世界のまんなか イエスかノーか半分か 2 (ディアプラス文庫)

  • 新書館 (2015年6月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (242ページ) / ISBN・EAN: 9784403523779

みんなの感想まとめ

仕事の悩みや人間関係の葛藤を描いた本作は、前作から一歩進んで、より深い感情とユーモアが交錯します。主人公たちの関係がギクシャクしながらも、互いを思いやる姿勢が切なさを生み出し、特にラストの印象的なシー...

感想・レビュー・書評

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  • イエスかノーか半分かの続編です。
    シリーズ1作目は助走で、本作からがっつり面白くなります。今作はアナウンサーの計が、仕事について悩むことに。2人の関係がギクシャクし、更なる悲劇が起きてしまいます。お互い大切に思っているのに、相手を傷つけてしまう言動や行動が切ない。ですが、ラストの壁ドンがすべて払拭してくれます。
    所々、一穂ミチさんらしい表現がグッときます。
    今作のグッとフレーズは、"世界をちいさくちいさく区切るように腕で囲いをつくって、そのまんなかにふたりきりで。”
    もう最後まで読むしかない。

  • シリーズ第2巻
    1巻より面白かったです。
    「面白い!」だったのが「面白い!!!!!」になった感じ。

    ギャグでもこんなに素晴らしい文章が書ける一穂先生、恐ろしや...
    数ページに1回は爆笑でした。
    笑いすぎて涙が出るシーンもあったり。

    かつ、国江田計の仕事に対する思いなどなどゴリゴリ深掘りされていて、シリアス成分も絶妙に入れてきたりしていて唸りました。

  • 最後の展開がちょっと、都合良すぎなのがいただけなかったのですが、あの壁ドン展開は流石でございました。

    仕事に一生懸命なのがいいんだよねぇ。

    2026.2.14
    31

  • 「イエスかノーか半分か」の2巻目。

    人気アナウンサーの国江田計と、クレイアニメ映像作家の都築潮は
    お互いの家を行ったり来たりしながらお付き合いを続けている。

    計の番組「ザニュース」の裏番組として「ニュースメント」という番組が始まった。
    司会進行のサブとして木崎というタレントが起用された。
    が、この木崎がアナウンサーばりに活舌と声がよく、計はびっくりする。

    どうやら木崎は小さいころからアナウンサー希望で計の局を受けたが落ちたらしい。
    それも、計と同じ年。
    計は裏方志望で受験し、社長に「アナウンサーになれ」と言われてなったくち。
    夢とかじゃない「やれ」といわれてやり始めただけ。
    もしかして、木崎は自分に恨みをもって裏番組のニュースにでているのかもしれない。

    そもそも、自分はアナウンサーになった経緯が不純かもしれない。
    すごく罪悪感を感じる。

    「ニュースメント」で潮のスタジオに木崎が取材にきた。
    まぁまぁしっかりと密着で、当然その間は会いに行けない。
    なのに木崎は潮と会ってて・・・
    ってやきもちも焼いちゃう。

    計の上司の設楽は、「当分スタジオよりロケを優先して」と言い出した。
    計はいう事を聞いてくれないカメラマンたちのクルーでロケに出る。
    街頭インタビューをやっても断られる。
    カメラマンには怒られ、インタビューもまともにできず。
    それでも必死で食らいつく。

    毎日へとへとになって帰る日々。

    そんな中「ニュースメント」の密着でそのスタッフたちと(木崎を含む)、旅行に行ったことをしる。
    後輩で潮の事もしっている竜樹に頼んでホテルを聞き出してもらう。
    ちょうどようやくのオフをもらった計はそのホテルに向かう。

    って話。
    イチャイチャしつつ、喧嘩もしつつ、まぁ、仲良しなんだろうねぇ・・って二人。

    ラストほんの少しだけ、記憶喪失ネタがあったんですが、
    あれはいらん。ってかもう、好きな人だけ忘れるっていう記憶喪失ネタはお腹いっぱいです。なんでウマイコトそこだけ抜けるかね?
    逆にその人の事しか考えてないんだから、それ以外をわすれる記憶喪失ってないんけね?

  • 続編もとても面白かったです。好きでやっている人に対する罪悪感、みたいなものに悩んでいる姿がいじらしくて、そういうあなたも仕事大好きだよ!と言ってあげたくなりました。潮が言ってくれたけれど。
    後半の記憶喪失は驚きましたがとてもよかったです!記憶を失っても計はやっぱり潮のことを好きになるんだなと思ったり。壁ドンの回収も素晴らしくて、まさに十点満点の二万点でした。

  • 一穂ミチ 芸能 シリーズもの Dear+文庫/新書館 竹美家らら コミカライズあり スピンあり イエスノーシリーズ 続刊あり 社会人同士

  • 記憶喪失簡単に治り過ぎ

  • 読了。今回も悶えながら読んでました。

  • 今回、国江田さんがんばった。ほんと素直じゃないし、めんどくさいし、色々苦しかったけど、ちゃんと自分で立て直したし。仕事する男はかっこいい。
    そして、潮は本当に懐が深すぎるなぁ〜。
    それにしても、皆川くん、いいな、かるくて。計と潮って、ちょっと重め?暗め?だし。

    で、後半のなんだろ、あれ。そういう展開、くると思わなかったから、え〜ってなったけど、潮の想いが伝わって必要だったのかな、と思う。静かに大らかに計を包み込んでる印象だったけど、焦りみたいなものが見えて単純に恋をしている人なんだな、と感じることができたし。
    壁ドンも、気になってたから、回収してくれて良かった〜♡

  • イエスかノーか半分かシリーズの2作目。
    1作目が素晴らしいと2作目はどうしてもそれより落ちるよね~というのが定説だけどそれをいい方向に裏切ってくれた。
    計の不器用さというか面倒くささが炸裂。
    はずみで就いてしまったアナウンサー業に対して悩み(本人その意識なし)、成長(本人その意識なし)する様子がなんとなーく流れるように描かれる。

  • 斜め45°からの気持ちのいい伏線回収

  • 2020/10/25

  • 器用そうに見えて、ぐるぐると考え込んでしまう計。自分には関係ないと思いつつも、裏番組のことや、出演者のことが気になって仕方がないのがよく分かって、ちょっと可愛く見えた。いっぱいいっぱいになって、潮に八つ当たりして後悔するところも。そんな計のことを可愛いと思って甘やかそうとする潮。意地っ張りだから、中々素直に喜ばないけれど、内心嬉しくて仕方がないんだろうな。と想像して、楽しくなった。

  • 読書仲間からお借りした本。

    裏表の超激しいアナウンサー国江田と
    懐の広いクレイアニメ作家の都築、
    出会って1年お付き合いも順調。
    そんな時、
    国江田をライバル視する裏番組の木崎了が現れる。
    最初は気にしていなかったが
    『やりたいこと』がなく
    成り行きでアナウンサーになった国江田は
    木崎を意識するあまり…
    葛藤や都築とのすれ違い。

    温泉での仲直りの後の出来事で
    国江田がまさかの記憶喪失!!

    裏表全部をひっくるめて好きになった都築だからね…
    心中察するよ。
    でもちゃんと自分の居場所に帰れた国江田。
    これぞ王道のBL( ´艸`)

  • 映像作家・潮×アナウンサー・計の2巻目
    正直、1巻の方がそりゃ馴れ初め編なので面白かったですけども。こちらももちろん面白いです。
    もちろん2巻目なのでいろいろ不穏なことが起こるのです。そして仲直りのパターンです。
    今回は仕事上のライバル登場!?でプライベートもちょっとモヤモヤしちゃってというお話。

  • 「イエスかノーか半分か」の続編。
    今回も掛け合いがテンポよく進みおもしろかったです。今回は計がちょっとお仕事に迷って自分を見失いかけて追い詰められてます。全然迷う必要はないと思うんだけど気にして調子崩しちゃうのが計らしいとも。そして潮のおおらかさにまたジーンとしちゃいます。火事中継のシーンは緊迫感があって鳥肌が立ちました。
    ここに来て記憶喪失?と思ったんだけど、きれいな国江田さんがまっすぐに潮に迫るのはそそりました。でもその後にはもっとやられた〜! 壁ドンここに持ってくるか。上手いな〜ホント。
    脇の皆さんも変わらないキャラの強さで楽しかった。錦戸さんもよかったなー。
    今回のイラストもとっても素敵でした。

  • あーーーー計はかわいい!本当にかわいい!ただそれしか出てこない!というくらい、計が可愛かったです。
    前作も可愛かったですが、五割増し、いや、六割増しくらいで更に可愛くなっています。
    一生懸命で真面目で器用で努力家で、でも素直になれなくて器用なんだけど不器用、肩の力を抜いて上手く生きられない美人さん。
    そんな計を放っておけなくて可愛くて、からかいながらそっと見守る潮。
    テンポがよくて、でもハラハラする前作の良さを殺していない展開と文章がとても良いです。
    恐らく麻生さんと木崎のスピンオフが来るのだろうけど、計と潮の話もこれからずっと続いてほしいなあ。

  • 計の性格とかあーわかるなーと感じながら読んで、潮の人間の完成度が逆に人間っぽくないなとぼんやり思いました。了とそうちゃんのスピンオフが読みたい。

  • 前作に引き続き面白い。新キャラもしくは皆川くんのスピンオフがあったらいいのになぁ。

  • 潮✕計の続編です。勢い衰えずの二面性ガッツリな計が本当に可愛いです。悩んでいても落ち込んでいても計は計のままで凄いなって思うし、潮も相変わらずいい男だった♪ そしてこんなラストの方にこんなネタきて大丈夫なのか?と思ったけど、潮の気持ちがしっかり感じる事ができるてよかったかな。壁ドンのセリフにはやられましたね。綺麗な国江田さんも好きですよ… とても面白かった!

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著者プロフィール

2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。

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