本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (204ページ) / ISBN・EAN: 9784400407591
作品紹介・あらすじ
日・韓・在日を架橋する運動体にして、2006年からパレスチナとの交流事業を継続してきた在日本韓国YMCAが2021〜22年に主宰したオンラインティーチインが待望の書籍化。差別の複雑な実態を把捉し、それに対する解放実践にインスピレーションを与える交差性(インターセクショナリティ)の概念によって、パレスチナをめぐる抑圧と抵抗の歴史を再照射し、ありうべき連帯の可能性を開示する。フェミニズム、批判地理学、パレスチナとアメリカ黒人解放闘争との接点、クィア理論、在日朝鮮人とパレスチナ、日本赤軍の足跡、パレスチナ解放神学、シオニズムと対峙する宗教思想といった先鋭的な視角からなる8本の論考が詰め込まれた、交差的な知と実践の道具箱。
みんなの感想まとめ
交差性という概念を通じて、自己の違和感の正体を明らかにし、差別の複雑な実態を捉えることができる一冊です。著者は、パレスチナ問題を中心に人種主義や植民地主義といった根本的なテーマを掘り下げ、さまざまな視...
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
交差性:インターセクショナリティーという概念を知ってから、自分が抱いていた違和感の正体が少しずつ鮮明になってきた。
単に女性だから、という理由だけで連帯しようとする姿勢に、自分が語る文脈にも、他の人の言葉にもどこか信頼できない感覚があった。
きっと、その共通項以外の根底にある構造が見落とされていたからかもしれない。
これまでの自分の言動にブーメランのようにぶっ刺さった論考ばかり。出会えて良かった。 -
■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
【書籍】
https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001228562
ダイバーシティ推進室選定
-
パレスチナ問題を勉強する際の新たな視座を与えてくれる名著だった。
パレスチナ問題を辿ると根底に人種主義・植民地主義が見えてくる。本書ではそこから更に前進し、植民地主義という根っこから生えたいくつもの問題を考察し、その関連性を見つけている。このような試みがいずれ権威へ対抗するための連帯の可能性を示してくれるのだろう。
本棚登録 :
感想 :
