何でやねん!(2) (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
3.97
  • (33)
  • (22)
  • (34)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 172
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403520945

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「何でやねん」続編。コンビを組んでから9年。高校卒業から3年鳴かず飛ばずだったのが、土屋の俳優出演をきっかけに知名度が上がり、今度は相川の俳優出演で一気にブレイクし、環境が激変する。
    相川が過去のトラウマで土屋に負い目があって、土屋に甘えちゃいけないこれ以上迷惑を掛けてはいけないと、自分の力で乗り越えようと頑張ってしまう姿にすごく泣けてきてしまいました。そうじゃないんだよ、甘えていいんだよと。土屋の側から見てもとても辛かっただろうな。新田の存在にとても救われますね。

  • コンビを組んだ二人のその後。ざっくりいえば壮大なノロケだけど、相手が大切なばかりに体を壊すほど悩んじゃうところが切ない。
    今回の功労賞は二人の友人新田くん!まあ、二人だけだと煮詰まるって、あるよね、どんな関係でも。

  • 大人になりました。ちゃんとお互いを思い合って成長してます。

  • 「何でやねん!」の2巻。1巻は高校生でしたが、2巻は大人になった彼らです。
    私はこちらの方が断然好みでした!
    お仕事BLや男前受けが好きな方はハマると思います。

    受けの相川視点で進むのですが、
    仕事や周囲に対して真摯に取り組んでいて、
    張り詰めた姿が痛々しいくらい。
    頑張りすぎてなかなか甘えることのできない彼が
    恋人兼相方である土屋に上手に甘えることができるようになるまで。

    土屋も相川もすごく頑張り屋だから、
    そういう人にはもっと力抜いていいんだよ、
    と言いたくなってしまいます。

    土屋が最後に号泣したところは呆気にとられて
    吹き出してしまいました。
    でも頑張ってたからな~、と愛おしくなりました。
    男前な相川とピッタリなカップルですね!

    お仕事面も恋愛面も楽しく読めました!

  • めっちゃ好きやねん

  • 仁が土屋とコンビを組んで九年。
    今やビジュアル系(?)若手お笑いコンビとして名を馳せた『バンデージ』は、テレビに舞台に大忙し。
    ゴールデンタイムの番組も決定し、充実した日々を送っていた。
    だが、漫才で認められる前にルックスで人気が出てしまったためか、やっかみ半分の嫌がらせも多い。
    それでも土屋がそばにいれば乗り越えられる。
    そう思っていたのだが…?「何でやねん!」続編、書き下ろしで登場。

  • 腐友に借りた本だけど自分でも買おうと思う。それくらい良いお話だった。爆弾を抱える自分が土屋の負担になるのを避けるため一人で耐え、自責と自戒で自分自身を追い詰めてしまう仁があまりに痛々しい。支え合い補い合うことで築いてきた二人の関係性が揺らいでいる状況が悲しかった。この状況を打開していく一番の立役者は優勝。恋愛だけでなく友情という温かい要素もすごく良かった。そして「好きや」という言葉がたくさん出てくる終盤の展開が感動的でした。何度も涙がホロリ。仁も土屋も優勝も大好き!キャラもお話も大満足な作品です~

  • 大人になった二人。プロになったその後を描く物語です。物凄いラブラブですね。ラブラブすぎてすれ違う・・・。こういうタイプの受けはあまり見たことがないのでとても新鮮でした。攻めも器が大きくてでもヘタレっぽくて、素敵でした。凄くピッタリなカップルで面白かったです。

  • 2010年10月24日読了。

  • ●何でやねん!(1)
    ●何でやねん!(2)
    この作家さんは、関西弁シリーズというか・・・・関西の芸人シリーズといううか。
    そのシリーズ最初の「なんでやねん!(1)(2)」です。
    シリーズの中では私は「なんでやねん!」が一番好きですが、この芸人シリーズはどれもこれも面白いです^^
    他にも、リンク作になる芸人シリーズだけど。
    ●月も星もない
    ●月よ笑ってくれ
    とか
    ●それは言わない約束だろう
    とか、芸人ではないですが・・・・
    ●恋は甘いかソースの味か
    とか
    ●どっちにしても俺のもの
    とか・・・他にもいろいろと面白いです^^

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

(くがありか) 2003年ディアプラス文庫『キスの温度』(新書館)にてデビュー。BL各社で活躍する小説家。

「2020年 『君と狸と幸せごはん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

久我有加の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×