雑な読書 (BURRN!叢書)

著者 :
  • シンコーミュージック
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本棚登録 : 56
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784401643967

感想・レビュー・書評

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  • 今年は自分でも呆れるくらい書評集ばかり読んでいる。なんでだろう。

    ナンシー関『信仰の現場』の書評が一番深く印象に残っている。
    あと羽生善治『簡単に、単純に考える』の書評。
    近くの空き地に蛇が棲みついていて…と始まる紹介文だ。
    古屋さんの体験したエピソードから本の内容に移る時の自然さが、あまりにもさりげなくって、難しそうなのに手にしてみたいかも…という本がチラホラあった。

    この本の他に『楽な読書』もあって、とりあえず№13のこちらから読み始める。
    「雑な」というのは雑多なとか、幅広いジャンル…という意味らしい。本当に境界のない選書で、私にはハードルが高くお手上げ状態です。

    この本に行き着いたのは古屋さんが倉橋由美子さんのお子さんの家庭教師をされたことがある…ということで、『楽な読書』にはたっぷりの倉橋作品が紹介されている。(うきうき)なんだけどやはり『楽な~』の前に出版された『雑な~』も読まないと邪道な気がしてトライしてみたのです。

    全体的に翻訳本が多くてカッコいいなぁ…と痺れる。あのBURRN!で連載されているものをまとめたもので、硬派のものからサブカル、やっさんから邪馬台国、岡崎京子まで紹介されていて、その幅の広さにカッコいいなぁ…と痺れるのでした。紹介されている本をスマートに読みこなすようになりたい。

    とりあえず…

    山田詠美『快楽の動詞』
    竹内久美子『男と女の進化脳』
    中村真一郎『読書の快楽』
    中島梓『夢みる頃を過ぎても』
    北村薫『スキップ』
    高島俊男『本が好き、~』
    アニー・デュプレー『黒いヴェール』
    鯨統一郎『邪馬台国はどこですか?』
    村上春樹・柴田元幸『翻訳夜話』
    チャールズ・バクスター『愛の饗宴』

    気になる本。

  • 第2弾が出ちゃう、、、

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    BURRN!に連載中の翻訳家・古屋美登里氏による書評コラムの単行本化。1994年に連載を開始し、現在までに250冊以上もの本を紹介してきたコラムの中から、初期10年間の50本を厳選。文学や漫画、ドキュメンタリーからハウツー本まで、洋の東西を問わず、ジャンルにもこだわることなく、種々雑多な本が紹介されている。
    豊富な読書経験を誇る著者ならではの偏見のない目で選ばれたそれらの本に読者の興味を引きつけるだけでなく、時にユーモラスに、時に真剣に、時に心温まる筆致で綴られるコラムは、それ自体が良質なエッセイとして読みごたえあり!

    ●鋭い舌鋒と確かな分析力で知られる当代随一の人気書評家・豊崎由美氏との本をめぐる対談を巻末に特別収録!
    ●日本とイタリアを股にかけて活躍する人気エッセイスト・内田洋子氏も大推薦!
    https://www.shinko-music.co.jp/item/pid0643968/

  • なぜだかamazonのカートに1年以上入りっぱなしになっていた本。帰国して図書館で借りて読んでみたら、存外面白かった。また本を読み始めてみたくなった。

  • 019

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著者プロフィール

翻訳家。早稲田大学教育学部卒。著書に『雑な読書』(シンコーミュージック 2017)など、訳書にタメット『ぼくには数字が風景に見える』(講談社 2007)フィンケル『帰還兵はなぜ自殺するのか』(亜紀書房 2015)ジョヴァンニ『シリアからの叫び』(同 2017)ケアリー『堆塵館』(東京創元社 2016)『穢れの町』(同 2017)ガワンデ『予期せぬ瞬間』(共訳 みすず書房 2017)などがある。

「2017年 『予期せぬ瞬間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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