シュミじゃないんだ

  • 新書館 (2006年10月31日発売)
3.57
  • (110)
  • (156)
  • (280)
  • (29)
  • (7)
本棚登録 : 1418
感想 : 189
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (294ページ) / ISBN・EAN: 9784403220487

みんなの感想まとめ

多様な視点からボーイズラブ(BL)マンガへの情熱を語るこの作品は、BLに興味がない読者でも楽しめる魅力にあふれています。著者のユーモア溢れる文章は、読者を引き込み、笑いを誘う力があります。特に、さまざ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シュミなんぞではなく生きる証だというBL(ボーイズラブ)マンガへの熱い熱い思いをぶちまけた本書。大好物のしをんちゃんエッセイではあるけれど、ずっと読んでいなかった。だって、BL趣味がないんだもん。しかし長いこと爆笑系エッセイが出ないもんだから、飢えを満たすべく手に取ることにした。

    やっぱりおもしろーい。前書きにBL好きじゃない人も楽しく読めるように書いたとあるとおりで、ワハハ!と笑わせる文章の力は天下一品。プロだ。好きだなー。こういうのをまた書いてほしいものだ。

    BLマンガへの愛がほとばしっていて、紹介されているのを片っ端から読みたくなる。でも、実際に読もうとするとダメなんだよね。濡れ場がどうにも…。絵じゃなかったらいいのかというと、巻末にオマケについてる著者の手になるBL小説も、肝心の場面にさしかかると戦意喪失。つくづく自分は少女マンガの「清潔な王子様」願望に育てられ、そこから抜けられないんだなあと思い知るのであった。

  • 途中からは気にならなくなるんだけど、さすがに序盤の文章は三浦しをんの若さを感じる。テンションが高すぎて「お、おお…」と圧倒されてしまい読むのがしんどかった部分も…正直…ありました…
    でも後半に進むにしたがって少しずつ読みやすくなるので、これは三浦しをんの文章力の向上なのかこちらの慣れなのか。

    面白かった漫画、好きな漫画は「おもしろかったー!」「このシーンが好きー!」くらいで終わってしまうので、こんなにいろいろな漫画について筋道立てて「どうして面白いと感じたのか」を論じ続けられるのは本当にすごいと思う。あと、マジでめちゃくちゃボーイズラブを読んでいるんだな…すごい…
    ボーイズラブを読まないので挙がってる作品はちっともわからなくて、たまに挙がる知ってる一般作品(ここはグリーンウッドとかガラスの仮面とかベルサイユのばらとか)が例に挙がってるパートのほうが楽しく読めた。

    それはさておき、一番面白かったのは金持ちと結婚して貴族的生活を送っているらしい同級生に対して「マリー・アントワネットでさえ断頭台に消えたというのに、二十一世紀のいまになってもベルサイユ宮殿に住んでいるかのような暮らしぶりだ。」というところ。同級生になんてことを言うんだよ!(笑)

  • アラゴルンと新選組への愛に共感。
    何度笑ったことか。ちょっと古本屋で取り上げられている漫画探してきます。

  • BL、まったく趣味ではないので、読んでも意味ないかと思い、途中で投げた・・・

    私には三浦さんとは違った意味で趣味じゃなかった・・・

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「途中で投げた・・・」
      この本は、読まなくて良いとメモしておきます。。。
      「途中で投げた・・・」
      この本は、読まなくて良いとメモしておきます。。。
      2013/08/17
  • 5年以上前に、初めて購入した三浦しをんの本がこの本でした。
    この本を購入する前に別の本で三浦しをんの真面目な短編を読んでいただけに、アニメイトでこの本と出会った時は目を疑いましたw

    BL好きにはあるあるネタが多く、非常に面白かったです。
    また、最後の短編の題材のチョイスがしをんらしくて好きです。

  • 三浦しをんさんのBLマンガへの愛がひしひしと感じられました。こんなにBLマンガが好きなのに、今私が読んでいる『風が強く吹いている』は一般向けの小説としておもしろい。偏見かもしれないけれど、BLに興味がある身としては、なんだかとっても嬉しいんです。ほっとする、ほほえましいBLエッセイでした。BL小説考察もぜひ読んでみたい!おまけのしをんさん作のBL小説は、なかなかにエロかった。菊田くんが喰えない感じでステキです。

  • 三浦しをん先生のBL愛が爆発した1冊。
    私は先日やっと三浦しをん先生の本を読んだので、先生が18歳の時に書いた本!?うひょー!とかなりながら読み始めた。

    まあ素直な感想としては...出てくる作品がほぼ全部分からない(笑)20年前に書かれた本だからまあそりゃそうなんだけど...
    とにかくしをん先生のBL愛が知りたい!みたいなそんな甘い気持ちで読み始めてしまったので、「えっ...全然わかんねえ...自分腐ってるんだよな...?」と疑うレベルだった(笑)
    ちなみに、自分が知っている作品は「仮面ティーチャー」(タイトルしか知らない、ジャニーズの誰かが昔ドラマでやってたはず)と中村春菊先生の「純情ロマンチカ」だけだった。
    いやー、春菊先生の作品については連載1回分ぐらい語ってほしかってなあ〜(泣)

    共感する部分がありつつも...多分先生と私はBLの好みのジャンルは合わないんだろうなあ〜と(泣)本当に残念だ...共感できると思ったのに(泣)

  • これは……BLしかない!BLへの愛がすごい!読む人を選びます。原作を知っているとより面白いと思う!
    正直私でも「おや……」というところがあったので、本当に読む人を選びます。若さゆえの表現も多いので、うっとするところも。大好きな方ですが、今回は厳しかった……。

  • みなぎる愛!

  • ボーイズラブ漫画にまみれた日常…。この語りつくせぬ愛を見よ! 5年にわたる『小説ウィングス』連載に加筆修正して単行化。BL初心者には、ガイドブックとしてもオススメ。書き下ろしBL小説も収録。
    (2006年)
    — 目次 —
    きみには見えるか?あの星が
    銀河の果てまであなたとともに
    幸せを探す銀河旅行
    チャック全開の星間探査
    いよいよ地球に帰れぬ覚悟を決める隊員たち
    さびしい花の咲く美しい星
    団体生活は広い宇宙への第一歩
    コロニー「唐獅子牡丹」開発事業団
    ツチノコ探査マシーン投下
    この星は乾いているようでいて、実は…
    きみだけに伝えよう、この星の真実を
    禁断の惑星
    神の光臨
    宇宙ボーイズラブ開拓公団勤務
    どこにあるのかホーム・スウィート・ホーム
    宇宙全権大使になる資格
    異世界へ発進!
    旅はどこまでもつづく

  • 星間商事株式会社社史編纂部の同人誌(年下攻×アラフィフ受)に萌えた私は、本書に三浦氏の書いたBL小説がおまけで載っているというだけの理由でこの本を借りた。

    結果、撃沈。

    残念ながら小説には萌えなかった。

    私はどうも一穴主義らしい。

    こういう二股かけて平気な登場人物には全く萌えないし、共感しない。

    でも、この本で紹介されているBL漫画群は読んでみたいと思った。

  • ウィングスに連載されていた、エッセイ。
    その内容は、大好きなBLの話!

    しかも巻末には、本人が書いたBL話まで。
    これはこれで、ひと夏の情景が浮かんできて
    健全(?!)な気がしなくもないです。

    お薦めのBLの話をしまくっているわけですが
    そういわれてみれば、という話が出てくる出てくる。
    確かに任侠ものの漫画は少ない。
    女性が好みそうな絵柄であれを描こうというのが
    そもそも辛い、という前提があるから、かと。

    友人とがっちり話してみたり、家族の冷たい目に
    ひるんでみたり。
    内容が、というより、蔵書の量に、というのが
    どれだけため込んでいるんだ!? と聞きたいです。

  • BL愛がぎっちぎちに詰まったエッセイ。
    BL自体に馴染みがないので、その作品がどんなものなのか分からなくて、愛を受け止めきれなかったが、しをんさんの感想の表現の豊かさにただ圧倒された。
    おすすめの作品をちょっと読んでみたくなった。

  • 図書館。文庫化されてない。とにかくBLについて語りまくる。しをんさんに紹介されると、どれもこれも読んでみたくなる。

  • しをん先生の熱すぎるBL漫画愛……ただただ圧倒されました。

  • 腐りたての頃に参考にした本。作品のいい所がまとめられていると思う。よしながふみや西田東に興味を持ったきっかけです。

  • 4〜5

  • 濃かった!!でもおもしろかったー!!しをんさんは師匠と呼ばせてもらうことにしたよ。しかしこの本が図書館に置いてあっていいのだろうかと、ふと思った・・・。

  • 趣味なんて、生易しいものじゃない、この情熱。

    出てくるマンガ全然わかんないんだけど(笑)面白く読めました。ああ、こういう会話したことある、って。

    ボーイズラブというジャンルを、特別視するのか、はたまた他と同列に扱うのか、色々な意見を持つ人がいるだろうけれど、また耽美との差とか、十人十色の意見があるだろうけれど、とにかく、ストーリー性とエロが両立して(直接的・肉体的な表現が必ずしもなくていいけどね、でも精神的なエロい表現さえないってことはないと思うんだ)、その上、マイノリティであるという自覚、社会的にまだまだ認められていないということからの、受け入れてもらえるだろうかという不安、そこらへんが必須要素だと思う。それは多かれ少なかれ異性間の恋愛を描いたってある要素だろうけど、でも、ボーイズラブには、何か一種の“うしろめたさ”がないとダメだと思うのでした。まる。

  • 挿絵が好きで購入。
    BL話はあまり興味がないけど、面白い。

全153件中 1 - 20件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。

三浦しをんの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×