アメリカ・キリスト教史: 理念によって建てられた国の軌跡

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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784400221173

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  • 宗教というテーマを盛り込んでアメリカの歴史をひも解くことで、アメリカ理解を深めることができる一冊。

    民主主義か、個人の自由か、コミュニティの結束か。「何がもっとも優先されるべきアメリカか」という主張はアメリカのパブリックな論壇に繰り返し登場するテーマであるが、その端緒は海岸沿いの大学的議論からではなかなか出てこない。

    「日本のアメリカ研究は宗教にほとんど言及せず、それが弱点である」ということを教えてくれる一冊。

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著者プロフィール

1956年、神奈川県生まれ。国際基督教大学(ICU)学務副学長、同教授(哲学・宗教学)。専攻は神学・宗教学。著書に『アメリカ的理念の身体‐‐寛容と良心・政教分離・信教の自由をめぐる歴史的実験の軌跡』(創文社)、『反知性主義‐‐アメリカが生んだ「熱病」の正体』(新潮選書)、『異端の時代‐‐正統のかたちを求めて』(岩波新書)など。

「2019年 『キリスト教でたどるアメリカ史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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