ロンリープレイグラウンド 上 (on BLUE comics)

著者 :
  • 祥伝社
3.89
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本棚登録 : 376
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396784881

作品紹介・あらすじ

スパダリ王子様(光の攻)vs調教不倫男(闇の攻)×不憫美形リーマン受


7年の不倫沼を超・溺愛男がぶち壊す
救済型アダルティック三角関係!


俺、岸野慧介(21)の
バイト先近くのゲイスポットで
地味だけど上品なリーマン・雪文さん(26)
「7年の不倫相手に捨てられた」と泣いていた。
傷心の雪文さんをナンパして抱いてみたら
意味がわかんねーくらいエロい体だわ
わんさか大人の玩具を持ってるわで
〝エッチなお兄さん〟ぶりがやばい…!


だけど翌朝、目つきの悪い 元・不倫相手の雨津木が
乗り込んできて、ケンカを売り・売られ。
雪文さんはこの不倫野郎に調教されていたのだ。

はあ? なに好きな相手を支配しようとしてんだよ。
俺は、このてろんとした笑顔のかわいい人を
ただめちゃくちゃに愛してやりてーんだよ!!

感想・レビュー・書評

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  • ギットギトのラーメン600円の中華料理屋で働くゲイの21歳ヤンチャ風が、店の前をたまに通る綺麗なリーマンが気になっていて、雨の日ゲイのナンパスポットにいるもんだから声をかけたらなんとラッキーが過ぎる展開に。でもその綺麗な男性は社長に飼われるといういうか囲われているというか、そんな状態で。
    ありきたりというかわかりやすいというか、ではあるけれど攻めが漢気溢れる感じで受けをすごく大事に思ってるのが伝わってくるので良かった。
    しかし社長ひどいな。でも奥さんより受けを取ったんだよなぁこれ。
    リーマンのあのくわえタバコは、場末から拾われたことを表現してたのかなぁ?

  • 通勤途中の受を見て気になっていた、中華料理店でアルバイトをしている攻。ガード下で佇んでいる受を見て声をかけるも逆ナンパされてしまう…。
    ダヨオさんに、エロが多いイメージがなかったのでびっくり。でも話の内容が不倫男×受、年下攻×受なのでそれもむべなるかな。
    不倫男に加虐趣味があり、調教されていた受。その関係を自ら暴露という形で破綻させるも、不倫男の執着はやまず。
    その一方で、おおらかなで健全な年下攻に惹かれていく気持ちも書かれている。
    年下攻に惹かれながらも、不倫男に気持ちが残っている受。すぐさま次の巻に。

  • 年下フリーター(攻め)×調教済みリーマン(受け)←ご主人様(当て馬)
    王道だけど良かった…!攻めがスパダリ属性で、受け溺愛で素晴らしい!攻めが働く中華料理屋の前をいつも通りかかるリーマン受け。ゲイの攻めはひそかに意識していたが、雨の中失恋して泣いていた受けに誘われて即日ベッドイン。という即物的な流れなのにとても自然で、愛あるHをする攻め様に好感度さらに急上昇。
    いやー素晴らしい(二回目)イケメン長身巨○ん優しいカッコいい…できすぎや!

  • 調教好きなおじさまに飼われてた不憫な愛人受けをピュアな大学生が救い出す話。
    ダヨオさんにしてはドロドロだしエロい!緊縛!おもちゃ!
    最初は受けの主体性のなさが気にかかって微妙かなと思ったけど、攻めも受けも擦れてなくて可愛かったです。
    飼い主のおっさんはここまで育てたのに可哀想な気もしたけど、健康的な生活ではないし仕方ないのかな、

  • 上下合わせてのレビュー。
    大好物の三角関係、不憫な受けの救済物語。
    最高!!最高でした!!
    この作品の一番良いところは、受けがただ助けられる姫なのではなく、自らの力で生まれ変わろうと努力をして、自分自身で殻を破った所にあると思います。

    長年不倫男に囲われて従順に生きていた受けが、このままでは嫌だと反旗を翻し、ぽいっと捨てられ、次は心優しい青年に救われた。
    この優しい青年は、今までの自分には誰も与えてくれなかったような、暖かい場所と、言葉をくれた。
    今まで誰かの言いなりになるばかりで、自分を大切にする事が出来なかった受けが、優しい青年に出会って、自分を大切にすることを覚え、どんどん強くなっていく…
    その過程が本当に素晴らしかったです!!
    最後には、別人かな?というくらい強くなっていて、あぁ、これが本来のこの子なんだろうなぁと思えました。

    攻めの青年は、眩しいくらいにキラッキラで、優しくて、可愛くて、最高の年下攻めでした。
    受けの不倫男への思いを否定しないでくれたのも優しいなぁと思いました。
    不倫男は、ちゃんと成敗されるので、それも良かったです。

    そして、ダヨオ先生のモノローグが素晴らしい!
    何度読んでもジーンとくる、素敵な言葉がたくさん詰まっていました。

    改めて1話を読み返すと、受けはあの場所で、また不倫男が自分を迎えに来てくれるのではないか?と、待っていたようにも思えました。
    でも、もっともっと良い男が迎えに来てくれて本当に良かったです!

  • (スパダリ×薄幸美形リーマン)VS元飼い主(不倫)って書いてあったのでドストライクなやつじゃんと思って飛びついた。帯の書き方は表では「不倫男VSスパダリ×リーマン」裏では「スパダリ×リーマンVS調教不倫男」だったのでこれ受け攻めはリーマン受け固定なんだろうな…?と一瞬不安になった。ちゃんと固定だった。
    受けはきれいでえろい調教済みおねえさん(元捨て犬)だし、攻めは光属性だし、保護者被保護者の関係も大好きだし、設定は本当にこれでもかってぐらい好みなんだけど、なんか刺さらなかった…
    すごく無粋な読み方をしてると思うけど、これがもし異国や、異世界の話なら違和感を感じなかったのかもしれない。現代日本で、飲食店従業員とサラリーマンで、こうなりますか!?という違和感がよぎってしまって集中できなかった…
    心を許したり、通わせたりするまでに至る過程が丁寧に描かれてないと「?」という気分になる。「雪文さん(受け)は大事に愛されるべき人だから」と攻めが言う(思う)に至った心の変化をもっと読みたかったな…
    漫画は理解だとか、納得だとか、つじつまがとか過程がとかそういう理屈っぽいこと考えて読むもんじゃないとは思うけど!
    onBLUEにしては濡れ場が多い印象。

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