椅子の中から 人間椅子30周年記念完全読本

著者 :
  • シンコーミュージック
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本棚登録 : 30
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784401646890

作品紹介・あらすじ

デビュー30周年、人間椅子初の公式本が登場!!
全アルバム解説10時間インタビュー!!
前代未聞の特別企画と秘蔵写真が満載!!

今年でデビュー30周年を迎える人間椅子初のオフィシャル本。衝撃的なデビューから、過酷なバイト生活を経て、いま再び黄金時代に突入している3人の現在までを徹底的に掘り下げた決定版!! バンド・ヒストリー、ディスコグラフィ、各メンバーのバイオをはじめ、人間椅子を多角的に捉えたのはもちろん、ミュージシャン本では他に類を見ない特別企画にトライ。唯一無二のハード・ロック道を極めてきた人間椅子の魅力が満載の永久保存版です。

感想・レビュー・書評

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  • 私が初めて人間椅子を観たのは2013年、オズフェストだった。
    サバス直系のドゥーミーな音像に、どこか漂う和風のエッセンス。

    その後快進撃を続け気づけば30周年をむかえたというこのバンドの記念本は、和嶋慎治が味噌をつくるという謎の展開で幕をあける。
    独自の世界観を築きながらも、どこか力の抜けたこのバンドの魅力は本書にもあらわれている。
    全アルバムへの解説があるというのもなかなかすごいことだ。

  • イカ天当時の写真なども見られて、非常に懐かしい。
    あれから30年…自分も年を取るわけだ。

    例えば30周年を記念して公開された映画の端々からも伝わるように、一見して和嶋慎治氏の方が人当たりが良く社交的、鈴木研二氏はどちらかというと芸術家肌で孤高というイメージが巷間にはあるかもしれないが、こうして彼らの語る言葉を紐解くと、その印象は実態とはまるで逆だということがよく分かる。
    鈴木氏の方がより常識的で、一般社会の枠内で生きていく適応力があり、和嶋氏こそがとことんアーティスティックな天才なのだ、と。

    そんな彼ら自身がじっくり解説するアルバム紹介はまさに必読である。
    大まかな年代ごとの何となくの流れが見えてくるし、読んでいるうちに全曲聴き直したくなってくる。
    「屈折くん」を読んだ時にも感じたが、デビュー以来、変わらず聴き続けているフリークからすると、90年代後半~00年代あたり、音楽だけではとても喰っていけないような窮状に彼らがあったという事実はまったくピンとこないし、「頽廃芸術展」がそんな劣悪な環境で作られたアルバムだったとは…と改めて驚いた。

    デビュー40年、50年がますます楽しみだ。

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