駆け引きは紳士の嗜み (ディアプラス文庫)

著者 :
制作 : 朝南 かつみ 
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403522864

感想・レビュー・書評

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  • ▼あらすじ

    倒産間近なアパレルブランドで、プレスを務める波尾の前に現れた野津は、
    経済界に君臨する敏腕エコノミスト。そんな彼に初めて会った時から異様に執着され、
    執拗な視線を受ける波尾は、居心地の悪さから必要以上に対立してしまうのだが…

    ***

    初読みの作家さんでした。
    相当アパレル業界について調べたのか、寧ろ作家さん自身が過去に
    アパレル業界で働いていた経験があるんじゃないかと思ってしまうほど
    仕事についての詳しい描写が多く、説得力のあるストーリーに仕上がってると思います。
    読んでるこっちが「へー、そうなんだ」と勉強になるぐらい。

    だけどまぁ…少なくとも、気軽に読めるBLって感じではないと思いました。
    攻めの「これ絶対惚れてるよね(笑)」って思わせるような、受けに対する
    ちょっとしたアプローチはちょこちょことありますが、それでも全体で見れば
    BL度とエロ度はかなり低め(終盤にちょこっとあるぐらい?)で、
    とにかく仕事を中心とした真面目なお話といった印象でした。

    それでも最初の方、若手が古参に物申すぐらいのところまでは
    なかなか面白いと思ったのですが、なんせ個性的な脇役が4人も居るせいで
    受けの影の薄さが目立つのなんの。地味過ぎて印象に残らないよこれじゃあ…(笑)
    何て言うか、決して悪くないんだけど、色んな物を詰め込み過ぎてて
    最終的に読むのが疲れるというか。全編に渡って仕事仕事で真面目過ぎるのと、
    ラブ度が少ないのも相俟って私にはちょっと合わなかった、かな…っていう。

    あ、でも正夢オチはちょっぴり感動しました(笑)

  • 絵師さん買い。榊さんは何度もチャレンジして駄目だった作家さんだけど、これは朝南さんのイラストのおかげか最後まで読めた。丁寧なのと設定は良かったけど最後の方、無理やり終わった感あり…ていうか理央との誤解も完全には解けていないと思ってたのに回収せずに合意H?タイトルもビミョー。★1つ朝南さんオマケ

  • アパレル業界モノ。会社更正法を申請した老舗ブランドにCEOとしてやってきた野津。その傍若無人な俺様経営にうんざりしながらも、若手の意見を取り入れてくれることに波尾は少しづつ期待を持って彼と接するように。
    いつしか過去の記憶の中に彼がいることを思い出し・・・・
    なんかねー、これまた恋愛に発展するまでがなかなかにうっとおしくて最後の最後まであんまりそれらしくならないとゆー。
    じれったいってのもあるけど、基本会社のことの方がメインで描かれちゃってこれって一応恋愛すんだよねーって感じになるのだけど。いや、もちろんそういう傾向にはあるけどハッキリしない・・・。

  • 榊花月さん、初読みです。
    倒産寸前のアパレル会社を再生する為、CEOとしてやってきた経済界に君臨する敏腕エコノミスト野津。
    部下として懸命に再生に向け尽力している波尾は初めて会った時から執拗な視線をCEOから受ける。
    強引で有無を言わさない絶対的な存在の野津の周囲には不穏な波風が立つ。
    ある時背後から旋毛に口付けをされ、波尾は心が乱れる。
    突然の事にワケが分からない。
    旋毛が普通と違うのにはあるわけがあった。
    子供の頃に巻き込まれた事件が。
    この二人の関係性が深まっていくのが作品の半分を過ぎた辺りでしたので、途中大分くたびれてまいりました。
    こういうジャンルの本ですから、前置きはもう少し短くて良いのでもう少しテンポよく二人の繋がりに入って頂きたかった。
    2012年1月7日に逝去された朝南先生のイラストですから心して読みましたけれど。
    先生の描かれる人物は勿論ですが、その唇そして足は大変美しいと思います。

  • アバンギャルド

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著者プロフィール

3月17日生まれ。千葉県在住。
1995年白泉社より『抱きしめたい』で単行本デビュー。
近著に『気に食わない友人』(徳間書店)『片思いドロップワート』(幻冬舎コミックス)などがある。

「2013年 『有閑御曹司と恋の事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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