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- / ISBN・EAN: 9784400750017
感想・レビュー・書評
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エリナー・ファージョンの詩です。
今年、新しく、今月の詩
というパネルを作りました。
いま、詩は授業であまり取り上げられないので使われなくなりつつありますが(一部、プレバトとなつきさんのおかげで俳句は隆盛ですが(^^))もっと詩は使われるべき、せめて図書館では、と思います。
2021/10/14 更新詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すばらしい!
大人も子供もやはり、祈りによって救われるのだわ! -
ファージョンの祈りの本です。
ちいさなもの、それはヒナであったり、種であったり、水滴であったり、子馬であったり、そして人間の子どもであったり。
大切に思う気持ちが伝わってきます。 -
ファージョンの詩に絵をつけたもの。
この人の言葉はいつもとても普遍なものだなあと思うのだけれど、この本はキリスト教の神様限定な気がした。
そういう風に書いてはいないんだけど。
絵の形がクリスチャンだからかな?
絵はちょこっとだけ日本画(というか中国の系譜)っぽい。
落款みたいなマークと墨絵みたいな塗りのせいか。 -
A Prayer for Little Things 1945
ちいさなものたち。
はねのはえていない、ひなたち
もりのしたくさのかげにいる、たねたち
いとのきれたびーずのつぶのような、あめつぶ
うまれたばかりでめえめえないている、こひつじ
よろめきながらたちあがる、こうま
よるねるまえにひざまずいておいのりする、こどもたち
どうぞ、みんなをおもまりください。
1945年に出版されたというのに大きな意味があるように思える。
これを頭に置くと、最後の「あなたのおまもりをねがう おおきなものたちのいのり」というのが、より一層心に響きます。
誰もが守りを必要とし、深く祈っていたそんな時代だったのですね。 -
詩は『ムギと王様』で有名なエリナー・ファージョン。
原題は"A Prayer for Little Things"。
美しい挿絵にとろり、となります。
特に雨の描写が好ましく感じました。
この絵本は"ちいさなもの"の尊さを忘れないよう、"おおきなもの"になってしまった私に呼びかけてきます。 -
とっても絵も言葉もきれいで
大人が読んでもじぃーんとくる絵本です。