スイート×リスイート (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
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本棚登録 : 99
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403522994

感想・レビュー・書評

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  • トラウマで男性恐怖症の受けが、幼馴染と再会して恋に落ちるストーリー。

    何より、弟視点のSSで涙しそうになった!!
    ☆4.1

  • 弟視点のショートが良かった。本編でももう少し出番あったらよかったのに…。

  • トラウマが大きく甘くないお話。
    金さんの絵と最後の弟目線のお話が良くて★4です。

  • 最初の話は駆け足な印象でしたが、ふたつめの話で「トラウマがそんなかんたんに治らないよね」ってのをきちんと書いてあって好印象でした。
    瑞希がトラウマを克服しようとがんばるところが健気。
    矢波は懐が深くて読んでても安心できました。

    弟視点のお話はウルッときました。とっても素敵でいいお話でした。

  • 瑞希も矢波も良いが、瑞希の弟の翼がとても気になる…!

  • 男性恐怖症の瑞希が、矢波に気を許すのが早すぎてフイタw
    やっぱ、そこは要だと思うんで、もうちょい苦しんでる様を
    読みたかったかもw
    まぁ、雑誌掲載後続きを書いたらしいのでしょうがないんだけど
    後半の部分と前半が混ざってればよい感じだった。

  • 甘くてほんわかするストーリーで癒されました。
    受は、甘いものと大きな男性に異常な嫌悪感ができるほどの重いトラウマを抱えています。どうかすると、どんよりした作品になってしまいそうですが、それをうまく胸キュンな方向へと引っ張っています。

    初恋の男の子との再会もの。それもかわいいエピソードになってます。
    幼稚園児だった瑞希の初恋は、お隣の小学生「ごうくん」。ごうくんは、いつも手作りのおいしいお菓子をくれるやさしくてかわいい少年。でも、結婚しようと指きりで約束までしたのに、彼の家の突然の引越しで離れ離れになることに。

    二十歳になった瑞希は、その「ごうくん」と再会を果たすことになるわけですが、歳月は二人を変えてしまっていたのでした。
    そこから始まる甘い甘いラブストーリーです。そして、ちょっとほろ苦い。

    瑞希のトラウマはかなり深刻。下手するともっと根深いものになりそうです。そんな瑞希に、どう矢波が接していき、関わっていくのか、とても気になり興味深かったところです。
    そして、瑞希もそんな矢波に助けられ、どうトラウマに立ち向かっていくのかと心配しました。
    矢波がとてもいい攻でした。彼なら大丈夫と思わせる優しさがあります。例えトラウマが根本的に克服できなくても、矢波の支えがあればこの先何かあれば守ってもらえるんじゃないかと思わせます。幼少の頃は「守ってあげる」と言っていた相手に、守られてしまう立場に逆転するのも、非常に萌えるポイント。

    瑞希が甘いもの平気になったと公言したのには早計かもと、一瞬不安になりましたが、そこのところをうまくまとめたのが書き下ろしの「スイート×スイート」でした。たとえ完全に治らなくても、だめなものをだめだと正直に打ち明けられる相手を得て、心が穏やかになる瑞希。
    いい方向へきちんと向かっているのが理解できる話です。
    その後の弟視点のSSも家族の温かさが伝わってきてほのぼのできました。

    難を言えば、トラウマが心配で、あまりHシーンにのめり込めなかったことでしょうか。いちゃいちゃラブラブシーンまでは甘くてよかったけど、生々しいことになると大丈夫か!?とあれこれ考えすぎて、急に醒めてしまった。

  • 良かったです! 前半のラストはなんかちょっと急ぎ足で唐突な展開でしたけれど、受けの瑞希がすごく頑張っている所が好感もてました。 書き下ろしは、グルグル悩んでいたみたいですが、かなり大事にされて甘めのテイストで気に入りました。なにより一番良くてウルってきたのがラストの弟視点のお話!! 兄が少しずつ治っていく過程を嬉しい気持ちで見守っている家族やあの父親のくだりのところは思わずブわっと涙が滲みました。そして弟からみた二人の甘さがなにより良かったかな♪

  • 再会、トラウマもの…でしょうか

    主人公が、とてもチャーミングです
    私的には、3話目の弟視点でのお話が秀逸だと思いました

    甘いものが苦手・年の差・金さん挿絵ということで菱沢さんの
    「好きって100回言ってみな」を思い出しました…(笑)

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