雨の結び目をほどいて (1) (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
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本棚登録 : 80
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403520402

作品紹介・あらすじ

「好きやねん」。遠くから見ているだけだった片想いの人に突然言われて心臓が止まった。母の結婚により兄弟となったその人は、円が思っていたよりずっとふざけたやつで、でも知れば知るほど大好きになった。お願いだから冗談でそんなこと言わないで、恋人がいるのは知ってるから-。母が亡くなり、新しい家庭の中にいるのもつらくなった円は、密かに家を出る準備を進めるが…。長短二本の書き下ろし続篇も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 2023/5/26 再購入(電子化されていない為) USED

  •  これが私と松前さんとの出会いだった───(何)
     あれから早何年たっただろう……この方の作品は全部買ってます(゚▽゚)♪

     総じて、ほのぼのとしていて、エロは少なめです。
     でも切ないところは、本当に切なくて、よく涙をポロポロこぼしながら読んでいる気がする。
     主人公は学生が多いのですが、作品ごとに違う職業を取り上げられているので、飽きることなく本棚の一箇所をレインボーカラーに出来ます(笑)こちらの文庫は作品ごとに背表紙の色が変るので…気づいたらレインボーカラーが揃ってたんだよ…!!!
     イラスト担当のあとり硅子さんの訃報を知ったときは、号泣して即画集を買いに走りました。そして買った画集を見てまた号泣して……私の中で、この作家さんに一番合った方だと思っています。
     おかげ様で色々と思い出深い作品ですね。

     雨にトラウマを持つ主人公・円と新しい家族になった周のお話。
     新しい家族に上手く馴染めない円を助ける周、そしてそれを見守る家族が温かくてほっこり。
     家族でもあり、学校の先生でもある攻って…いいよね。(その一言で台無しだ)

  • DEAR+ NOVEL,040

  •  やっぱり松前さんのお話は、ほんわかな気持ちにさせてくれる。
     この本もそう、あたたかくて優しい。
     一番最後に入っている書下ろしの短編がもの凄く笑える。

  • エン周律三兄弟と夏目組の人々のお話。
    怪獣エンちゃんがとってもキュートvv

  • 好き。

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