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- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403500039
感想・レビュー・書評
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「あるはずのない海」後編。元々は3冊構成でしたが文庫では二冊におさまっています。
再読(と言っても、何十回目かわからない)すると、その物語の密度に驚きます。
このシリーズは最初から最後までのプロットがすっかり作者によって作られており、例えばシリーズ開始当初から大きな謎として提示されている「ジェームスの父親が誰なのか」ということも、この「あるはずのない海」のような初期のエピソードから伏線が散りばめられています。
(ズバリの回答が示されたのは2006年の「午前の光」3巻でのこと。)
それでいて、展開のテンポもよくのめり込めます。
1巻のレビューで過去にアニメ化企画があった、と書きましたが、実写ドラマにも全然イケてます。でもこの重厚さ、舞台設定がそもそもアメリカ合衆国だったりケニアだったり、日本では作れないだろうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グレッグのエピソードが好きです。
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文庫版ナッシング・ハートに続き、重みのある話が続く。
家族愛とは。。。人間愛とは。。。
様々な想いが詰まったシリーズ。 -
文庫版パーム3
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