人生最後の食事

  • シンコーミュージック・エンタテイメント
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本棚登録 : 173
感想 : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784401635924

作品紹介・あらすじ

ドイツのテレビ・ジャーナリストであるデルテ・シッパーが、ハンブルクにあるホスピスで働く料理長とその入居者たちに密着取材して書き上げたドキュメント本、邦訳版でついに登場!人生でいちばん価値のあることは何か。充実した一日は、無為に過ごした1年にも引けをとらないといえるのか。我々はどんな最期を迎えたいのだろう。どう生きたいのだろう。死について、また充実した人生を送る秘訣について書かれた感動のノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 1200円

  • 読み終えたのは随分と前なので内容ははっきりと覚えてないのに、なぜかオススメしたい本です。

    「死」は悲しく、恐ろしく、暗いものなのかもしれないが、そこには必ず「食」もついてくる。

    楽にはならないかもしれないけど、喜びにはなる。
    そんな気持ちが押し寄せる本です(だったはず)。

  • 「最後の晩餐には何が食べたいですか?」
    この本に書かれていることは、この問いとは全く次元の違った内容だ。

    ドイツのハンブルグにあるホスピスで働く料理長と、その入居者を取材した作品だ。
    末期ガンで余命いくばくとない入居者。病状が悪く、全く食欲がない。腫瘍が大きくなり胃を占領し、食べ物自体を受け付けない。そんな入居者のために食事を作る。

    スプーン1杯のスープから、元気だった頃にこのスープを誰と一緒に食べたか、その時の楽しい思い出も一緒に蘇る。
    肉を飲み込むことはできなくても、咀嚼することで大好きだった肉の味を楽しむ。
    今日、この料理を食べることができたということで、生きていることを実感する。

    人生最後のひと時を、少しでも幸せな気持ちで過ごしてもらうために、料理人としてできることは何か?そのために、料理長は入居者に「食べたいものは何ですか?}と毎日聞き、その料理の再現に最大限の努力を惜しまない。

    “食事”は、栄養を摂るだけではなく、思い出や希望や人と人との繋がりでもある。食べることが大好きだから、尚更心に響いた1冊になった。

  • たまたまお正月にやってた
    ドイツのホスピスの番組でも
    だれか亡くなるとろうそくを灯してた。
    だからなんだかリアルに思い浮かんで、
    やっぱりみんなが亡くなったとこでは
    泣いてしまった。
    母が亡くなりしばらく身内は死ななそうだけど
    こんなホスピスあったら、
    万が一の時は入りたいな。
    食べるの大好きだから卑しいくらい
    いろいろ頼むなあ…

  • 最初の詩。
    涙がこぼれる。

  • 人の寿命を伸ばすことはできないが、一日を豊かに生きる手伝いはできる。

  • 老人ホームでその人のために心を込めて丁寧に料理を考え、作るシェフの姿勢、すごいなと思った。

  • 人生を楽しく味わうってのはどういうことなのか…。考えさせられる。

  • ループレヒトに会って話してみたい

  • 人生最後に自分は何を食べたいだろうか。頼めば一流のシェフが何でも作ってくれるという贅沢。なじみのないドイツ料理の名前が並ぶがどれもおいしそう。

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