おおいぬ荘の人々(7) (ディアプラス文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403520990

感想・レビュー・書評

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  • 大団円

  • 時々主語を見失う文節がちょっとあれだが、気を抜いて読めるBL。しかし謎は謎のままなのか。あそこまで引っ張ったらむしろ解明されない方が良いのかも。動物がたくさん出てくれるのが好きです。なにげに明生より大家さんに懐いてるバトラーとか。大家さんは癒されるなぁ。深夜通販番組見てる背中がすげ哀愁漂ってそう。
    あとがき対談も面白くて好きでした。ましろさんの挿絵と巻末漫画も。全7巻で完結。

  • 感想は6巻の方に書いちゃったのでこっちは全体的に思ったことなど。<BR />
    実は、最初に読み出したときに作者のどっちがどの話を書いているのか判るかなあ、なんて思いながら読んでいたのです。で、読んでいる時はどっちが書いている話かは判るのです。問題はその後。おおいぬ荘に住んでいるカップルはちゃんと思い出せるんだけど、そのどのカップルがどっちの作者の担当だったかはぜんぜん思い出せないわけだ。はははは。えーと、多分小僧っこと家庭教師のカップルは菅野担当…だよなあ?←この程度も覚えていない。<BR />
    まあ、つまりお互い、相手の担当カップルの描写についても適切だったってことですな! こういう大人数/多カップルの話の場合、担当が分かれていた方が多彩なパターンを書けていいのかも知れません。
    <BR />[2005/02/13読了]

  • 泣いても笑っても最終巻。残念!懸案(?)の大和田櫂×阿藤杳が何とかなりそうな。アシュレイ(大家)×成瀬明生の関係にも進展(?)あり。クセのあるみんなの意外な一面、好ましい面、いろいろ楽しませていただきました。二人の作者による競作・共作にましろさんの挿絵+巻末漫画ですごくステキな作品達になっています。1巻から読み直したい!

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著者プロフィール

福島県出身、在住。 2月2日生まれ。小説、漫画原作、エッセイ、戯曲を執筆。『毎日晴天!』シリーズ(徳間書店)、『色悪作家と校正者』シリーズ、エッセイ『海馬が耳から駆けてゆく』シリーズ(ともに新書館)等、『硬い爪、切り裂く指に明日』(河出書房新社)。『シェイクスピア警察 マクベスは世界の王になれるか』(集英社)等、著書多数。

「2021年 『しずく石町の法律家は狼と眠る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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