OFF AIR~イエスかノーか半分か~

著者 :
  • 新書館
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本棚登録 : 314
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403221156

感想・レビュー・書評

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  • 計と潮の色々な話があって、楽しく読めた。
    どれもよかったけれど、計の両親と年末年始を過ごしたお話が、好きだった。
    あと、書き下ろしもよかった。これだけの為に買ってもいいくらいに。

  • 文庫派なので少々迷いましたが、結果として買ってよかったです。
    本編3巻読了後に心残りだった「潮と計の両親会わせて欲しかった」という不満が解消され、エスプレッソメーカーや周期表などの本編で気になっていた小ネタも拾われ、大満足です。
    部屋の間取りが図解されていたのもいい。
    一方タッパーの行方を思うと心が痛いです…

    この作者さんはこのシリーズしか知らないのですが会話が小気味よくて最高ですね。他も読んでみたくなりました。

    ただ一つ残念な点を挙げるなら、文庫と同じ本棚に納められない点。とても不満…

  • 読めなかった特典とか、小話、同人誌とか、色々入っててお得感満載!計と潮の何気ない生活をこっそり覗き見してる気分♡

  • 2021/08/05-08/07

  • スピンオフも面白かったけど、やっぱり計と潮の話が良いな。
    サンタとサタンの読み間違え、腹抱えて笑った。

  • 読書仲間さんからお借りした本。

    「イエスかノーか半分か」
    潮と計の日常、本編に関わるエピソード。

    何気ない日常ってのが実は幸せ。

    お互いがお互いの安心、大切、必要。

    印象に残ったのが計の実家に行く『なんにもいらない』
    安全で心から信頼できる家族と過ごしてた計、
    今度は潮がその安全安心必要不可欠な場所に…。
    潮の心にも温かいモノが…。

    そしておうちのありかの後日談『デイドリームビリーバー』
    しんみりしちゃうね…
    でも計が〝おれが愛してやってるからな。〟って
    (心の中で)言いきってるので(*ノwノ)キャー!!

  • ★4.5
    半分ぐらいは同人誌で読んだことあったけど、読んだことないのや書き下ろしもあって楽しめた。改めてやっぱりこの2人の話好きだなぁと思った。お正月に計の実家に潮と行くお話すごい好き。本編でちらっと出てた時から思ってたけど計のお母さんも面白いwさすが親子という感じ。そしてさらっとカミングアウトするし受け入れるしで(笑)お父さんも良い人だし、素敵な家族だった〜〜!あとサタンには笑ったw国江田さんがまさかこんな間違いをするとは(笑)

  • オールユーニード、計が潮と実家に帰省する話と、書き下ろしのデイドリームビリーバーが大好きです!
    ほとんど読んだことのないお話ばかりだったのでとても嬉しい1冊でした。
    二人がどんなにお互いを慈しみあってるのわかる1冊、でも笑ってしまうようなエピソードも満載。
    このままずっと二人の話を読み続けたい。。。

  • あっれ登録し忘れてるや。発売日に買ってるのに。笑
    イエスノーの総集編が早くも登場。同人誌は全部読んでますがここに入ってるのの倍は出てるよね!? 本当にこのふたりも周囲を取り巻くみんなも一穂さんの中で生き続けてるんだな、うれしい。
    初期の特典など網羅してない作品もあり、ファンブックでうれしかったラフ絵もありと盛りだくさん。
    改めて、計の大好きな場所だった潮のおうちはもうどこにもないんだなと寂しくなりました。
    三巻の連なるエピソードの間、なんでもなくて、それでもかけがえのないいくつもの時間の積み重ねの中でふたりの気持ちは確かなものになっていったんだなと思うとたまらなく愛おしい。
    潮のセリフでずっと忘れられないのは「おまえもおまえの親も好きだ」です。
    国江田家はお母さんもお父さんも本当にいいご両親だよね。
    一回めの実家訪問(思えばこれが初の同人誌ですね)を振り返るとしみじみしてしまう。
    この時のタッパーを返すって言ってたのに返せなくなったことをすごく気にしてる潮が切ない。
    はつなつの星座がいちばん好きかな。

    書き下ろしのデイドリームビリーバーが途方もなく良くて何度読んでも泣きました。
    江波じい、そこでそうくるのか〜〜。
    ふたりで描く夢は夢ではなくて、きちんとたぐり寄せたたしかな現実なんだよね。

    お風呂ライトは夏の新刊で使ってた屋上キャンプにも出てたあれかー。
    一穂さんのこの辺の細かい小物やエピソードを積み上げていくところがふたりを見守りながら共に生きている実感を感じさせてくれてたまらなく好き。
    再録が出ても今もなお続いている林檎のように、息が長くこのふたりを見ていられると嬉しいです。ありがとうまとめ本。

  • 同人誌や特典ペーパーなどの総集編。書き下ろしもあり。メイト特典入手できなかったので嬉しい!

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著者プロフィール

2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。

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