イエス入門

  • 新教出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784400520719

作品紹介・あらすじ

近代以降の新約聖書学に重要な異議と代案を提起した『イエスとその目撃者たち』の著者が、初学者向けに書き下ろしたイエス入門。学問的にイエスを学びたい人にも、教会での学びにも格好の書。オックスフォード大学出版局刊の定評あるVery Short Introduction シリーズの一冊。<br><br>【目次より】<br>日本の読者へ<br>まえがき<br>第1章 イエス――世界のアイコン<br>第2章 資料<br>第3章 一世紀の文脈から見たイエス<br>第4章 神の王国をもたらす<br>第5章 神の王国を教える<br>第6章 イエスとは何者か<br>第7章 死、そして新たな始まり<br>第8章 キリスト教信仰におけるイエス

感想・レビュー・書評

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  • このところ読む本に救世主やらがよく出てくる。聖書は幼い頃に背伸びして読んだがさっぱりで、結局イエスのことはよく知らない。ちょうどいいタイトルの本が目についた。福音書がどのような位置付けなのか。これには諸説があるのだけど、目撃証言集である、というスタンス。歴史と照してイエスがどんなふうに振る舞っていたのか、ということを解いていく。イエスは中東アジアに生き、今は中国にもキリスト教徒が増えている。決して西洋社会のアイコンではない。僕も理解をしておきたい。ただ、やっぱり今回も背伸びになってしまった。入門とはいえ、最低限の下地は要るようだ…。

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著者プロフィール

リチャード・ボウカム(Richard Bauckham)

新約聖書学者、神学者。セント・アンドリュース大学(スコットランド)名誉教授。現在はケンブリッジ大学で研究と講義を続ける。
邦訳に、『イエスとその目撃者たち 目撃者証言としての福音書』(新教出版社、2011 年)、『ヨハネ黙示録の神学』(叢書新約聖書神学15、新教出版社、2001 年)。

「2016年 『人生を聖書と共に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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