哲学を話そう―木田元対談集

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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403230783

作品紹介・あらすじ

ニーチェやハイデガーのような思想は、検証できない知なんです。いま哲学をやっている連中は、検証できないような知は大ぼらか単なるイマジネーションにすぎないとして、検証可能な知だけを対象に一所懸命哲学をしようとするけれども、著者は、哲学とは検証できるような知じゃないと思う。哲学というのは幾何学でいう補助線みたいなもので、それ自体に現実性があるわけじゃないけど、それを引くことによって、現実なり歴史なりがそれまでとまるで違って見えるようになるものだと思うんです。

著者プロフィール

1928年、山形県に生まれる。1953年、東北大学文学部卒業。中央大学名誉教授。2014年歿。著書『現象学』(岩波新書 1970)『メルロ=ポンティの思想』(岩波書店 1984)『哲学と反哲学』(岩波書店 1990/岩波現代文庫 2004)『ハイデガーの思想』(岩波新書 1993)『哲学以外』(みすず書房 1997)『最終講義』(作品社 2000)『ハイデガー『存在と時間』の構築』(岩波現代文庫 2000)『偶然性と運命』(岩波新書 2001)『マッハとニーチェ』(新書館 2002)『闇屋になりそこねた哲学者』(晶文社 2003/ちくま文庫 2010)。共訳 メルロ=ポンティ『行動の構造』『眼と精神』『知覚の現象学』『見えるものと見えないもの』(以上みすず書房)フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』(中央公論社)アドルノ『否定弁証法』(作品社)ほか。

「2019年 『大人から見た子ども』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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