韓国学のすべて (ハンドブック・シリーズ)

  • 新書館 (2002年4月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (290ページ) / ISBN・EAN: 9784403250583

みんなの感想まとめ

韓国についての学問的な視点を提供する本書は、政治や文化、歴史、社会など多様なテーマを網羅しています。それぞれのテーマは1ページから4ページに分かれており、読者は自分の関心に合わせて情報を探しやすくなっ...

感想・レビュー・書評

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  • 韓流ブーム以前の2002年に刊行された本で、韓国の紹介をしている本ではなく、韓国についての学問的研究の状況をわかりやすくまとめている本です。「政治・行政」「経済」「歴史」「社会」「思想・宗教」「文化」「北朝鮮関連」「日韓関係」というテーマが立てられ、それぞれについて項目別に解説がなされています。

    本書刊行当時にくらべると韓国に関心をいだく日本人は多くなっていますが、たんなる韓国についての紹介に飽き足りず、われわれが韓国という国とそこに暮らす人びとについてどのようなことを知っており、どのようなことを学ぶべきなのかということに目を向けようとするひとにとっては、すぐれた手引きになるのではないかと思います。

  • 政治・経済・歴史・文化・宗教など各方面から韓国を研究した本。日本との複雑な関係の背後にある古代以来の中華意識、その日本に遅れを取った劣等感などの分析が興味深いです。考えれば日本よりもはるかに文化先進国だったわけでなるほどと思います。韓国のキリスト教に対する認識も正確ですが、どんな歴史をたどり、なぜ人口の1/3を占めるに至り、今それがどんな状況になっているのか、そしてなぜ熱心な信仰心が生まれてくるのか、現代の韓国を理解する上で重要なポイントであり、もう少し掘り下げて欲しかったと思います。

  • 政治から文化に至るまで、韓国学のジャンルを広く網羅した一冊。
    各テーマにつき1ページから4ページの分量で説明がなされているので、自分の関心分野を探したり、わからないことがあるときに辞書代わりに使うことができる。
    また、中間にちりばめられているコラムが非常に興味深く、私などはコラムだけ一番最初に読んでしまった。コラムだけでも一読の価値はあるだろう。

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著者プロフィール

1953年、横浜市生まれ。慶應義塾大学文学部史学科東洋史学専攻卒業、慶應義塾大学大学院文学研究科東洋史専攻修士課程修了。ソウル大学大学院国語教育科に留学。博士(法学)。韓国の延世大学・漢陽大学の日本語講師、下関市立大学経済学部専任講師、筑波大学社会科学系助教授を経て、2000年から筑波大学社会科学系教授を務め、2019年に退官。2003年から2005年には第1回日韓歴史共同研究委員会委員、2007年から2010年にも第2回日韓歴史共同研究委員会委員幹事を務めた。東洋政治思想史や東アジア文化論、韓国社会論、北朝鮮政治を専門にしながらも、西洋の哲学・思想をその独自の視座から読み解く著作も発表。著書に『悲しみに笑う韓国人』(ちくま文庫)、『東アジアの思想風景』(岩波書店。1999年度、サントリー学芸賞)、『東アジア・イデオロギーを超えて』(新書館。2004年度、読売・吉野作造賞)、『ヨーロッパ思想を読み解く』(ちくま新書)、『使える哲学』(ディスカバー・トゥエンティワン)ほか多数。

「2020年 『旧約聖書の政治史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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