なんでも屋ナンデモアリ ─ アンダードッグ (1) (ディアプラス文庫)
- 新書館 (2005年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403521157
感想・レビュー・書評
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売れないシェフと謎のリッチな客
キュンもHもドキドキなくて…(*_*) -
初出
負け犬の食卓:CD「負け犬の食卓」(角川書店)をノベライゼーション
あれは十九の夏だった。:CD「負け犬の食卓」(角川書店)付録ブックレット掲載のものを加筆修正 -
笑えてほろり。
いつもうまいなぁ! -
このなんでも屋シリーズは色々メディアミックスされていて本当に何でもアリだ。
小説のほかにラジオドラマや漫画もある。いつかアニメにもしてもらいたいもんだ。ドラマでも面白いかもしれん。誰が演じるのかは知らんが。
アンダードッグというサブタイトルが示すとおり負け犬のお話。漫画版では既になんでも屋を始めているが、本書は開業までの経緯を書いたもの。
美味しい料理が作れないリストランテのシェフ・敦とその幼馴染で元高校球児で甲子園の夢を果たさせなかった寅さん、それにピアニストになりそこなり、作曲家まで辞めてしまったバツ2のミキちゃん。三人はそれぞれに過去を抱え、負けてしまった後の人生を歩んでいる。
成功する人もいれば、失敗する人もいる。しかもその判断基準は酷く曖昧で冷たい。
就活最中に読むものではなかったかも知れんが、今だからこそ良かったのかもしれない。
試験が終わっても、学校が終わっても、就活が終わっても、ゲームが終わっても、その先にはまだまだ人生が続いている。
目先のことに精一杯だけど、ちょっと一息ついて山の向こうを見てみるのもいいかもしれない。その先に何が広がっているのか、偵察に行く時間も必要だろう。
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なんでも屋になるまでの話。ラジオドラマの脚本をノベライズ化てことで、色々話があるらしい。ふーん。カンコちゃんと話す主人公青年は危ないっす。そんなのと仲良くしちゃ駄目だ。がんばったけど駄目だった人たちの話。なのかな。努力すれば夢が叶うなんて、けっ!ていう(笑)。もうちょっと甘酸っぱい話かもしれない。カテゴリ一応BLにしたけど要素無し。