レジーデージー (新書館ディアプラス文庫 233)

著者 :
  • 新書館
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本棚登録 : 176
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403522321

作品紹介・あらすじ

ミステリ作家ユニットの片割れ・大須賀一夜は、仕事相手と彼女に裏切られ、ヤケを起こして田舎町に越してきた。その町で出会ったのは、イケメン俳優・川嶋大志。一夜はなぜかその人気者に懐かれ、いろいろと構われるようになる。そんなある朝、大志は一夜の目の前で、彼のアイドル時代の相棒にキスをした。そして数日後の夜、大志は一夜にもキスしてきて…?人気作、オリジナルコンビで復活。

感想・レビュー・書評

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  • まぁ何て言うか、かわいめなお話?
    伝説の“しりとり”エッチにはちょっと笑った。語尾を全部一語に集められて、往生してる間に色々致されちゃうっていうww

  • 月村さんにすっかり魅了されています。
    受のうじうじ加減が最高にイラつくものの、何だか憎めなくて共感してしまう。
    人間誰しも卑屈になることあると思うんですが、それをもの凄く上手に
    書き出してくれます。
    此処まで卑屈にならなくてもいいんじゃない?
    と思うこともありますが、そこは小説なので多少脚色された方が面白いかなと。

    こういう地味で抑揚のないストーリーでも、キャラクターの心の動きを
    凄く丁寧に書いてくれるので、飽きません。
    寧ろこの地味さで読ませるためには、心理描写に重点を置かないと
    いけないので、こういった『つまらなそうな日常』を瑞々しく書ける
    能力が凄いなー……と思います。
    田舎が舞台ですが、この田舎っぷりが最高に良い味出てます。
    田んぼのあぜ道の匂い、夕方の匂い、そして雨の匂いに風の音。
    派手さのない端的な描写ですが、情景がキレイに浮かびます。

  • 芸能人×ミステリ作家です
    こう書くと、BLによくある芸能人モノね、と思われそうですが、舞台は田舎で主人公のミステリ作家が引っ越してきた家は古い日本家屋です
    主人公が引っ越したお隣がイケメン俳優だったというお話

    芸能人と聞いて派手なBLを期待する方は要注意
    月村さんファンの方は安心して手に取ってください

  • やっぱり月村さんの書かれるお話大好きだなぁと実感。しりとりツボだったな〜(笑)一夜さんほんとかわいいよ。私も見栄っ張りなあなたがとても好きです!書き下ろしも、読んでてにまにましました。その後の二人がまた読めてすごく嬉しかったv

  • [人気アイドル×ミステリー作家]
    年下攻め

    受けの感情がとても理解できる。
    卑屈なくせに見栄を張る。
    人間は誰しもこういう部分を持っているのだろうか・・・

    読み終えるまで、タイトルの意味が分からなかった。
    途中でその言葉が出てきて意味を知った。
    深い。さすが月村さんだなと思った。

    ☆あらすじ☆
    ミステリ作家ユニットの片割れ・大須賀一夜は、仕事相手と彼女に裏切られ、ヤケを起こして田舎町に越してきた。その町で出会ったのは、イケメン俳優・川嶋大志。一夜はなぜかその人気者に懐かれ、いろいろと構われるようになる。そんなある朝、大志は一夜の目の前で、彼のアイドル時代の相棒にキスをした。そして数日後の夜、大志は一夜にもキスしてきて…?

  • ディアプラス文庫からの新装版。
    旧版(花丸文庫:1998年発行)を持っており、書き下ろしに期待していたのですが、桜木知沙子さんの同人誌に寄稿されていたショート(2000年10月発行)の再録でした。
    本文・書き下ろしともども、時代の流れには抗えず、ところどころ微細なアイテムの変更があります。

  • 旧作に個人的に非常に思い入れがあるため、こわごわ手に取ってみましたが、怖れていたほどの改稿はなく安心して読めました。
    なにより旧作のイラストが表紙絵込み(しかもカラー)で全部収録されていたのがうれしかったです。

    新版として追加されていた後日談は甘かったので満足ですが、作者さんの中で時代を経てしまったせいか、本編にある繊細さが薄れてしまったように感じるのが残念。

    改稿は気づいただけでも三点リーダが統一されていたり、時代を感じさせる「ワイドテレビ」「ビデオ」「フロッピー」「FAX」あたりが「スカパー」「DVD」「CD-ROM」「パソコンメール」になってたあたり。
    文章自体は変わっていないのはほっとしました。
    旧作でもなんとなく古めかしく感じていた「アホウなあんちゃん」が「チャラい若造」になっていたのはフフッとしました。

    ただ、好きだった「家にも焼酎にも失礼だよ」のフレーズがさくっと消されていたのは納得がいかない…

  • さて、ル攻めのしりとりだよwww 

  • ★2.0。受の卑屈さはともかく、攻への八つ当たりや無神経な物言いにイラッとして駄目でした。受の魅力がわからないから、攻の懐きっぷりも理解しがたく。結構酷い事を言われてるのに受を怒らず褒めたたえる攻が出来すぎててリアリティを感じず…。田舎とアイドルと作家という三要素も最後までミスマッチに感じてしまって、物語に入り込めず残念。

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