パーム (2) あるはずのない海 (1) (ウィングス・コミック文庫)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403500022

感想・レビュー・書評

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  • パームシリーズは全てはまります。漫画ですけどあなどるなかれ。

  • パームシリーズの第三話「あるはずのない海」。内容の割に知名度の低いシリーズですが、その中でもこのお話は過去にイメージアルバムが出たり、アニメ化の企画があったり(実現はしなかった)、「シリーズの顔」的な一作になっています。

    「ナッシング・ハート」「胸の太鼓」をうけ、もう一人の主人公カーターにスポットがあたります。しかし前2話と異なりカーターの少年時代にスポットがあたるのはもっと、ずっと先のことになります。

    この「あるはずのない海」では、三人の主人公の出会いと、カーターの人となりが描かれます。パームの特徴である映画的なカット割りはますます冴え渡り、ラストシーンの印象を鮮烈なものにしています。

    漫画というジャンルそのものに抵抗感がある、というような方でなければ、誰にでもおすすめしたい傑作です。

  •  こちらも再読。
     蜘蛛の文様を読んでから読み返すと若干エピソードが少なく(当たり前だけど)テンポが良すぎるんだが、パーム序盤って事を考えるとこれくらいなのかな。
     しかしながら、これくらいテンポが良いと大河でも読むの楽。

  • 文庫版ナッシング・ハートに続き、重みのある話が続く。
    家族愛とは。。。人間愛とは。。。
    様々な想いが詰まったシリーズ。

  • 文庫版パーム2

  • 全3 
    「あれは私の子じゃないわ、私には日本人の血なんて流れていないのよ」
    母親から全否定されて育ったカーターが、恋愛問題をきっかけに、過去の記憶に怯えて、すべてを投げ捨て隠遁生活に入る。
    そしてジェームズと出会うことで、人生を取り戻す話。

  • PALMシリーズは漫画じゃない感じです。深い。本当に長い映画のようです。深い意味での大人向けです

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