- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403523885
作品紹介・あらすじ
買収予定のボロアパートに偵察と称して部屋を借りた槻島。深夜、部屋の壁に穴があるのに気付き覗いてみれば、隣人は男性で好みの容姿だった。男が自慰を始め、槻島は目が離せなくなる。その男こそ、売却を渋っている管理人の永沼だった。翌朝改めて顔を合わせた永沼は今時珍しいくらい実直な性格で、夜と昼、両方の彼に興味をひかれてゆく槻島だが…?ツンデレ社長と誠実なアパート管理人の、運命を変える恋。
感想・レビュー・書評
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表紙でどっちが受かわからなかったのですが、攻x攻だったようなので許容できる方向け。リバはないけど受の攻経験も許容できる方向け。
この作者さんの不器用なキャラが好きです。
今作の受はさらにちょっと変態じみてましたが…。
続編は途中ちょっと気の毒な女性がいたような気がしなくもないので、反撃が怖いですが。まあ、二人お幸せに。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初、性格も言葉遣いも悪い槻島ですが、
いろいろな事情が分かってくると同情の余地もあるかと。
そんな槻島も恋をして可愛げが出てきました。
実直な永沼に愛されて少しは心が潤ってくるといいなぁと思います、
相変わらずツンデレだけど、ベッドでは素直なようなので・・・(流されているだけ?! 笑)
秘書の情報網の凄さ、ふたりの少しずつ分かる思いや事情など
とても面白い展開で最後まで一気に読みました。
おもしろかったです。 -
なかなか面白かった。
偽悪的な受けがすごく新鮮だし、真面目で鈍感な攻めとの取り合わせが面白い。
最後ほっこりするエンドも良かった。
エロシーンも好み。 -
今まで自分がノンケだと思っていたツン受(ハイスペックな若社長)が思いがけず買収予定のボロアパートに住むことになり、自慰を覗いたことで隣の部屋の管理人の男が気になるようになる。
ごめんなさい、ツン受は苦手なので評価が辛く…!
ツン受が好きな人は良いと思う。管理人に惹かれて好意を自覚していく様子も自然だし、砂原さんの年下攻は相変わらずカッコいいし。ちょっとしたスパイス的存在の秘書さんもいい。本当に好みの問題なだけなので、申し訳ないです。 -
【電子書籍】3.5ぐらい
槻島さんがまさかの(笑)
中々いい性格してるけど、なんだかんだ槻島さんかわいいなー。永沼さんも男前だし、いいコンビ -
槻島の性格好きだな。秘書の樫谷気になり過ぎる。★3.5
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主人公は攻めかと思いきや、受けになってしまいましたwww
主人公も読者である私もビックリ(笑)
今にも朽ちそうな古いアパート(下宿?)が舞台なので、主人公は社長なのに、シチュエーションは貧乏くさい。
が、面白かったです。 -
雑誌で既読でしたが、書き下ろしがすごく気になってたので購入しました。
クールで非情な不動産グループ会社社長がボロアパートの朴訥な大家に想定外の恋煩いをしてしまうお話です。
♂×♂の取り合わせが志水ゆきセンセのイラストと素晴らしい相乗効果を上げていましたね~
社長の槻島がスーツの似合ういい大人なのに、最初は悪辣なことばかり口にしてて、超性格悪い…と思ってしまいました。でも、だんだんそれが強がりだとわかってくるともう胸キュンが止まらなくて!
だいぶ屈折してる様子が、ほっとけないというか抱きしめたくなります…大人のオトコなんですけどね。
意地っ張りで中坊とガチで喧嘩しちゃったり、子供っぽいんだけど、そこがかわいいです。しかも恥ずかしいほどツンデレ!!すごいツンデレ!
永沼はこちらもまた男らしく、鷹揚でやさしい気遣いにあふれた真面目な人物。
それでいて、槻島の精一杯のプライドを容赦無く叩き壊すところ…wめちゃくちゃステキでした!
ボロアパートが話の中心になっていて、そこに住んでる人々はもちろん、アパートの外観や桜の木、そして壁の穴wがストーリーの重要なポイントとなっています。
壁の穴って、なかなかヒワイですね。言葉の響きがたまらなく隠微です。
その小さな壁穴から、話が思いもかけぬ方向へと広がって思わずはっとさせるような展開でありながらも、心温まるものがあって、ストーリー作りの上手さが際立っていました。
笑いもあるけど、じーんとくるものもあって…
もちろん、エロ的にも砂原品質のHシーンで満足。恋心も色気もてんこ盛りです。ポイントは攻受の見極めですね。お互いにのぞいてるじゃん!みたいなのが微笑ましくてよかったです。
あと秘書の樫谷さんはタダモノではないです!