何でやねん! 1 (ディアプラス文庫)

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  • 新書館
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403520891

感想・レビュー・書評

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  • シリーズもの。
    包容力のあるヘタレワンコ攻とキツめ男前美人受。
    漫才を題材にした話は初めてでしたが、テンポが良くとても面白かったです。唯一無二の相方になっていく2人の関係の変化が良い。

  • まず、表紙の山田ユギさんの絵を見てテンションが上がりました(笑)二人とも、かっこいいな!
    お笑いブームで、芸人志望の人が多くなっていると思うのですが、その動機も様々ですよね。アメトークとか見てると色んな芸人さんがいて、どんな経緯で芸人になったかとか知れて楽しい。もしかしたら、このお話の主人公の相川くんみたいなトラウマを持った人もいるかもしれない。そんな彼を引っ張りあげた相方もいるかもしれない。まさかお笑い芸人になるなんて思ってなかったって人もいるかもしれない。なので、相方の存在ってすごいですよね。2巻目もそんな二人が仕事と恋とに奮闘するお話です。こちらもすごく面白い!脇役の丸中さんや新田くんもいい仕事してるんです。今、また久我さんがこのお話の続きを書かれたらどんな話になるんだろう、と勝手に妄想して楽しんでます。

  • 漫才…漫才かぁ、と思ったけど、
    笑われるのも笑うのも好きじゃない。まして漫才とかあり得ない!の主人公が同級生の熱意や思い、自分のトラウマに向き合って固く閉ざされた心が解放されてく様子が爽快❗️
    土屋が好きだ!ってなってからのお互いのきゅんきゅんがまた、いい❤️

  • 面白かった!
    関西弁はいかがなものか?と思ってましたが、ぜんぜん不自然でなかった。

  • 芸人シリーズ第一弾かな?
    高校生漫才コンビ「バンテージ」のコンビ結成の話。

    前半は土屋が相川を口説き落として相方にする話で
    このお話では繊細な相川と天真爛漫な土屋という
    イメージで読んでいました。
    過去のいじめからくるトラウマで笑うこと自体が
    嫌いになっていた相川の心をほぐしていく土屋が
    健気でした。
    いじめっ子の女の子は本気でムカついたけどね!

    後半は意外と繊細で気を使う土屋と
    見た目に反して男前な相川のいいコンビになってます。
    土屋の妹・桜子ちゃんはムカムカしたけど、
    優勝の弟が男前だから許します。
    早く大きくなって桜子ちゃんと結婚できるといいね。

    相方どまりなのかな?と思わせておいて
    堰を切ったようになだれ込んだ初エッチシーンはドキドキしました。
    何にも準備してなさそうなのもドキドキしました…。
    ローション買っといてください…。

    相川視点では相川も結構うじうじしてるんだけど、
    最後の土屋視点からみる相川は男前過ぎて惚れました。
    男前の受けって最高ですね。

  • 漫才の相方になってくれ!と
    攻めて粘って口説く…
    青春漫才ラブバトル!

  • めっちゃ好きやねん

  • ★2.5。筆力あり物語は面白かったですが、個人的な好みには合わなかったので萌えきれず残念。
    攻がヘタレというか甘えん坊ワンコで、ワンコはワンコでも狼タイプが好きな私には物足りず。
    また関西弁を読み慣れてないため、どうしても違和感があり、方言BLに苦手意識を持ってしまいました。
    これは本当好みの問題だと思います。

  • 相川仁は苛立っていた。
    高校入学以来毎日、ある男に漫才の相方になってくれとつきまとわれていたのだ。
    かつて言葉のいじめにあっていた仁は、人に笑われるのが大嫌い。
    だがその男・土屋来は、仁がどんなに冷たく断っても諦めなかった。
    「笑われるのは怖いことやないよ」不思議な熱を込めてそんなふうに口説く土屋に興味を持ち始めたある日、仁は当時のいじめの主犯格・福島と再会し…。
    青春漫才ラブ×バトル。

  • 関西弁BLとゆうのを初めてよみました。
    いや、いいですね。

    イラストが山田ユギでも喰われてない。
    ストーリーもじわじわ来ます。

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著者プロフィール

(くがありか) 2003年ディアプラス文庫『キスの温度』(新書館)にてデビュー。BL各社で活躍する小説家。

「2020年 『君と狸と幸せごはん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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