Meet, Again.(ミート・アゲイン) (ディアプラス文庫)
- 新書館 (2012年1月10日発売)
本棚登録 : 415人
感想 : 35件
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Amazon.co.jp ・本 (258ページ) / ISBN・EAN: 9784403522956
みんなの感想まとめ
繊細な心理描写とキャラクターの成長が魅力の作品で、登場人物の微妙な仕草やセリフから心の変化が感じ取れます。特に、壊れた攻めと強さを秘めた受けの関係性が丁寧に描かれ、BLの要素を持ちながらも一般文芸とし...
感想・レビュー・書評
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一穂ミチ先生の作品再読
10年前の作品ですが上手いなぁ…と
繊細な心理描写にモヤモヤドキドキ
ほんのちょっとの仕草、セリフ、数行の描写で
栫が変わって行くのが分かる…
《あとがきにかえて》
毎作品にありますが…
何気にコレが楽しみです!
毎回グワッと心掴まれます(u_u)
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一穂ミチさん、実在する固有名詞や小物をモチーフに使いながら、その時代のリアルな世界を鮮やかに描く人だと思うのですが、この作品だけはちょっと異質で、オカルトというか、ファンタジーっぽい要素が入ってる不思議な話です。
嵐と栫の関係に恋愛的な甘さがほぼないのですが、そこらの恋人に負けないくらいお互い相手の理解度が半端なくて、ある意味感動します。
栫の酷い言葉で傷つけられても、まともな人間関係を築けない、いろんなものが欠けている栫のために涙を流してしまう。嵐の考え方や優しさに切なくなります。
栫は客観的にみて壊れている人なんですが、それでも、過去の自分の言動に後悔し罪悪感に囚われて苦しんでいた嵐を救ったのは、間違いなく栫なんですよね。
テーマは重めだし、栫の言動も容赦ないのですが、二人の会話は軽やかに交わされるし、嵐がウジウジしてないので、私は読んでいてそんなにしんどさは感じませんでした。
愛とか恋とかの選択肢を無視しているというよりはなから抜け落ちているようだった栫に、
「あなたが確実に存在する世界なら、まあ、起きてもいいかと思った」
とまで言わせてしまう嵐って凄いなあと。
これって栫は嵐が居なければ生きてないってことで。好きっていう感情を向けられるより、重い言葉じゃないか?というか。
多分最後まで恋人になってない気がするし(しかし身体の関係はある……)、誰もが分かりやすいハッピーエンドではないのだけれど、お互い相手が特別な存在になっていることは間違いないと思う訳で。
一穂ミチさんの作品の中では、不人気作のようなんですが(多分栫のキャラ設定が原因?)私は二人の関係性、凄く好きです。
続編が書かれることはもうないと思いますが、一穂さんのファンブック「long hello」とnoteに、その後の二人の小話が掲載されてます。
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『雪よ林檎の香のごとく』に出てきた栫くんのおはなし。壊れてしまった攻めとピュアで、でもピュアなだけじゃない強さと痛みを知ってる受け。ハッピーエンドとは言えないけれど、この二人でしかありえない特殊な関係性を丁寧に描いてる。BL的な萌えもありつつ一般文芸にも通じそうな空気感で、一穂ミチという作家の独自性をあますところなく味わうことができる。傑作。
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人気作のスピンオフ。うーん、私には難解すぎたのかも。
とにかく互いが恋に落ちる心の動きが理解できなかったのが大きな敗因。キャラクターはいいんだけどね…。一穂さんは大好きな作家さんなんだけど、私的に合う合わない話があるので残念だったな。 -
一穂さんのデビュー作である作品のその後のおはなし。
※主人公の志緒がちょいちょい出てきます。
読み終えてから、ふふふ…と笑ってしまった。
あまりにもわからなすぎて、いろいろと。
理解・共感・納得、ただのひとつもできないままだったのに
文章がサラサラとした砂みたいで、気付けば読み終えていたという。。
なんだろう、この感じ。
重苦しさが後からじわじわ効いてきそうな・・・
<関連作品>
『雪よ林檎の香のごとく』 -
久しぶりに読む一穂さん。なんというか静かに押し寄せてくる感じ? スピンオフなのに気づかずに本編より先に読んでしまったこともあるかもしれないが、主人公たちの性格や関係性がいまいちよく掴みきれなくて、深く理解ができないまま終わってしまった。本来本編なしでもスピンオフだけでも十分に楽しめた作品かもしれないが、私にはちょっと情報量が少なかったようだ。もう少し彼らのまわりの背景が見えていたら理解が深まったのかもしれない。
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【読んでよかった】
[雪よ林檎の香のごとく]に続く今作。レビューに“少し暗い内容”とあったので覚悟して読みました。
結果、読んでよかったです。
前作でも独特な存在感が溢れていた栫。人の嫌なこと(普通じゃやらないこと)を悪びれた様子もなく淡々とやってしまう敵にはしたくない奴。というのが栫の印象でしたが、読了後は元の印象は変わらないですが「もしかして悪いとも相手を陥れようとも思ってないのでは」と感じられる要素がちょこちょこ散りばめられていた気がします。
“欠如”
今作を言い表すとしたらその2文字かなと思います。 -
2021/03/26-03/29
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正直言ったら不満ですねー。
分量が足りない気がしますねー。
もっとカコイを好きになって本を閉じたかったんですよ。
未満でした。。。
一穂さんの比喩多用が今回は気になってしまったの。
『雪よ~』はそう思わなかったのになあ。 -
終わってすぐに、何だろう…と感想がでてこずに悩む。
1回読んだだけでは消化できない、できてない感じ
栫について、栫と出会ったことで変化した嵐について、それぞれ考えたくなるような話
最後の最後で関係が交わった二人。
次は二人の続きを見てみたいな。
ウェル ミート アゲインの歌詞を聞いたシーンでは泣きそうになりました -
栫の物語。幸せになれそうで嬉しい……
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重い話なのが分かっていたのでずっと積んでいた本。ようやく読了。最後の最後でようやく僅かに光がさした感じ。個人的にはもっと甘さが欲しかった!
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栫が怖すぎた(笑)外見は完璧かもしれないけど内側が破綻しすぎてやばい。
嵐が栫に引きずられて変わっていくのが哀しかったけど、結果、栫が人間らしくなった?のなら救われる。 -
またあいましょう。 そしてあいさつをする こんにちは。
難解な栫の難解な部分がスッパリキッパリ見えて、嵐と幸せになってめでたしめでたし……などということは全くなくて!!!wwww
難解なままでした。
それでも、ラストにちょっとだけ光が見えたのかな、栫にも嵐にも読者にも……これを余韻と呼ぶか、物足りないと感じるかは……
著者プロフィール
一穂ミチの作品
