家 木島理生の過去の話。

    蒲生田先生と実父を重ねてしまう理生や、揺れまくる城戸の心とか…終わり方まで含めて傑作ですね。

  • 『ポルノグラファー ~インディゴの気分~』
    フジテレビ/毎週火曜深夜放送
    2019年7月23日から

  • スピンオフから読んでしまった。
    城戸の語りを「お。お。おっ!?」って感じで読んでたんだけど、本編先だったら違った感じ方だったのかな?まぁそれが面白かったから良かったんだけど。
    木島が「2つのことにキレてる」って言った2つ目が至極正論でそれだけでこのマンガ好きって思った。
    面白くてエロくて、木島がお父さんと先生を重ねたりしてるところとか先生が泣くところとか、とても良かった。良かったので本編ポチってもうた。
    あと、最後にホテルになだれ込んだりしないところも最高だった。
    終わり方がもう本当にすてきだった。

  • 何ですかこの傑作…
    『微妙な関係』詳細。成就しない前提があるものの、倒錯やら悲恋とも言い難い濃密さが堪りません。攻めの城戸くんがめちゃくちゃ好き。何度読み返してもラストシーンの捨てゼリフ的展開が頭をグルグルまわる忘れられない作品でした。
    ご実家の文机は似せて用意したんだな、と何かと感慨深いです。

  • 官能小説の編集をしている彼と、小説家の彼の過去のお話。
    こういうじめっとしたお話は結構好きで、楽しく読ませていただきました。
    仕事ということに対してのプライド、そしてお金。大切だけれど生活していくために必要なことの選択。大切大切。

  • 『ポルノクラファー』の過去編。城戸×木島も良かったです。2人の進む未来が見えていたからこその過去編といった感じで、スルッと入り込める作品。燃やし尽くせなかった互いの複雑な心情が切な苦しい部分もあり、城戸のなんとも余韻を引きずる終わりが良い。

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