- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403523427
作品紹介・あらすじ
東京湾に浮かぶ日本初の公営カジノNew Marina Bay。都の広報職員として出向している逸は、ディーラーの一哉とは家族同然の従兄弟同士。けれどここ数年、顔を合わせれば言い争いばかりで、どう接していいのかわからない。自分と母を置いて世界中のカジノを飛び回っている父への反発もあり、父と同じ道を選んだ一哉に対してどうしても素顔になれない逸だけど…?全てを賭けた、一世一代の恋の大勝負開幕。
感想・レビュー・書評
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逸は日本初の公営カジノへ都の広報職員として出向している。ディーラーの一哉とは家族同然の従兄弟同士。
けれどここ数年、顔を合わせれば言い争いばかりで…。
父親と一哉の関係とか色々と複雑な気持ちがあり素直になれない逸。
一哉が逸をどう思っているのかが分からず戸惑いながらも告白して上手くいくかと思いきやの展開が良かった。
逸の思い切りの良さがカッコよくて。
2作目では母親の本心が分かるのと強さが気持ちよかった。
全く賭け事分からない私なので勝負のシーンは理解出来なかったけど楽しく読めから良かったかなと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カジノむずかしい
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【ルールを知っている方が楽しめるかも】
カジノが舞台の従兄弟BL。通常シーンは普通に楽しめましたが、カジノシーンになると話は別。ルールは文中にもありますが申し訳ない程度で、それだけではゲームを思い浮かべることが出来ず置いてけぼりをくらうことに。好き嫌いで判断は出来なかったので★は3つにしました。再読するかと問われると悩ましいです。 -
このシリーズむちゃくちゃスキ。個人的に一哉が好き。早く新装版にしておくれ…。
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2021/01/26-01/28
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一穂さんお得意のお仕事BL。今回はカジノ、ポーカーに人生を賭ける男たち…って感じかな。
面白かったけど、何故かあまり入り込めず( ・ω・) 一哉と逸の対決や最後のラスボス(違う)との大勝負とか…かなりスリリングで面白かったけど、なんだか二人の関係性にモヤモヤしてずっと引っ掛かっていた。
別に従兄弟だろうと兄弟だろうと構わないんだけど、二人の間にある父親の存在がスゴく邪魔で!ああいう人間は結婚しちゃいけない人種だと思ってるので、その存在に傷付いたり期待したりする逸と、諦めに似た状態になってる奥さんが気の毒で…。本人たちはもうそれで良いのかも知れないけど、個人的に嫌だったんだな。無視できない存在感の父親が(その人が発端な話でもあるし )、個人的に受け入れられなくて入り込めなかったのが敗因だなぁ(泣)
他は、意地っ張りだけど基本ラブラブな二人だし、ガキっぽさが抜けないガツガツした一哉と素直になりきれない逸は良いカップルだと思う。エロも多目で楽しかった♪
トータルで残念さは否めないけど、スピンオフも出てるのでそっちも読んでみたい。 -
キャラも背景もいいんだけど、残念ながら上手くのれなかった。従兄弟兼義兄弟というのも設定としてはとてもおいしいのに、どうしてだろう。賭け事に興味がないのも一因なのか。
挿絵も良かったし内容も別に悪くはなかった。これといってないところが原因なのかもしれません。 -
舞台がカジノだからか、筋書きもちょっと非日常的な感じ。