癲狂院日乗

  • 新書館 (2024年7月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784403211089

作品紹介・あらすじ

私小説作家・車谷長吉が、『赤目四十八瀧心中未遂』で直木賞を受賞する前後1年間の苦悩と煩悶の日々を綴った未発表の日記。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

著者の日記は、受賞前後の一年間にわたる心の葛藤や日常の出来事を赤裸々に綴っており、彼の内面に迫る貴重な記録となっています。精神病院での経験や編集者との関係が描かれ、著者自身の心身の健康状態がリアルに表...

感想・レビュー・書評

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  • 「直木賞受賞修羅日乗」がベースのところと+αぐらい読んだ。ほぼほぼ全部実名フルネームなのなんなの、著名人だろうと一般人だろうと。それでいて負の感情も、悪態も容赦なく投げつけてるの。よくもわるくもすごいなあ、と。高橋順子さんのエッセイと合わせて読むと表裏かさなる。

  • 著者が『赤目四十八瀧心中未遂』で直木賞を受賞した前後1年の日々が書かれた日記。彼の日常が赤裸々に書かれていて、車屋長吉氏の恥部をも覗くかのようだ。私も日記を書いているが、思いの全てを書いてはいない。自然と抑制が働く。思い出したくないこと、嫌な思いをしたことを文章にはしたくない。でもその負の感情も記すことが真の日記ではないかと思うのだ。楽しいことばかりでない人生の影も書き残すことが嘘のない私が日記帳に現れる。
    自分の日記は読まれたくないけど、他人の日記を読むのは楽しい。この日記は別格の面白さがある。

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著者プロフィール

車谷長吉

一九四五(昭和二〇)年、兵庫県飾磨市(現・姫路市飾磨区)生まれ。作家。慶應義塾大学文学部卒業。七二年、「なんまんだあ絵」でデビュー。以後、私小説を書き継ぐ。九三年、初の単行本『鹽壺の匙』を上梓し、芸術選奨文部大臣新人賞、三島由紀夫賞を受賞。九八年、『赤目四十八瀧心中未遂』で直木賞、二〇〇〇年、「武蔵丸」で川端康成文学賞を受賞。主な作品に『漂流物』(平林たい子文学賞)、『贋世捨人』『女塚』『妖談』などのほか、『車谷長吉全集』(全三巻)がある。二〇一五(平成二七)年、死去。

「2021年 『漂流物・武蔵丸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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