- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403522857
感想・レビュー・書評
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攻め:香島
受け:友村
急死した父の跡を継いで開業医となった友村の医院にMRの香島が通いだして3年半。
香島はゲイなので密かに友村の事を思っていたが叶わないと諦めてもいた。そんな時友人のゲイバーで友村の姿を見つけ、友村を女装させて自分と出会わせる、という手の込んだ事を思いつき実行に移す。
友村の方も実は香島のことが気になっていたので女装した姿で香島と会うようになるのも気にならなくて…。でもこのままではいけないとも思っていて…。
うーん、攻めがろくでなしです。
作品の中で事情を知ってる友人から「自分だけ安全な場所から恋愛しようなんて…」と詰られる場面があるのだけど、まさにそう。とにかく、ろくでなしでイラっときました。
こんな攻めは好きになれない。例え臆病者だったからという言い訳があったとしても。
雑誌での初出掲載の特集が『人でなしの恋』だったそうなので、そういう攻めだったらしいです。
そして、やっぱり絵師さんが苦手。華やかさも美しさも無い絵柄で女装とかツライ。 -
砂原×金ひかるコンビはとても好きな組み合わせです。今回は攻が小物で受が天然。正直イラッとしましたwしかしエロさはたっぷりなので満足満足ぅ。
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MR香島×内科医友村。しまった…仕事で疲れてたのに医療ものを手にしてしまった(;・∀・)香島が騙して友村に女装させるんですが、雑誌の「人でなしの恋」特集だったそうで納得。香島の狡さが出てましたが、書き下ろしが純愛っぽさが出てて良かったです。よく考えれば出会って3年も想い合ってるんですよねwイラストの金ひかるさんは10年前に腐界に居たときによく読んでた本の挿絵を描かれてて個人的に懐かしかったです(^O^)
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なんだろーなー、萌えなかったなー、攻めがなぁ~あんまり好みじゃなかったんだよぅwww
「ひとでなし」特集の中の1編だったのか~。
う~ん、それだったらもうちょっととことん「ひとでなし」だったらよかったのに……ん?、ことんだったら……やっぱいやだなw -
臆病者同士の恋愛。
香島が爽やかに見せて性格が悪くかつヘタレでした。臆病者であるが故に同じ土俵に下りて来ないって感じの。
友村は天然。いくらなんでも鈍感すぎるでしょうって場面もありますけれどw -
「あんたたち、何やってんの……」と最初から最後まで脱力してしまうようなお話でした。あと、香島がすごーくヘタレに感じてしまった……。
最初から実は両思いだってことがわかる書き方なので、安心してサクサク読めて良かったです。 -
砂原さんて割とトンチキ枠ですよね(笑)かと思えば泣かせるし。今回は泣きはしませんでしたが。お互い片想いと思ってたのが偶然から可能性を知って、お互い騙してるつもりで画策するという、読者には両想いなのは判ってるからセーフティゲームなのかな?と最初思ったのですが、ゲームが始まってみればなんだか笑えて、これってトンチキ?と。思いつつ攻の友人は至極真っ当な忠告をしてるのに聞き入れないし、割と最低な考え方してて、まぁそれも結局は超臆病者ゆえだったわけだけど、うわー感じ悪いなと思ってたらやっぱり悪い事はバレるもので受にコテンパンにやられてすっとしました。あーすっきり!こういうきちんと爽快感があるのは素晴らしいです。そこ、なぁなぁで許しちゃう話て結構多くてもやもやするので。砂原さんも「恋のはなし」とかそうだったし。でもすっきりしつつも受が可哀想で切なくてちょと泣きそうでした。でも悪いのは攻ばかりじゃなくて受にも非はある。こっちも臆病者だからだけどバレバレで騙せてなかったとは言え、騙し続けてた事には変わりないわけで。超臆病者同士だと変に細工したりして大変だなぁと思いました。どっちにも良い友人がいて良かったですね。友人いないと進まなかったよ。ていうかそもそも友人いなかっなら始まってないよね(笑)本編最後はちょと笑いました。風変わりな話でコメディになりそうなのに、ちゃんと切なくてさせて、起承転結とメリハリがうまいなーと思いました。
続編。友村真面目だな!営業だから仕事相手に合わせて嘘つくよって知ったはずなのに、やっぱり普通に信じちゃうなんて。最後はとんだバカップルでした。
あとがきがかなりウケました。砂原さんのあとがきはいつも結構笑える。そうそう、トンチキというよりイロモノですね。自覚ありなんだ。お題から半歩どころか五歩って。確かに表紙から想像するようなスタイリッシュな駆け引きでは全然ないです(笑)人でなしなのに小心者のへたれ攻…やっぱり作家さんは自作だから的確ですね!
表紙はかっこいいのに口絵カラーがなんか変なのはデジタル?だから?同じカラーなのに表紙と口絵で全然違うのが不思議でした。
砂原さんと金さんの組み合わせ多いような印象。